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森の里ホームズのブログ

森の里ホームズの更新情報と調べた内容をメインに発信します。

ウイルス抗体検査

2022-12-17 06:49:47 | 更新記録
ウイルス抗体検査のページを更新
 ウイルスに対する抗体(体の免疫応答によってウイルスや細菌等の異物を排除する働き)を持っているかを調べる検査です。

検査方法 原理 特徴
補体結合反応(CF) 抗原抗体複合体と結合した補体を感作血球の不溶血を指標として間接的に証明。 ・群特異性が高い
・比較的早期に抗体消失
・感染スクリーニング用
赤血球凝集抑制反応(HI) 赤血球凝集能をもつウイルスの場合、その凝集を抑制する抗体を証明。 ・型特異性が高い
・早期に抗体が上昇、持続する
蛍光抗体法(FA) 感染細胞中のウイルスと抗体との反応を蛍光標識抗体で証明。 ・抗体分画が可能
中和反応(NT) 活性ウイルスを抗体により中和させ、感染防御抗体を証明。 ・型特異性が高い
酵素免疫法(EIA) 固相化したウイルス抗原と抗体を反応させ、酵素標識抗体との反応により証明。 ・抗体分画が可能
・定量的データ
・他法に比して高感度
受身赤血球凝集反応(PHA) 固相化赤血球にウイルスを吸着させ、これに抗体を反応させ、凝集の有無により証明。 ・高感度
受身(粒子)凝集反応(PA) 固相化ゼラチン粒子にウイルスを吸着させ、これに抗体を反応させ、凝集の有無により証明。 ・PHAに比し非特異的凝集が少ない
ウエスタンブロット法(WB) 転写膜に分画された抗原タンパクのバンドと特異的に反応する抗体を検出。 ・特異性が高い
・確認試験

新型コロナウイルス抗体定性検査
一般的にIgM抗体が感染初期に現れ、比較的早い段階で消失します。
一方でIgG抗体は比較的遅い段階で現れ、長期間残ると言われています。

IgM抗体が陽性の場合:
過去1週間以内に感染した可能性が高いと考えられます。
IgG抗体が陽性の場合:
過去数ヶ月以内に感染した可能性があり、抗体がすでに出来上がっている状態と考えられます。
IgM抗体、IgG抗体ともに陽性だった場合:
現在進行形で感染している可能性が考えられます。

新型コロナウイルス抗体定量精密検査
ワクチン接種前の免疫状態(過去感染があったのか)の確認や、ワクチン接種後の免疫応答(ワクチン接種により抗体がついたのか)の確認検査となります。


ファイザー社から公表された有害事象(68)

2022-12-16 08:26:25 | 日記

ファイザー社の文書が裁判所命令で公開され、9ページにわたってmRNAワクチンで起こり得る有害事象(1291種)が挙げられており、mRNAワクチンの危険性を報告した論文は1300以上出ています。実例は、「コロナワクチン 副反応データベース検索」で見ることができますがごく一部しか載っていません。
有害事象の一部をgoogleで調べてみました。

(Page9-2)

◆舌アミロイドーシス
アミロイドーシスは線維構造を持つ特異な蛋白であるアミロイドが全身の各臓器に沈着することによって機能障害をきたす疾患で,その原因は不明である。アミロイド沈着部位は喉頭が多く,舌病変は全身性原発性あるいは骨髄腫合併アミロイドーシスによる巨舌または陰嚢舌として報告される例が多い。

◆舌を噛む
疲労やストレスによって口腔内に神経障害が起こり、歯と口の連動がうまくいかなくなることで、結果として頬の内側を噛んだり、噛むことが癖になったりする場合があります。 また、加齢により噛む回数や口を動かすことが少なくなり、口腔内の筋力が低下し、皮膚がたるむことでも頬を噛みやすくなってしまいます。

◆舌水腫
むくみの原因には心臓、腎臓などの内臓疾患、降圧剤などの薬、生活習慣や体質など、様々なものがありますが、これに加えて食いしばりや吸い付けるような癖(吸啜癖)などの口腔悪習癖も大きく影響します。

◆強直間代性運動 Tonic clonic movements
間代性痙攣間代性痙攣は、筋肉が収縮と弛緩を反復するもので、四肢は伸展と屈曲を繰り返します。 強直性痙攣強直性痙攣は、筋肉の収縮が持続し、緊張してこわばった状態になるため、四肢は強く伸展したまま、あるいは屈曲したままとなります。 このような、痙攣時の様子もアセスメントの手がかりとなります。

◆強直性痙攣 Tonic convulsion
強直性痙攣とは、全身あるいは一部の筋肉に生じる発作性の持続的な不随意収縮のことである。 痙攣はてんかん発作時に起こることが多い。 てんかん発作とは、慢性の脳の病気で、大脳の神経細胞が過剰に興奮するために、脳の症状(発作)が反復性(2回以上)に起こるものである。

◆強直姿勢 Tonic posturing
強直性脊椎炎(AS)は、徐々に脊椎の不撓性(運動制限)を招く炎症性・リウマチ性の疾患です。
脊椎が固まって(強直)しまった人は、一般人に比べて、 転倒や落下事故の際に脊椎骨折の危険性が高いため、転倒・落下には注意すべきである 

◆前頭回切除術 区域切除  Topectomy
前頭葉・頭頂葉・後頭葉などの皮質に比較的限局していると考えられるてんかん原性領域を切除する手術法です。

◆総胆汁酸増加 Total bile acids increased
胆汁酸は肝細胞においてコレステロールから生成され、胆汁を経て腸管内に排泄される。その大部分は腸管より再吸収され門脈を通り肝臓に達する極めて閉鎖的な腸肝循環を行っている。このため胆汁酸が大循環系に漏出する量は通常は極めて少なく、正常者における血清胆汁酸濃度は約10μmol/L以下である。胆汁酸濃度は主として腸管からの吸収と肝細胞における除去能により影響される。
 肝外胆管の閉塞や肝内胆汁うっ滞で胆汁排泄が溜ると、血中の総胆汁酸は増加する。

◆中毒性表皮壊死症 中毒性表皮壊死融解症 Toxic epidermal necrolysis
中毒性表皮壊死融解症は、全身が広範囲にわたり赤くなり、全身 の 10%以上にやけどのような水ぶくれ、皮ふのはがれ、ただれなど が認められ、高熱(38℃以上)、皮ふや口にできるぶつぶつ、目が赤 くなるなどの症状を伴う重症の皮膚障害です。

◆中毒性白質脳症 Toxic leukoencephalopathy
成人では,初発症状としてふらつき歩行が最も多く,物忘れ,構音障害,動作緩慢,異常行動などの神経症状を認める。 一方,MTXによる小児の亜急性中毒性白質脳症では,けいれんや片麻痺,失語などの脳卒中様症状が多かったと報告されている。

◆有毒油症候群  毒性油症候群 Toxic oil syndrome
L-トリプトファン製品による好酸球増多筋痛症候群(EMS)および変性ナタネ油による有毒油症候群(TOS)
汚染されたナタネ油が原因であると考えられています。そのサイズ、臨床状態の新規性、およびその病因の複雑さのために、それは独特でした。その最初の出現は肺疾患であり、異常な特徴を持っていましたが、症状は最初は肺感染症に似ていました。

◆気管閉塞 Tracheal obstruction
気道閉塞は、食事中に起こることがよくあります。成人の場合は、肉片による気道閉塞が最も多く、高齢者は餅、子どもはさまざまな食べ物が気道異物となります。また、意識がなくなると顎、頸、舌などの筋肉が緩み、舌の付け根(舌根)が気道に落ち込んで気道が狭められたり、塞がれたりします。更に、口の中に血液の塊や吐いた物などが喉に詰まり気道が塞がれることもあります。

◆気管水腫 Tracheal oedema
気道(空気の通り道)粘膜は、浮腫(むくみ)や分泌物の増加により荒れた状態になります。

◆気管支炎  Tracheobronchitis
気管支炎とは、気管と気管から枝分かれする気道(気管支)にウイルスや細菌が入り込み炎症を起こすことです。 インフルエンザウイルスやRSウイルスなどへの感染やマイコプラズマや百日咳菌といった細菌、ガスや微粒子などの刺激も原因になることがあります。

