二人だけの世界観な話

コブクロのシングル『君という名の翼／あなたへと続く道』をリピートアフタミーで聴いております（笑）
カップリングの『あなたへと続く道』は、周南のライブで初めて聴いて、涙が怒涛のようにこぼれ落ちたのを覚えてます（相方に言わせると嗚咽らしい…（笑））

コビィがこの曲を紹介する時に。
【誰にも分からない、二人だけの世界観がそこにはあるのかなぁって思います。】
って言ってました。
私はこの【二人だけの世界観】って言う言葉に涙が止まりませんでした。

大好きな人と私の世界観は、周りには余り理解されない位（笑）マニアックなものでした（笑）
好きな音楽が、恐ろしいくらい同じで、しかも、マニアック…（笑）
私達的には、マニアックではないと思うんだけど、Oiパンクがその頃好きだった二人。周りには、好きな人いませんでした…
初めて二人っきりで帰った日。
本通では、ストリートをしている人達が多くて、ふと音楽の話をしたところ…。
『まじ俺は、このドラムの人、ぶち尊敬しとんよ～。実は、あの人みたいなドラマーになりたいっていうか…。』
と、照れくさそうに言った彼の顔は、今でもはっきりと想い出せます。
その日を境に、彼は色々なＣＤやビデオ、ある時は、ツアーパンフまで貸してくれるようになりました
しかも、会社の茶封筒に、いかにも書類ですみたいな感じで、コピー室で渡してくれるのです。朝から渡された日には、あんた。いつもより１００倍の力で働けたもんです（笑）

そんな様子を周りは、冷めた目で見てたけどね
でもある時、Ｔさんだけは。
『盛子さんが来て、彼はすっごい嬉しいと思うよ～。だって今まで、あの人と対等に話が出来る人おらんかったもん。余りにもマニアックな音楽が好きじゃけん、僕等には分からん（笑）あんまり表情に出してないと思うけど、内心は喜んどるけん、安心しんさい』
って嬉しい励ましの言葉を言ってくれました。

『あなたへと続く道』を聴くと、必ずあの頃の彼と私の世界観が想い出されます。

今でも、相変わらず、昼食はサンドイッチだけで、ドラムの練習をしてますか？

あなたの今見ている景色は、どんな景色ですか？