余桃之罪、もしくは電光朝露

関西フィル、日本センチュリー、京都市交響楽団、大阪フィルの定期会員です。アイドルやら声優やら。妄想8割、信憑性皆無。

関西フィルハーモニー管弦楽団 第213回定期演奏会 [愛と生命力]

2009年07月15日 | 関西フィルハーモニー管弦楽団
09.7.15(水)19:00 ザ・シンフォニーホール
関西フィルハーモニー管弦楽団 第213回定期演奏会 [愛と生命力]
指揮/飯守泰次郎
コンマス/岩谷祐之
曲目:(18:40より飯守泰次郎によるプレトーク)
スメタナ/連作交響詩「わが祖国」全曲
「ヴィシェフラド」、「ヴルタヴァ」、「シャールカ」、「ボヘミアの森と草原から」、「ターボル」、「ブラニーク」

15.July.2009 19:00p.m.The Symphony Hall
Kansai Philharmonic Orchestra 213rd SubscriptionConcert
Conductor/IIMORI taijiroRegular permanent Conductor of Kansai Philharmonic Orchestra
Concertmaster/IWATANI Sukeyuki Concertmaster of Kansai Philharmonic Orchestra
Program:
B.Smetana/Ma Vlast~Vyšehrad,Vltava,Šárka,Z českých luhů a hájů,Tábor,Blaník

真夏に暑苦しい大作。3曲終わりで休憩かしら。あと、飯守先生と幸夫の肩書きの英訳は双方の公式HP的には同じになってるんすね。(上記はおぢさんが回避的に付けたもの)
それよりも会員向けに速報として送られた来季予定が怖い。復活と5番のマーラー責めにデュメイが2回登壇って。

というわけで行ってきた。
飯守センセのプレトークが熱いね。愛国心と郷土色満点の作品なので是非チェコのビールやソーセージなど今晩はそうしたものを頂いてくださいと。すかさず西濱事務局長が「その際のお買い物は阪急で・・・」と受けた。この日の協賛は阪急電鉄だからね。機会を捉えてすかさずスポンサー様にアピールするこの姿勢!見習おう。

やはり3曲ずつで前後半に分けた。一気に聞かせるほどに各作品が密接に関わっているわけではないので出来るやり方、結構多いらしい。
しかしこの曲はどうあがいても一度はモルダウで終わるでしょう。名曲過ぎる宿命ですわな。ああ終わったな、と気が緩んだ客席を殴りつけるかのようなシャールカの追い込みにめちゃくちゃシビれた。
録音で聴くぶんには繰り返し繰り返しで盛り上がる後半のターボル&ブラニークですけど、実演で聴くとクドいよね。隣にスメタナがいたらもう少し短くなさってはいかがですか?と言いたいね。恐れ多くて言えないけど。
実際ブラニークの途中で疲れた。金管もおぢさん同様に疲れていたが酷いところは出なかった。いや違う、随分なミスはあったが気にはしなかったんだ。木管が曲の熱の割りに薄い音で少し寂しい。

客席は大盛り上がりだったし、おぢさんも予習のために沢山のCDを聴いて楽しかった。明日はマルティヌーとドヴォルザーク。チェコ尽くしで楽しい。

阪急電鉄株式会社様ありがとうございました。

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