◆マイコプラズマ気管支炎  Tracheobronchitis mycoplasmal
マイコプラズマ感染症とは? マイコプラズマ ニューモニエという病原体(細菌とウイルスの中間の大きさと性質)が原因で気管支炎や肺炎などの呼吸器感染症を引き起こします。 肺炎の10~20%がマイコプラズマが原因によって起こると言われています。 発症年齢は5~14歳に多いと言われていますが、大人や乳幼児にも感染します。

◆ウイルス性気管支炎 Tracheobronchitis viral
気管支炎は冬に最も多く発生します。 ウイルス性気管支炎は、 インフルエンザウイルス 感染すると、発熱、鼻水、のどの痛み、せき、頭痛、筋肉痛、全身のだるさ(けん怠感)が生じます。 ウイルスは、感染者のせきやくしゃみで飛散した飛沫を吸い込んだり、感染者の鼻の分泌物に直接触れたりすることで感染します。


NLRP3

2022-12-16 07:34:33 | 更新記録
NLRP3のページを更新
 NLRP3 (Nucleotide-binding oligomerization domain-like receptor family, pyrin domain-containing 3)は、NLRP3インフラマソームの形成に関わり、抗腫瘍反応を増強させます。

NLRP3は、樹状細胞(DC)、単球、マクロファージ等の抗原提示細胞(APC)に発現するタンパク質です。
NLRP3は、自然免疫とT細胞のプライミングに重要なメディエーターであり、NLRP3インフラマソームの形成に関与しています。
NLRP3の発現は、プライミング相において、まず炎症性シグナルによって誘導されます。 特に、NLRP3の発現と活性化には、2つの異なる炎症性シグナルが必要となります。インフラマソームの完全な活性化は炎症部位に限定され、これは正常細胞の傷害が回避されることを示唆します。
アデノシン三リン酸(ATP)のような、がん細胞死の際に放出される因子はNLRP3インフラマソームの形成を誘発し、不活性であったIL-1βおよびIL-18が成熟した活性型に転換されます。
こうしたサイトカインは、NK細胞および細胞傷害性T細胞を活性化すると同時に、APCをプライミングし、これら主要なエフェクター細胞の動員と、抗腫瘍機能の増強をもたらします。

<出典:Wikipedia>

抗体は良いものだとはかぎりません

2022-12-15 08:38:44 | 日記

SNSや他の人の話を聞くと、相変わらずコロナワクチンで抗体が増えれば感染が防げると思っている方が多いようです。抗体には中和抗体という大切なものもありますが、身体に悪さをする抗体もありのです。中和抗体(良い抗体)であっても、抗体の下の部分で免疫を暴走させてしまうものもあるのです。

フェイスブックで本間真二郎さんがとても分かりやすく説明されています

抗体が体を害することがあることがわかってきました。
ウイルスを例に挙げて説明します。ウイルス感染、あるいはワクチン接種後にできる抗体には、以下の3種類があることになります。
・体を守る働きをする=「良い抗体」
・体に害を与えるもの=「悪い抗体」
・何の働きもしないもの
抗体を単純化して図に示すとY字形の様になり、枝分かれしている上半分と分かれていない下半分の2つの部分からなります(図1)


上の部分はウイルス(抗原)とくっつく部分、下の部分は免疫細胞(白血球)とくっつく部分で、この2つの部分はそれぞれ役割が異なります。下の部分は、上の部分がウイルスとくっついている場合だけ働くことも大切です。

また、ウイルスの細胞への感染を防ぐことを中和と言います。ウイルスとくっついて中和した抗体は、その後マクロファージに食べられて分解され、獲得免疫系に情報が伝えられます。原理的には中和抗体(良い抗体)であっても、抗体の下の部分で免疫を暴走させてしまうものもあると思われます。しかし、中和はウイルスが感染する前に働きますので、それが起こる前にウイルスを排除してしまうことがほとんどと思われます。

