余桃之罪、もしくは電光朝露

関西フィル、日本センチュリー、京都市交響楽団、大阪フィルの定期会員です。アイドルやら声優やら。妄想8割、信憑性皆無。

京都市交響楽団 第508回定期演奏会

2008年01月25日 | 京都市交響楽団
08.1.25(金)19:00 京都コンサートホール 大ホール
京都市交響楽団 第508回定期演奏会
指揮/井上道義
コンマス/グレブ・ニキティン
曲目:
ハイドン/交響曲第6番二長調「朝」Hob.I-6
ハイドン/交響曲第7番ハ長調「昼」Hob.I-7
ハイドン/交響曲第8番ト長調「晩」Hob.I-8
ハイドン/交響曲第45番嬰ヘ短調「告別」Hob.I-45 より第4楽章(アンコール)

冬の京都なのでやはり底冷えする。
道義&京響。やはり客入りがよろしい。8割強は入っている。
アシコンに関フィルのソロ・コンマスに決定した岩谷君が座っている。
本日はハイドン(享保17年-文化6年)の朝昼晩三作。道義も言っていたが「夕」もあったらしいが喪われたらしい。

BGM的にかけることはあってもこういう機会でもない限りまずじっくりと聴かない作品だったが、さすがハイドンと言いたくなるような手の込んだ管弦楽の使い方が随所にあって飽きることが無かった。ニキティンさんと上村様のアンサンブル、井上道義らしい時にユーモラスで時にアグレッシブな音楽作りであっというまの1時間半。昼が終わると「お昼休みです!」と言いつつ舞台袖に消えて見せたりした指揮者はアンコールに「まあ井上ですから・・・(常任時代を思い出してか会場に笑いが起きる)演出的なこともしようかなと」と言うことでベタなアンコールだが告別の第4楽章。
譜面台に燭台を据えて演奏しつつ一人また一人と去ってゆく舞台上、フローランが去るときには指揮者自ら車椅子を推し進め、自らが去るときは「(4月25日の演奏会を念頭に)4月には戻ってまいります!」と一礼。

楽しい時間だった。ハイドンの初期作品も聴いていきたい。
次は31日。

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