祈りにつつまれた一日
青く澄みきった空が
よけいまぶしく感じてしまう
慰霊の日が近づいてくると
訪れたい場所があります
叔父の名前が刻まれている
開南健児之塔
平和の礎にも刻まれている叔父の名前を
初めて見つけた時は、20代後半
亡くなった祖母も
ずっと叔父の遺体を探して
沖縄中を駆け回った・・・と聞きました
写真でしか会ったことのない叔父の姿
まだあどけない表情をしている
本が好きで、いつもポケットに本とペンを
しのばせていた~と
そんな叔父がどこで亡くなったのか・・・・
ずっと伯母は、探し続けて
ようやく叔父の名前が刻まれた慰霊碑を見つけて
親族総出で、手を合わせに行きました
それからは、慰霊の日前後に
家族で出かけ
普段の日にも、父と出かけたり
兄はサーフィンをする前後に
叔父に挨拶したり
でも、最近はゆっくり
手を合わしに行けてなくて・・・
今日は慰霊の塔がある方向に向かって
お祈りしました
沖縄の戦はまだ・・・終わっていない・・・
いまだ沖縄は植民地のままだ・・・
そう感じてしまう・・・現実も確かにいっぱいある
でも、叔父の写真を見つめると
今を精一杯生きろ
今を大切に・・・と
言われている気がしてくる
祖母は、あまりにも辛すぎて
また私が幼すぎたせいもあり
戦争のことを直接聞かせてくれなかったけど
食べ物も、いろんな物も~たくさんの思いで
たくさんの人の力で成り立っていることを
教えてくれた
今を生きる~私達は大切なスピリットを受け継ぎ
忘れてはならないことを
しっかり胸に刻みつつ
平和の有難さと
いろんな意味で
いろんな角度で
平和を感じ
平和を考えてみたい~と思います
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます