映画「信長協奏曲」 ネタバレ～（半兵衛さん）

観てきました、劇場版「信長協奏曲」（公式サイト・こちら）

昨日のレディスデー。結構お客さん多かったです。
出足好調みたいですね。

劇場版「信長協奏曲（ノブナガコンツェルト）」が、23日、全国325スクリーンで公開され、2日間で動員46万5956人、興収6億1598万8400円、初登場1位の大ヒットスタートを切った。10代から60代まで幅広い層を動員しており、30億円以上の興収が期待できる幸先のいい出足。

ドラマ自体、原作とずいぶん変わっちゃってたし、ドラマの最終回で半兵衛さんが殺されちゃって・・。
話にはあまり興味なくなっちゃったけど、試写会の評判がまあまあだし、半兵衛さんのことがスルーされるのかどうかもちょっと気になったので・・（笑）
映画のことは、あまりネタバレしないで感想書くつもりですが、半兵衛さんに関することはネタバレです（笑）　画像の下に～



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冒頭にドラマのダイジェスト。
戦国時代にタイムスリップしたサブローが織田信長になって・・・本物の信長が現れ、明智光秀となって仕えるが、家来や帰蝶に愛されるサブローに嫉妬。秀吉にもそそのかされ、すべてを取り戻そうとする・・という最後の場面で、振り向きざまに斬られる半兵衛さん（涙）

映画は、完成した安土城から始まる・・。肖像画制作のドタバタから・・。
半兵衛さんは、あのままなのか・・という思いがもやもやして、あまりこの件は楽しめなかったんだけど・・（ドラマのラスト長政の死んだ年から３年くらいたってると思うけど・・）

ミッチー（本物の信長）と秀吉の悪だくみ。
ミッチーと沢彦（でんでん）が安土城見ながら半兵衛さんのこと話してる。
伏せられていた竹中半兵衛の死が病死と発表され・・と。そこで回想、また斬られる場面。少し長めで「殿ではない」という台詞が聞けた（＾＾；）
そして、ショックだったのは、弟くんまでミッチーに殺されていたこと。
半兵衛さんに関しては、これだけです。
竹中兄弟が急にいなくなって、サブローもみんなも何も思わなかったのか？
秀吉とミッチーがうまいことごまかしたとしても、病死ということでも、サブローに半兵衛さんの死を少しは悲しんでほしかったなあ～という思いは、映画の最後までもやもやっと残りました。
サブローが何度も何度も言っていた、「戦のない世の中にしたい」というのは、半兵衛さんの理想でもあったんだし～

エンドクレジットでは、藤木直人（回想）となって・・。とめが山田くん、その上が高嶋さん、その上に直人ともりりん（回想）です。
ん？　もりりん回想で出てた？　長政くんも回想でちょっと映ったけど、高橋くんのクレジットはなかったなあ。上山くんのクレジットはあり。
少しだけど、２回アップで映ったけど、藤木直人、どこで出てた？と気づかなかった人も・・。
回想は、その後の映画の画像と比べると、あまり綺麗じゃなかったような・・。

さて、映画ですが～
ドラマでミッチーを悪者にしちゃったから、どうするのかなって思ってましたが・・。
原作では、本物の信長はミッチーとなってサブローを助けていく・・だから、信長協奏曲なんだけど・・（＾＾；）
結果、なかなかうまくまとめたんじゃないかと思います。
ちょっとミッチーがちっちゃくて、それは残念だけど・・。サブローとの対比とかは、なるほどね～と思わせるし。
秀吉が、山田くんの演技が迫力ありすぎるのか、小ずるい悪党じゃなくて、大悪党になっていて、怖いんだけど～（笑）残酷すぎるとこも。
そこだけ本格時代劇になっていた（笑）
小栗くんの２役はうまいと思うし、帰蝶との場面はほほえましい。
あ、サブローがやけに成長しているというか・・すっかり戦国に染まっちゃって、人をバッサバッサ斬ってたけど・・。
全体に笑いより、重いシーンと泣かせようとする場面が多かったように思えますが・・。
２時間ＳＰでもいいかなと思ったけど、たぶん、戦さの場面とか、本能寺の炎上とか、大画面で迫力あるものを見せたかったんでしょうね。
いろいろ細かい辻褄は合わないことも多いけど、その辺は気にせずに（笑）
そうそう、ドラマでは、恒ちゃんが不自然に出張っていて、原作で半兵衛さんやミッチーがやったり　言ったりしたことを、ドラマでは恒ちゃんにやらせていて、それがうざかったんだけど・・。原作では、ずっと愚直に仕えているけれど、そんなに賢いわけじゃないのに（笑）
映画では、出張ることなく、忠実な家来で・・。その方がいい役だよ（笑）
古田さん演じる松永さんも、キーパーソン的な働きありです。
新感線の次の舞台がいのうえ歌舞伎「乱鶯」で、その古田さんの画像見ると、松永さんが浮かんじゃうんですけど～（笑）　観に行きます（笑）