コクヨの製品で抗菌剤を練り込んで作ったデスクマットが皮膚炎の原因になっていたと言う話を最近知りました。
「それもアリよね」
抗菌剤って、要は「生かさない」薬品だから、生きているものにとっては毒になります。
『抗菌』という言葉が一般的になってからさほど年数はたっていないとは思いますが、生活の中で使う色々な物に抗菌剤は使われています。
歯ブラシ・まな板・手袋・服・靴下、etc・・・
”ばい菌が、ばい菌が・・・”を恐怖する余りに、私たちはものすごい量の抗生物質に取り囲まれて生活しているのです。(除菌・殺菌すればいいってもんじゃないです)
何年か前に知り合いから聞いた話。
その人は、汚い物とかばい菌とかにものすごい敏感で、よく言えば『きれい好き』、悪く言えば『神経質』。”抗菌剤入り”という製品で生活を固めていたそうです。
抗菌剤入りの歯ブラシで歯を磨き、抗菌剤入りのまな板で料理を作り、抗菌剤入りの食器でご飯を食べ、抗菌剤入りの服を着て外出。消毒薬は持ち歩き、自分がふれる場所にはあらかじめ消毒をしておく・・・
それだけでは飽きたらず、イソジン(うがい薬)うがいはかかざず、足の裏も薄めたイソジンで消毒、あげくに靴も薄めたイソジンで拭いていたそうです。
やがて足の指に水虫ができ、市販の水虫の薬を塗っていたのですが、さっぱり効果が無い。
しまいにただれてしまい、皮膚科に駆け込んだ時の話。
「水虫がなおらないんです!」
「何か薬は使いましたか?」
その人はいかに自分がばい菌を嫌悪しているか、せつせつと訴えたそうです。
しかし、医者はあきれて逆に怒ったそうです。
「ばい菌も必要だから人間の生活範囲にいるんです!」
結局、イソジンの使いすぎでばい菌は居なくなったようですが、逆に自分の免疫が低下してしまい、その後ただれた場所から別な菌が入り込み、弱っていたところに襲撃をかけられた・・・
普通に、ばい菌とある程度共存していれば被害は小さくてすんだところが、余計なこと(除菌・殺菌のやりすぎ)をしたためにかえって自分の身体を痛めつけてしまう結果になってしまったのです。
それ以来、その人はあまり”ばい菌ばい菌”と言わなくなりました。
『耐性菌』というのは、医者もそうですが、普通の人も極度にばい菌嫌いになったために出てきた、彼らなりの生き残るための知恵です・・・
生きるのはどの生物でも試練なんですね。


裏話的に、医療業界でささやかれているのが”寄生虫の感染状況とアレルギーの関係”・・・
因果関係は私はよく知らないのですが、研究者の間でささやかれているのが
ギョウチュウ・サナダムシ・カイチュウなどの寄生虫の感染が見られなくなったかわりに
花粉症の人間が増えた・・・
「それもアリよね」
抗菌剤って、要は「生かさない」薬品だから、生きているものにとっては毒になります。
『抗菌』という言葉が一般的になってからさほど年数はたっていないとは思いますが、生活の中で使う色々な物に抗菌剤は使われています。
歯ブラシ・まな板・手袋・服・靴下、etc・・・
”ばい菌が、ばい菌が・・・”を恐怖する余りに、私たちはものすごい量の抗生物質に取り囲まれて生活しているのです。(除菌・殺菌すればいいってもんじゃないです)
何年か前に知り合いから聞いた話。
その人は、汚い物とかばい菌とかにものすごい敏感で、よく言えば『きれい好き』、悪く言えば『神経質』。”抗菌剤入り”という製品で生活を固めていたそうです。
抗菌剤入りの歯ブラシで歯を磨き、抗菌剤入りのまな板で料理を作り、抗菌剤入りの食器でご飯を食べ、抗菌剤入りの服を着て外出。消毒薬は持ち歩き、自分がふれる場所にはあらかじめ消毒をしておく・・・
それだけでは飽きたらず、イソジン(うがい薬)うがいはかかざず、足の裏も薄めたイソジンで消毒、あげくに靴も薄めたイソジンで拭いていたそうです。
やがて足の指に水虫ができ、市販の水虫の薬を塗っていたのですが、さっぱり効果が無い。
しまいにただれてしまい、皮膚科に駆け込んだ時の話。
「水虫がなおらないんです!」
「何か薬は使いましたか?」
その人はいかに自分がばい菌を嫌悪しているか、せつせつと訴えたそうです。
しかし、医者はあきれて逆に怒ったそうです。
「ばい菌も必要だから人間の生活範囲にいるんです!」
結局、イソジンの使いすぎでばい菌は居なくなったようですが、逆に自分の免疫が低下してしまい、その後ただれた場所から別な菌が入り込み、弱っていたところに襲撃をかけられた・・・
普通に、ばい菌とある程度共存していれば被害は小さくてすんだところが、余計なこと(除菌・殺菌のやりすぎ)をしたためにかえって自分の身体を痛めつけてしまう結果になってしまったのです。
それ以来、その人はあまり”ばい菌ばい菌”と言わなくなりました。

