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風待月

俳句で綴るなにげない日々

片隅で白菜漬を気にしをり

2011年12月09日 | 俳句


片隅で白菜漬を気にしをり

昨日の晩、それも真夜中。
思いついて白菜を漬けました。
数年前に漬けて、失敗して以来の再チャレンジ。
今年は白菜も塩もきちんと計量し、
しっかり重石ものせました。
キッチンの窓辺に置いてありますが
水があがってきたかと、四六時中そわそわしてしまいます。

炊きたての真っ白なごはんに白菜漬。
成功すれば、自家製は初めての体験になります。

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十二月午後四時半の暗き窓

2011年12月01日 | 俳句













寒い一日でした。
スーパーへ行き、肉屋のガラスケースの前で
「トリの挽肉200グラム、豚ロース300、オージービーフのロース肉を200、
それから豚挽肉も、」
当分買い物に出なくていいように、とまるで冬ごもりの準備。
こう寒いとガマンしていた暖房をつけ、
それでもこごえそうなほど寒く感じました。
午後四時半ころに窓を見ると、外はもう暗く
夜がそこまで来ているかのようでした。

*****

私は「窓」を詠むのが好きなんだなぁと
このごろわかってきました。
それと今日の句は動詞が一つもない句。
前から憧れていましたが、ついに一つできました。
というか、ムリに作った観もありますが(^-^;)

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父と呼び年賀欠礼状を書く

2011年11月30日 | 俳句













今年は春に夫の父が亡くなり
年賀状のかわりに喪中葉書です。
今朝ポストに出してきましたが、
ポストに葉書を落とすと、ドスンと思わぬ重い音がしました。

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つれづれに冬を占う窓の母

2011年11月29日 | 俳句













窓という四角い枠からのぞく外、
そして外から見える家の窓、私の好きな景色です。

ひと月ほど前、
ウンともスンとも浮かんでこなかった句が、
少しずつ言葉が出てくるようになりました。
今日の句は、朝からお天気で窓をあけると、
商店街のシャッターをあける音やバイクのエンジン音が響いてきて
「冬うらら窓をあければ町の音」と詠み、
「窓」と「音」から、そういえば、と
この季節母がよく「今年は雪が降るかしら」と
外を眺めながら言うのが思い浮かびました。
原句は「いくたびか冬を占う母の窓」
「いくたびか」を「つれづれに」、「母の窓」を「窓の母」に推敲しました。

冬を占う11月、雪待月という呼び方もあります。

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