
コロナ禍になってからというもの、メディアではやたらと「免疫」という言葉を使うようになっています。特に、コロナワクチン接種に関しては当初、「ワクチンを打てば、免疫がつきますから大丈夫」と一部の専門家たちは宣伝していたが、嘘だということが感染爆発でばれてしまいました。
しかし一方で、「ワクチンを打つと免疫能が低下して病気になりやすくなる」という考えも浸透してきています。ワクチンを打てば打つほど、免疫は低下する!
免疫のシステムは抗体だけでは語れない複雑なシステムです。以前東京大学医学部 免疫学准教授の新田 剛先生が免疫の複雑なシステムの話とワクチンの話を分かりやすく説明されていたので紹介しました。
今回は【長尾チャンネル】#18 コウモリはウイルスを抱いて空を飛ぶ?~「免疫」って何なん? ゲスト:新田剛さん(東京大学医学部 免疫学准教授)
https://live.nicovideo.jp/watch/lv342502736
で前半に無料で、新田剛先生のお話を無料で聞くことができます。
コウモリは、自然免疫を捨てて空をとべるようになったということです。
免疫応答を起こしにくい体質に進化したため、いろいろなウイルスを運ぶことができるようになったというお話です。
また、免疫のシステムの話で、マクロファージ(アメーバーみたいなもの)、樹状細胞、好中球、NK細胞などの自然免疫とヘルパーT細胞、キラーT細胞、B細胞などの獲得免疫の解説が分かりやすくされています。
中間にγδT細胞があります。粘膜にいる細胞で抗原提示細胞とは違う作用で免疫反応を起こします。
γδT細胞・・・粘膜組織に存在し血液やリンパ組織には少ない
MHCクラス1,2を認識しない
病原体に感染した細胞の代謝の変化を読み取るということで、
病原体のタンパク質のアミノ酸配列を認識するαβT細胞(ヘルパーやキラーなど)とは異なる働きがあるそうです。
γδT細胞はワクチンでは増えることはなく、風邪などになると増えるそうです。
免疫のシステムを正しく理解しましょう。
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