余桃之罪、もしくは電光朝露

関西フィル、日本センチュリー、京都市交響楽団、大阪フィルの定期会員です。アイドルやら声優やら。妄想8割、信憑性皆無。

大阪センチュリー交響楽団 第119回定期演奏会

2007年03月14日 | 大阪センチュリー交響楽団
07.3.14(水)19:00 ザ・シンフォニーホール
大阪センチュリー交響楽団 第119回定期演奏会
指揮/小泉和裕
コンマス/川崎洋介、太田雅音
ソプラノ/緑川まり 
アルト/竹本節子 
テノール/福井 敬
バス/青戸 知
合唱/センチュリー合唱団 
曲目:ヴェルディ/レクイエム

センチュリーさんの06/07シーズン最後は大作ヴェルレク。
去年12月の大フィル定期と同じ曲ということでもあり、あちらの合唱団にはセンチュリー合唱団から応援が多く入ったようですが、今回はカレッジ・オペラから応援が入っている模様・・・。

リベラ・メに頂点を置いてかなりの推進力と彫りの深い表現を見せる小泉さんは暗譜でした。カラヤンのレパートリーは全て得意だと言われる小泉さんですから当然といえば当然か。鳴らしどころ抑えどころを踏まえた練達の指揮ぶりで見事です。
オケはパートごとの充実はあったけれども、それだけに留まっている部分がちらほらあってアンサンブルとしてはこのサイズの曲だと綻びが出てしまうのは無理も無いところか。
声楽陣はどう聴いても風邪気味で絶不調なソプラノを除いて、大フィルよりもソロとしてアンサンブルとして素晴らしかった。緑川さんは本来こんなものではないので残念至極。逆に竹本さんは絶好調、声のコントロールも詩の歌い込みも最高の出来で感激した。
合唱は少なめの人数ながら実力のあるところを十分発揮していた。本山先生のお力ともいえるかな・・・。

大植/大フィルは曲の美しさ、小泉/センチュリーは曲のドラマが強く出た演奏だったというところではないでしょうか。
次は15日。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。