良い抗体は、上の部分でウイルスを「完全に」中和します。さらに、下の部分で免疫細胞にスイッチを入れて働かせることもできます。
ウイルスにくっついて、中和を「中途半端に」行う抗体や「全く行わない」抗体でも、下の部分は免疫細胞にスイッチを入れられるので、多くの場合は良い働きをします。


しかし、まれにこのスイッチが入った時、免疫を暴走させたり、自己免疫の原因になったりすることで体に害を与えることがあるのです。このような働きをする抗体が悪い抗体になります。

さらに、ウイルスが変異すると、抗体はもとのウイルスは完全に中和できても、変異した株はきちんと中和できなくなります。

つまり、古い株に対するワクチンでできた抗体は、初めは良い抗体であっても、時間とともに中和する力が低下して悪い抗体になることもあります。

自然感染ではスパイクタンパクだけではなく他のウイルスタンパクの部分にも抗体ができますので、悪い抗体自体ができにくいことに加え、より中和する能力が高い免疫もつきます。

感染症は自然感染による免疫に勝るものはないということです。

以上のように、ワクチン接種を繰り返すことにが悪い抗体を生み出しやすくするです。

悪い抗体が体に与える害を示します。

・血栓
・サイトカインストームなどの免疫の暴走
・慢性炎症
・ADE(抗体依存性増強) 以前の記事で解説しました
・自己免疫疾患
・アレルギー
・ADCC(抗体依存性細胞障害) 様々臓器障害
・・・

実際には、想定外のものも含めてここで書いた以上の害が起きていると思います。


ウイルス抗原検査

2022-12-15 07:08:13 | 更新記録
ウイルス抗原検査のページを更新
 抗原検査とは、検査したいウイルスの抗体を用いてウイルスが持つ特有のタンパク質(抗原)を検出する検査方法です。 今、その病気にかかっているかを検査するもので、少ない時間で結果が出ることから速やかに判断が必要な場合等に用いられることが多いです。
抗原検査の中でも抗原定性検査、抗原定量検査と2つの検査方法があります。

検査方法 原理 特徴
酵素免疫法(EIA) ウイルス抗原と特異抗体を反応させ、酵素反応により検出。特異抗体に直接酵素を標識して検出する直接法と二次抗体に酵素標識する間接法がある。 高感度
蛍光抗体法(FA) ウイルス抗原と特異抗体を反応させ、蛍光色素により検出。特異抗体に直接蛍光物質を標識して検出する直接法と二次抗体に蛍光物質を標識する間接法がある。 特異性が高い
遺伝子増幅法(PCR) 熱変性1本鎖DNAに目的のプライマー(特異的に増幅させたい領域の各DNA末端と相補的20~30塩基のDNA断片)を結合させ、DNAポリメラーゼによりDNA合成反応を行い、これを繰返す事により目的とするDNA配列を指数関数的に増幅。 高感度・特異性が高い
サザンブロットハイブリダイゼーション 制限酵素で消化した検体DNAをアガロース電気泳動で分画、変性させた1本鎖DNAをメンブランに転写後、標識プローブとハイブリダイゼーションさせ、目的遺伝子を検出。 DNAの量的、質的変化の異常を解析
液相(核酸)ハイブリダイゼーション 液相中で検体を溶菌処理し、遊離したrRNAと標識プローブをハイブリダイゼーションさせ、形成した2本鎖ハイブリッドを分離、目的遺伝子を検出。 病原体のrRNAを標的とし、直接菌体を検出
in situ ハイブリダイゼーション スライドグラス上で、細胞や染色体のDNA、あるいはrRNAと標識プローブをハイブリダイゼーションさせ、顕微鏡下で検出。 ウイルス感染細胞の確認・目的遺伝子の局在性を証明

*抗原検査は「感度(=本当にコロナにかかっている方を「陽性」と判定する力)」は高いものの、「特異度(=本当はコロナにかかっていない方を正しく「陰性」と判定する力)」は低いので、「抗原検査が陰性だからといって、新型コロナ感染症ではない」とは言い切れない。