急いでオーバーホールしてもらい、閉まり難かった蓋も直してもらいました。
これで新宿に向けてテンション大幅アップのモキタス。
最近懐中時計ばかりですけど、今日の1個はウォルサム銀の両蓋ケースでございます。
中蓋には「鴨緑江架橋記念 朝鮮総督府 明治44年12月」と彫られています。
12サイズでは珍しい1900年代初頭のもの。
シリアルナンバーからは明治41年(1908年)の製造と判ります。
機械はリバーサイドの19石。
こんなものが現存するんですねぇ・・・
ちなみにウィキペディアにはこう書かれています。
「鴨緑江橋梁」
☆鴨緑江橋梁は、韓国統監府の鉄道当局(のち朝鮮総督府鉄道局)によって1909年に着工、
1911年10月に完工。1911年11月1日に開通式を行って京義線と安奉線(南満州鉄道)との
接続を行った。この橋は全長944.2m、幅11mで、12連のトラス橋で構成され、中央部分が
横に90度回転する可動橋(旋回橋)であった(1934年3月に開閉を終了)。
☆朝鮮戦争中の1950年11月8日、アメリカ軍機の爆撃によって破壊され、
その後修復はなされなかった。
鴨緑江断橋と呼ばれて現在は観光用に整備されており、爆撃を受けた時のままの
先端の破断面を見ることができる。