地理講義   

容量限界のため別ブログ「地理総合」に続く。https://blog.goo.ne.jp/morinoizumi777

30.中国の農業 機械化

2011年02月14日 | 地理講義
大都市に出稼ぎに行ってカネを貯めた農民は、農業機械を購入する。カネがあれば新型の新品、カネが不足ならば中古コンバインを買う。自分の農地の収穫作業を終えると、これからあとで収穫する農村に、コンバインで出かける。機械にも人間にも悪い強行軍である。集団出稼ぎである。この収入で、今度はワンランク上の農業機械を購入する。



かつてカマ一本で出稼ぎに出向いていたが、現在はトラクター部隊を編成して、中国全土の収穫に当たる。賃刈屋といわれることがある。しかし、農業機械は自動車のような耐久性はないし、安全性にも欠ける。労働者も長距離の移動で肉体的にはかなりの重労働である。




日本からは、kubotaをはじめ、多くの農業機械メーカーが進出をしている。
クボタによる中国の農業機械化解説

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。