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ブログというより日記

のんびり思ったままに

2025/05/01

2025-05-04 13:12:10 | 日記
amazarashi 電脳演奏監視空間
「ゴースト」抵抗運動参加

2025年4月29日16時過ぎ、開演されたamazarashiのゴースト。朗読演奏実験空間「新言語秩序」の続編。言葉ゾンビとして横浜アリーナに参加した感覚を残す。自分勝手に。
※もし、こんな記録を読んでくれる人がいて、現地におらず、後日放送・映像化されるだろう「ゴースト」を観る人がいたら、ここで読むのをやめてください。ネタバレという不穏当行為には当たらないけど、まっさら、の方が受け取れるから。
また、ここから貼り付ける画像の右下に「amazarashi」の表記があるものは、公式アプリのものです。












……空白はこのくらいでいいだろうか。







当日はとても晴れていて、玄関に表示された「言葉ゾンビ」のロゴが虚実を切り裂いているようだった。気がする。
席は、アリーナだったけどこれはこれでしっかり見渡せる。結果的に円筒回転紗幕の中のamazarashiを背後から観る形だった。もちろん正面から観たい気持ちはあったが、顔は見えずとも、こちらにはこちらでしか体験できないものがあるので良しです。それに、こちらを伺ってくれるタイミングもあったので、嬉しかった。

席につき、専用アプリを起動する。「抵抗運動に参加しますか?」もちろん、ゲージをMAXにして参加ボタンを押す。あとは待つだけ。
16時になり、格言が紗幕に映される。
暗転し、始まる。軽い電子ボイスっぽい音声でアプリのアナウンスが流れて、抵抗運動への参加が促される。スマホを紗幕に向ける。




新言語秩序、AIである領導者への対策システム、20%に達して、告発が公開可能になる。それと同時にスマホに迎撃システム「不眠症」がセットされる。スマホのライトが各々明滅し、会場の一体感が高まっていく。
告発第一章、主人公のひまわりがオーバーマインド号の処理選別室への異動を命じられ、イーアとの語りから物語は始まる。鬱々としたひまわりの気持ちと現実を考えるイーア。第一章が終わるとついに歌が始まる。


①君のベストライフ
観終わった後だからはっきりしてるけど、今回のアルバムは個々のために受け止めることができる感覚以上に、ひまわり達のための曲だった。それがハッキリわかった一曲目だった。
もちろん、ひろむさんがそこで歌ってくれることに心が動いた。やはり自分にとって特別な存在なのだ。ホッとした。色々あって心が動かなくなっていたので、ライブ観て何も感じなかったらどうしよう、と。。
ここはうろ覚えなのだが、監視AI領導者が回転紗幕に邪魔しに来る。通常の歌詞投影と和嶋希明の不穏当行為と認識されているデータが交互にやってくる。ドローン(ジョナサン)も飛んでいて、撮影だけでなく我々を監視している。設定が一曲目にしてすごい。

②ナイトメア
口上で高まった後の曲。歌詞に「オーロラ」とでてくる。「泡沫」だとか「燃やせ」とか、ひまわりの内なる感情と縋りたい気持ちが表面に出てきていて、精神不安定さがよく表現されてる。もしかしたら、深層心理でひまわりはイーアのことを理解していたんではないだろうか。オーロラは泡沫という表現もあるし。ただ、観客がその事、イーア=オーロラと認識するのは後だけれど、鳥肌が立った。その不安定をさまよって、感情が漏れ出そうなところが絶妙ですね。終わった後だとよくわかる。

③黎明期
勝手に応援歌だと思っていた。それが、いつも皮肉っぽいイーアによるひまわりへの想い。見守りってわかってから、聴こえ方が変わった。ありがちな常套句ではないところが良いですね。
あと、「一対」という歌詞がゴーストへ繋がること、「星に願いをかける」というところがスターライトにかかるなんてこのときは思いもしなかった。厳しい状況を表す言葉の黎明期ではあるけれど、正気に戻ることを示す展開の歌にもなっていた。
ストーリー的にも、私の近況的にも、これほどふさわしい言葉はないと思う。涙が止まらなかったですね。






記憶違いでなければ、ここの盛り上がりでアプリの対策システムが40%を越え、領導者が撤退した。
告発第二章、処理選別室での勤務とハルマン室長とのやり取り、そして処理選別への怒り。……冷静に考えるとハルマン室長って、この人もある意味被害者かもしれない。新言語秩序の。

④光、再考
アルバム以外の過去作登場。この後のアルバム以外の曲に言えるけれど、ストーリーにリンクするするのがすごかった。イーアによる声かけか、それともひまわりの自問自答か。どちらもか。
「今 君は日陰の中にいるだけ」この歌詞にいつも救われている。


※もしかしたら、領導者撤退と告発第二章はこのタイミングだったかもしれない。どっちだったかな。

⑤小市民イーア
イーアがハルマン室長に対して行動を起こし、気持ち的には「そんな事をしたら…」って思って観ていた。絞首台って歌詞がここで意味を成してくる。アップテンポの聴き心地の良い曲で、それこそロックスターみたいにかっこいい、と思っていたそれまでに「ひまわりの怒り」がプラスされた。怒りは役に立つ。『新言語秩序』のラストの独白の真章みたいにどんどん価値観が上書きされていく。
ちなみに「胡散臭い成功者が作る日陰は焼け野原」この歌詞はほんとそのとおりだと思う。

