オオカミになりたい(遺言)

ずっとそばにいるよ

丁酉年師走 五夜月 ♪

2018-01-21 | 月相

平成30年1月21日(日)

19時25分

月暦:12月5日

月齢:4.3

高度:22°

方位:244°(西南西)

輝面率:16.8%

 

 

 

 

雪にご注意を


 

 

 

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ノーランズ - ダンシング・シスター 

 


風俗三十二相 暗そう/あぶなそう

2018-01-18 | 風俗三十二相

月岡芳年が女性のしぐさを ~~そう と描いた美人画

「風俗三十二相」より

 

廿七 『 暗さう 』 

明治年間(1868~1912) 妻君の風俗

明治廿一年三月十三日印刷


 

肩をはだけ、乱れ髪姿で行燈に火をつける奥さん

 

明治中期になると東京市内のほとんどが石油ランプによる

燈火に変わって来たという書き物も見受けられますが

一般庶民の家庭ではまだまだ行燈だったんですね。

行燈の明るさは豆電球くらいとか

行燈→ランプと来た後、東京市内に電灯が普及したのが

大正11年頃と言われていていますが

我々には電気なしでの生活は到底無理ですね。

 

 

廿八 『 あぶなさう 』 

明治年間(1868~1912) 当時芸妓の風俗

明治廿一年五月一日印刷


 

 着物の裾を持つ芸者さん

この絵の状況がつかめないのですが

下げた目線から足もとがあぶなそうなのは確かですね

草履が。。。

 


風俗三十二相 おきがつきそう/かわいらしそう

2018-01-16 | 風俗三十二相

月岡芳年が女性のしぐさを ~~そう と描いた美人画

「風俗三十二相」より

 

廿五 『 おきがつきさう 』 

明治年間(1868~1912) 西京仲居之風俗

明治廿一年五月十五日印刷


 

芭蕉の葉柄の着物が斬新な京都の料亭の仲居さんが

提灯の火を調整しようとしているところでしょうか

蝋燭の炎がかなり燃え上がっています。

そこで、おきがつきそう

「お、きがつきそう」

おき(熾)とは炭が燃えきって白くなりかけた状態のこと

 

 

廿六 『 かわゆらしさう 』 

明治十年(1877) 以来内室の風俗

明治廿一年四月十五日印刷


 

 赤ん坊を抱いて頬擦りする母親

 

人間における感情表出の一つである「笑い」

笑いには様々な種類があります。

赤ちゃんが初めて見せる笑いには生後に学習するものではなく

生まれつき備わった能力によるものだということを御存知ですか

私達はまだ言葉を持たない頃から笑顔を表現し

周りの人達との関係を自ら作って行くのです。

そこには笑顔に込められた強い力を感じます。

東京江戸博物館 「笑顔に込められた力」 より一部転載