『耐性菌』というのは、医者もそうですが、普通の人も極度にばい菌嫌いになったために出てきた、彼らなりの生き残るための知恵です・・・
生きるのはどの生物でも試練なんですね。



裏話的に、医療業界でささやかれているのが”寄生虫の感染状況とアレルギーの関係”・・・
因果関係は私はよく知らないのですが、研究者の間でささやかれているのが
ギョウチュウ・サナダムシ・カイチュウなどの寄生虫の感染が見られなくなったかわりに
花粉症の人間が増えた・・・
あのお腹にサナダムシ飼ってる博士が言ってた。
普通の生活していて、ばい菌で死んでたら、人類はもういないっちゅうの。
イソジンうがいって、あんまり効果なくて、水でうがいしていたほうが良いって本当かな?
キライな者は売りにくいのよ~。
かえって喉がはれちゃうんですけど(;´Д`)
花粉症の時にアイボンマイルドで洗ったら目が潰瘍になったしさ…
世の中、全般的に消毒の度合いがきつすぎるんじゃないですかね
それとも、キツクしないと死なないばい菌ばっかりにあんっちゃったのかなあ?
薬に対抗して死なないばい菌だらけになっても恐いぞ(;´Д`)
「寄生」って聞こえが悪いけど、ある意味「共存」なのかもって思うよね・・・
(サナダムシなんて、ダイエットには絶大な効果があるんだって。マリア・カラスなんて、サナダムシダイエットしてたそうだし)
うがいはばい菌をすすいで体内から出す作業だから、極端なこと言えば水をのどの奥まで入れてゴロゴロやってはき出せばそれでOKなんだよね。
ばい菌が居なくなればいいわけだし。
抗菌箸ですか・・・
私はもっぱら割り箸愛好者・・・
>マルコ。
マルコ。の免疫力が落ちているのでわ・・・?
そういうのも最近は多いんだって。バナナ食べてる?
こういう記事を見つけたよ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070607-00000407-yom-soci
これも、科学が進歩したツケなのかもって思う。
まずいよねぇ・・・
乳糖不耐性なんとかやら
アトピーやら
中学で塩素中毒になって以降の化学物質過敏症とか
花粉症やら
アレルギーのかたまりだもんで…涙
特にお薬関連では
湿疹を白癬と間違えられてお薬ぬったら赤むけにただれたりとか
めいっぱいやられっぱなしです涙
毒に敏感だから安心だとか言われるけど
銭湯でお湯の消毒薬のにおいに過剰反応して
目を真っ赤にさせてあきれられたり
ちっともいいことありません
このうえ抗菌剤入りのものが世の中にあふれてきたら
あちこちただれさせて暮らさないといけないので
抗菌剤入り商品の流行には大反対です(もっぱら自分の事情なのねん)