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台湾2010(南廻線の鈍行列車)

2010年01月23日 | 海外旅行

昼下がりの枋寮站、普快355次(普通列車、列車番号355)はゆっくりと発車しました。

今回の鉄道旅のハイライト、南廻線(なんがいせん)の旅の始まりです。


枋寮站を発車する普快355次列車

向かいの列車は高雄から来た區間車で、JRでいう快速列車?にあたり、日本と同様、電車の區間車が主流となっています。

僕の乗った普快355次列車は、旧型客車で冷房なし、何と窓が開くのです。こんな列車、日本では見かけなくなりましたね。


窓を開けて、南シナ海とさようならをして、


中央山脈を越えて(写真は上り勾配区間にある信号所です)、


太平洋とこんにちは!


金崙(じゅんりん)站で、枋寮行きの普快と待ち合わせ。

南廻線は1992年開業した、新しい路線。

南廻線の開通により、台湾を鉄道で1周出来るようになったという訳です。

新しい路線ではありますが、こんなのんびりとした旅が出来る列車が走っているのは、正直、驚きですね。


知本站にて

高雄へ向かう自強號の待ち合わせで、列車はここでも小休止です。

この日の普快355次列車、たった3両の客車をディーゼル機関車が重連で牽引していたんですね。回送なのでしょうか?


台東站にて

枋寮から98㎞、約2時間ののんびりとした旅でしたが、日本の鉄道では体験出来ない事を経験しました。

「鉄道の旅は癒される!」

まさに、そんな旅でした。



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