余桃之罪、もしくは電光朝露

関西フィル、日本センチュリー、京都市交響楽団、大阪フィルの定期会員です。アイドルやら声優やら。妄想8割、信憑性皆無。

PMFオーケストラ大阪公演2010

2010年08月03日 | その他のオケ
10.8.3(火)19:00 ザ・シンフォニーホール
PMFオーケストラ大阪公演
指揮/ファビオ・ルイジ(PMF芸術監督)
ピアノ/リーズ・ドゥ・ラ・サール
曲目:
ショパン/ピアノ協奏曲第2番ヘ短調op.21
バッハ/コラール前奏曲「主イエスキリスト、われ汝を呼ぶ」BWV.639(ブゾーニ編)
ブルックナー/交響曲第7番ホ長調

去年のMTTのマラ5も聴いたけど記事書かず。元気一杯のオケと健康美溢れる演奏だったけどMTTはもっと凄く濃いものが出せるはずなので。
パラパラと空席あり。9割以上入ってはいるけど、ブルックナーってそんなもんだから。

ショパン。
21歳のアリスに対してこちらは22歳のリーズ。見た目は老けて見えたが・・・。
ピアノは自己主張もそれなりにあって面白かった。指揮者はともかくオケが一部の奏者を除いて及び腰で協奏曲にはならず。

休憩挟んでブルックナー。
ヨッフムをさらに劇的にした感じ。大きなリタルダンドの頻発しつつ豊かに歌わせて見事に声のないオペラになっていた。これはブルックナーだっつーのに。
オケは助っ人で入ったピッツバーグ交響楽団のホルンがどえらい音で吹き散らかして痛快だった。センチュリーのドンナ・ドルソンを思い出す。内容はともかく臆すること無く音を出していかないと音楽は小さくなるばかりなのだ。
感動するところは微塵もなかったブルックナーだったが管弦楽の音響自体は堪能したのでよしとしたい。

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