先日の日曜日に桜坂劇場へ映画「レスラー」を観に行きました。かつて栄光を手にした男が、老と孤独に耐えながら自分の居場所は何処なのかという話しです。ミッキー・ロークとマリサ・トメイが良いんですよね。お互いに不器用で歯痒い感じなのですが、私は共感出来ましたよ。人生なかなか上手くいかないところとか…。映画の中で興味深いのはプロレスラー達の友情の深さですかね。マッチ毎に「段取り」があるのですが、あれは信頼関係がなければ出来ないと思いましたね。試合では本気で殴りあうのですが、客を盛り上げるためにわざと流血するように戦うんですよね。試合が終わり控え室へ戻れば相手を讃え合うのです。ストーリーを話してしまってはこれから観る人に悪いのでこれ以上書きませんが、アラフォーの私には心に「グッと」くる映画でした。
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