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ひで@TO-LUCKY

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タイに思う・・・・(18)

2010年07月26日 21時34分08秒 | Thailand
今日はタイの暦でวันอาสาฬหบูชา(三宝節)、明日がวันเข้าพนรรษา(入安居)です。タイで重要な仏教行事のうちのひとつで、タイでは通常祝日になっています。

三宝節はお釈迦様が悟りを開いた日の7日後、初めて5人の弟子に仏法説き、仏・法・僧の三宝を完成させた日とされています。

入安居は雨季の期間に僧侶が寺にこもって修行に励む期間とされています。もともと僧侶は季節に関係なく仏教の布教のため年中旅をしていましたが、雨季の期間、農民が耕した田畑を僧侶が踏み荒らし植えたばかりの苗をだめにしてしまうため、この話を聞いたお釈迦さまが雨季の3ヶ月間、僧侶はお寺にとどまる規則を設け、この間僧侶はお寺の中で修行に励む規則ができました。これが入安居の始まりといわれています。
現在ではタイ国内でこの期間に合わせて、短期間の出家する人たちがたくさんいます。

で、この入安居の日に合わせてタイ国内でろうそく祭りが行われます。どうしてろうそくかというと、僧侶がお寺の中に修行を行う際明かりが必要になるいうことで、人々が入安居に合わせてろうそくをお寺に寄付したのが始まりです。現在では大きなろうそくや美しい彫刻を施したろうそくを競ってお寺に寄付しています。
タイでは昔はウボンラチャタニーのろうそく祭りがとても有名でした。
最近はナコンラチャシーマ(コラート)のろうそく祭りが有名みたいです。

そんなわけで、今回は1998年7月9日のウボンラチャタニーのろうそく祭りの写真をUPします。




三宝節の夜に行われたろうそく祭りの様子です。
タイ仏教で使うロウソクはなぜか黄色なんですが、めずらしく白いキャンドルです。細かな彫刻も施されていて、タイ人にも人気のあるフロートの一つで、照明に照らされてとても奇麗です。フロートをバックにいろんな人が記念写真を撮っています。
 夜でもまだ気温が高く、照明の熱のせいもあって、あたりにはロウのにおいが漂っています。



公園の中心に飾られているギネスブックに挑戦して世界一大きいと言われているロウソク。でも、大きさの表示がないので真相は不明。周囲のタイ人に聞いてみてみましたが、彼らも知らないとのこと。しかし、かなり大きい。ロウソクの周囲ではみんな思い思いに記念写真を撮っています。
 ロウソクの一番上には電球が灯かりがともりいかにもキャンドルらしい。



フロートの中には、東北美人を乗せてパレードするものもあります。当日は天候にも恵まれて結構暑くて、フロートの上に乗っている女性も、長い間待ったあとの行進なのでとても暑そうでしたが、それでもにこやかに座っています。
 ロウソクも日中の暑さで柔らかくなってきているので、噴霧器で水を掛けたりしています。



パレードではロウソクのフロートだけじゃなくて、それぞれの村ごとに趣向を凝らしたパレードが通っていきます。タイの古い物語をテーマに仮装したものやモーラムのリズムにのって、踊りがら行進するグループと、いろいろあってとても楽しいです。


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