内向き化する日本の若者達、今、社会問題化している。
6月9日のNHKのニュース番組「ニュースウォッチ9」で、
「どう引き出す?若者の大志」
というタイトルのニュースをやっていた。
丁度、仕事が終わって、地下鉄の駅から自転車に乗っている時、休憩がてらケータイのワンセグで見た。
ニュースの詳細はこちらを見て頂くとして、僕が頭を痛めたのは、かの名門大学、京都大学の事例だ。
教授が留学を勧めるも、学生達の反応がない。
「こんな有利な条件で留学出来る制度があるのに、あまりにももったいない!」
教授が嘆く。
僕だったら喜んで手を挙げるけど。
確かに、
「景気が悪いから」
「留学をすると就職に不利」
彼らを取り巻く、経済的、社会的情勢もある。
それ以上に愕然としたのは、
「外の世界には興味がない」
という若者が増えているという現状だ。
彼らに言わせると、きっと僕(「俺」といわせて貰おう)は、
「かなりの変わり者」
と映るに違いない。
今年の1月、台湾にて
熱帯の街、台南を好きなバイクで走った。
今の若者、海外ばかりか、バイクにも乗らなくなったな~!
一方、日本以外のアジアの学生は貪欲だ!
中国から、京都大学に留学して、さらに交換留学制度を利用してドイツへも留学する。
凄いパワーだ!
1月に行った台湾でも、若者達は貪欲にいろんな事を知ろうとする。
「日本航空は大丈夫なの?」
「今の総理大臣、頼りないね(辞任したけどね)」
日本人とわかると、彼らはいろんな事を聞いて来る。
この現状を見て、俺は思った。
「GDP(国内総生産)に於て、中国が日本を抜いた理由もわかる気がする!」
でも、今は違う。
グローバル化が進む日本経済、これからを担う若者がこんな状態では、先が心配だ!
ニュースで大越アナウンサーが、
「未知のものに触れて自分の中に化学反応が起きる事を楽しむのは、若者の特権であって、彼らを外に関心を示すよう仕向けるのは社会の役割」
と締めた。
俺は敢えて言う、
「海外に行こう!経験は何物にも代え難い、大きな財産だ!」
今度のリフレッシュ休暇も海外に行くが、今からワクワクドキドキする。
「今度行く街は、どんな表情で俺を迎えてくれるのだろう?」
そう思うと、夜も眠れない。
今回もまた、俺の中で起きる化学反応を楽しんで来ようじゃないか
これって、悪くいえば、精神年齢が幼いのかもしれないな(笑)
プラハ行きで会員になったエールフランスより、今日、こんなメールが届いた。
「9月2日より、東京~パリ間でエアバスA380の運航開始」
2月の休暇、ひょっとしたら、話題のジャンボ機に乗っているかも…