余桃之罪、もしくは電光朝露

関西フィル、日本センチュリー、京都市交響楽団、大阪フィルの定期会員です。アイドルやら声優やら。妄想8割、信憑性皆無。

オービック・スペシャル・コンサート2009~コバケンのチャイコフスキー5番~

2009年06月10日 | 大阪フィルハーモニー交響楽団
09.6.10(水)19:00 ザ・シンフォニーホール
オービック・スペシャル・コンサート2009 ~コバケンのチャイコフスキー5番~
指 揮/小林研一郎
ヴァイオリン/瀬崎明日香
曲目:
チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.35
チャイコフスキー/交響曲第5番ホ短調op.64
アイルランド民謡/ダニー・ボーイ(アンコール)

唸り声にうなされてこよう・・・。
行ってきた。雨模様。梅雨入りらしい。
12年も続いているシリーズらしい。9割5分は入ってると思う。

チャイコン。
見目麗しい千住真理子予備軍(但し技量が5割り増し)みたいな印象。コンミスとかならありだと思う。少し前に聞いた南さんと似た感じで第2楽章は良かった。

休憩挟んでチャイ5。うねる弦楽器、吼える金管、打ち鳴らされるティンパニ。これがチャイコフスキーの第5交響曲かと訊かれたら少し困る。終楽章コーダの追い込みの激しさなど興奮するけども、晩年の朝比奈先生の巨大なスケール感を出してくる演奏を知っていると、こんなにジタバタドタバタする必要を感じない(朝比奈先生もドタバタしてた時期はあったけど)。コバケンのチャイ5とチラシにも大書してあったが、そういう作品だと思って前のめりに聞けば楽しいと思う。コバケンはチャイ5の録音をLP時代から沢山残している、どれもライブ感に溢れていて良いものだが、似たような演奏としてシャイー/ウィーンpoの演奏がある。シャイー27歳の録音。コバケン68歳がそれと大差ない演奏を今更やっているのが良いことかどうかは分からぬ。かといってコバケンが今後大化けするとも思えない。
オケはチャイコンでホルンが爽快感に満ちたミスをやった以外は、コバケン世界に概ね没入した良いノリで頑張っていた。心安い指揮者との関係が音にも現れていて余裕を感じるよね。
スピーチとコバケン定番アンコールで終わり。

16日の神尾真由子のチャイコン聴こうとチケまで用意してあったがとりあえず回避しようと思う。梅雨時期は偏頭痛が酷くていけない。

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