むうみんぱぱの独り言Ⅱ

自称「むうみんぱぱ」の日記です。
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テレビ東京に苦情を言うクレーマーたち!

2011年04月01日 | その他
テレビ東京が震災翌日の12日の深夜からレギュラー番組のアニメを放送したところ、600件を超える苦情が来たらしいです。
何だかこのニュースを聴いて、ものすごく恐怖を感じました。
地震と同じくらいの恐怖です。
震災特番をやっていないと、空気が読めないと糾弾する人たち。
戦前の日本や北朝鮮の独裁政権がやっていることと同じではないですか。

アニメやドラマ、バラエティだっていいじゃないですか。
もちろん、被災された方への配慮に欠けた内容なら中止するのは当然ですが・・・。
先日のサッカーチャリティーマッチは仙台で視聴率25%に達したそうです。
被災地の人たちだって、震災のニュース以外のものも求めているんです。
まあ、これは震災から2週間以上経った時期のイベントですが、震災直後だって津波の怖い映像を見せつけられ怖い思いをしていた子どもたちはアニメ番組を見てホッとしたはずです。

もちろん震災直後なんだから報道特番も必要だし、そういう放送した他局は間違った事をしたわけではなく、被災者に向けて必要な情報を流し続けたことも当然でしょう。
だからと言って、一つの放送局が通常番組に戻したからといってクレームを付ける人たちには心から恐怖を感じます。
もし、この人たちが戦時中に生きていたなら、あの恐ろしい戦争に加担する側になっていたのでしょう。

そして、もうひとつ、最近やたらとイベントの自粛が目立ちます。
それでなくても、不況で大学生の就職内定率も低かった日本経済、今自粛してどうするんですか?
もちろん計画停電への配慮が必要ですから、プロ野球のナイター自粛は当然ですが、昼間にやる桜まつりのようなイベントまで自粛してどうするのか・・・。
今後の復興には経済的な基盤が必要なのです。
自分たちの経済の基盤がなくなってしまったら、被災者を助けるどころではないのです。
働ける人や企業は経済的利益を出して、税金をたくさん払っていくことで、被災地の援助が出来るのです。
そして余裕のある人は温泉地に行って楽しんで、観光で成り立っている地域の経済を助ければいいのです。それによって観光地の人も被災者を助けられるのですから、間接的な復興援助になるんです。遠慮せず楽しめばいいんです。

今こそイベントをやって、経済を活性化して、被災者を助けよう!!
そういう自治体のリーダーが出てきてほしいものです。
こんな時期にやるのはいかがなものかという批判もありながら、統一地方選挙が始まっています。
折角の貴重な一票ですから、「自粛だ、自粛だ」と叫ぶ候補者よりも「地域の経済を活性化させつつ、震災対策もやるぞ」という候補者を選びたいですね。
コメント (3)
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