余桃之罪、もしくは電光朝露

関西フィル、日本センチュリー、京都市交響楽団、大阪フィルの定期会員です。アイドルやら声優やら。妄想8割、信憑性皆無。

関西フィルハーモニー管弦楽団 第199回定期演奏会

2008年01月31日 | 関西フィルハーモニー管弦楽団
08.1.31(木)19:00 ザ・シンフォニーホール
関西フィルハーモニー管弦楽団 第199回定期演奏会
指揮&ヴィオラ独奏/ユーリ・バシュメット
曲目:
ハイドン/交響曲第44番ホ短調 Hob.I-44「悲しみ」
ホフマイスター/ヴィオラ協奏曲ニ長調
バッハ/無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007よりサラバンド(ヴィオラ版)(アンコール)
チャイコフスキー/交響曲第5番ホ短調 op.64

08シーズン開幕。なんと立ち見も出る満席。バシュメットだから仕方ないのか。幸先良いですなあ。
プレトークの通訳をゴギさんが買って出たが通訳の通訳が必要な有様でほほ笑ましかった。

ハイドン。ハイドンの交響曲の中でも大好きな作品なだけに関フィルさんのお粗末さが耳についた。弦はガサガサしてるしホルンは合わないし・・・。やらないほうが良かったのかも。
ホフマイスター。ヴィオラ弾かせたら世界一のおっさん(ブラームスとショスタコーヴィチのソナタは最高でしょ)だと分かっていても実際聴くと上手すぎて失笑。ヴァイオリンにもチェロにも変貌する音域と音量の凄さと完璧な抑揚。たまたまヴォラ弾きになっただけで、どんな楽器に運命付けられていても大家を成したに違いない音楽家に酔った。

チャイコフスキー。中間2楽章のやや濃い目の味付けを聴いて「ああロシアの音楽家だったね」と思い出したが、それ以外は至って普通な演奏。別の曲のほうが面白かったのかも知れない。常連指揮者陣とレパートリーがバッティングするけどもショスタコーヴィチなどが聞きたかったな・・・。

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