余桃之罪、もしくは電光朝露

関西フィル、日本センチュリー、京都市交響楽団、大阪フィルの定期会員です。アイドルやら声優やら。妄想8割、信憑性皆無。

京都市交響楽団 第507回定期演奏会

2007年12月06日 | 京都市交響楽団
07.12.6(木)19:00 京都コンサートホール 大ホール
京都市交響楽団 第507回定期演奏会
指揮/矢崎彦太郎 
曲目:
ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲
プーランク/バレエ音楽「牝鹿」組曲
ドビュッシー/バレエ組曲「遊戯」
ラヴェル/「ダフニスとクロエ」第2組曲

寒い。
フランス音楽の司徒、矢崎彦太郎登場、フランス系に適性のある京響さんですから大いに期待したい。

客少ねーなー。5割ちょいじゃない?
牧神。京響が世界に誇る首席フルートの見事なソロと彦太郎の軟体動物のような軽やかにうねる指揮ぶりが良い。少しオケが重い気もしましたが、最初だから仕方ないかな。
プーランク。内容は本当にどうでもよい馬鹿みたいな作品だが、音楽の沸き立つような明るさと透明感のある物憂げな旋律がとても楽しい。トランペットが小気味良く光っていた。

休憩挟んで遊戯。
ずいぶん音楽的には評価されるべき作品だというのだけれど、何度聴いてもまったくつかみどころが無い。こうして実演に接してみてもやはり楽しめないままだった。悔しい。
ダフニス。大好きな作品(全曲はまだまだ聴き込めていないけど)。
朝の場面、チェロのゆったりとした響きなど空間が広がっていく様が素晴らしい。終曲はすこし張り切りすぎて雑然としかけた部分が出来たが、総じて木管陣の実力が大いに発揮されて楽しんだ。

これで客入りが良ければいいのだが。
次は明日。

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