⑥ムカデ
「ムカデ!?」と思った。でも、そうか絞首台シリーズだ。それに終わった後だからわかる。ひまわりのナイトメアが続いてるんだと。自問自答なのだと。最初は、イーアの流れの考えが流れてきてるんだな、って思ったけど、イーアの正体がわかるとしっくりくる。「僕が僕ではない感覚 もしくは錯覚」これよね。

⑦どうなったって
この曲は、『永遠市』のライブの時から凄く好きで、ひろむさんの気持ちそのものだけど、こちら側も一緒です。「会いたい人には会いに行かなきゃ」それだけは譲りたくない、な。

⑧痛覚
紗幕の映像は、『CDJ2425』の時と同じだったかな。青の祓魔師の主題歌であるけれど、、、この曲もしっかりおさまる。すごいな。すべて終わった後のひまわりの気持ちとして、かな。それとも全てを知っているイーアか。




告発第三章、対策システム60%。
当然ながら、イーアは収容室へ。ひまわりも。ここでひまわりが手首をさすっていたのが、逆の意味だったとは。連帯責任とはよく言ったものである。「骨になっても意志は残る」この言葉と出会ってなかったら、ラストにつながらなかったかもしれない。そう考えると大事なファクターと言える。
後は、アカシアとの出会い。非情な真実を突きつけてくるけど、どこか人間らしさを感じる人。なんとなく感じていたけど、「これが私たちの意志だ」と鍵を開けてくれた時に思ったことが、正しかった。■■■■だった。「◯◯しよう」ではなく、(自分で考えて決めて)という態度をとるところが、amazarashiらしさを感じた。

⑨収容室
ここは、この曲しかないってさすがに思った。外に出るための何か。ひろむさんにとっては音楽。ひまわりにとってはイーアのはず。ふと考える。イーアにとってがあるなら何なのかな。

⑩ロストボーイズ
信じてた土台が揺らいで迷子になったひまわり。新言語秩序からの新言語道徳が施行されてたら、、、吐き出せない感情の迷子たちがたくさん出てくるんだろう、って考えたらこわいな。

⑪アンチノミー
「感情を持たないでください」「人を愛さないでください」、ニーアオートマタの人ならざる者たちへの歌が、ロストボーイへの歌にもなるなんて。この言葉の裏、二律背反したオーロラのひまわりに対する気持ちが最後のゴーストへとつながる。「人として憤れ 感情を踏みにじる全てへ」決着をつけるために進む。

⑫未来になれなかったあの夜に
え、、、嘘でしょ。やるの、その曲を。ライブバージョンの特徴あるイントロがなった瞬間に思った。すべてを知った今なら、イーア・オーロラの心の内にリンクするってわかる。いずれ、ひまわりが「ざまあみろ」って言えたら良いな。
ただ現地で聴いてたときは、それどころではなかった。やっぱりCメロが心に突き刺さる「足りない君が馬鹿にされたなら 足りないままで幸福になって」ここに何回救われたことか。



ここで領導者が再び撤退したはず。だんだんダメージを与えているのか、領導者の顔に変化が現れるがこの辺だとだいぶ弱っていた。(さすがに写真は厳ついのしか無かったんでやめました)

告発第四章、対策システム80%
脱走したひまわりがオーバーマインド号への中枢AI、領導者のもとへ。ここで感じてた違和感の正体が明らかになる。周りからはなぜひまわりの名前しか出てこないのか。イーアがゴーストだったから。
真実を知ったひまわりを見捨てることができないイーア。その心内が語られる。もう一人の自分だとしても、声のかけ方って様々だと思うけれど、家族としての思いやりが入ってたと思う。
意志を残す話の所も印象的だった。『新言語秩序』の時の実多のラストシーンのところが思い起こされたな。なんにせよ、立ち上がった。「持たざることが図らずとも武器になる 這い上がるときにだけ」この歌詞が形になっているし、私もそう思った。

⑬おんなじ髑髏
ライブ観る前は、社会と照らし合わせて、自分の身の回りと照らし合わせて聴いてて、せめて自分のやりたいようにやろうと思ってた。
ライブでここまでくると、どうやって自分としての意志を残す、ことがこの曲で言いたいことだったのかとわかった。
ちなみにアルバムを最初に聴いたとき、SNSを少し開いた時、偶然「4曲目から進めなくなった」と見かけました。全くもって同意見(笑)

⑭僕が死のうと思ったのは
「どこにも旅立てない心」「ゴールはどうせ醜いもの」そんな歌詞から最後は「世界に少し期待するよ」。世界と自分にも期待できるようになればいいなと思う。だから、ここにセットリストとして組み込まれたんじゃないだろうか。
靴紐、という歌詞が入っているこの曲から、ガチャの靴紐が来てたりして。なんてね。

⑮スターライト
ひまわりの現状か、それともひろむさんの過去か、それともどちらもか。口上が進むにつれて、「夜の向こうに答えはあるのか!」何度も言い放つ。黎明期から立ち上がるその意志に呼応して高まる。アルバム曲でないのに、歌詞がはまり過ぎている。足元を照らしてくれるような道標のような、そんな曲。



※このあたりではもう領導者がトラウマ級な顔してた(腕のこととか特に)。ちなみにそれまでにもたまに口の中にあまざらしくんが見えたり、そういう演出にニヤリとしてた。
曲間の和嶋希明の不穏当行為の内容も新言語秩序庁から、いろいろと明らかになっていて見応えがある。
演者と曲映像、曲そのもの、演奏、情報量が多く、感情の揺らぎもあるから、気が抜けない空間だった。
記憶が曖昧だけれど、このあたりでアプリの中で「不眠症」が響撃を放っていた。このあたりからゴーストまでのどこかだった気がする。

⑯アンアライブ
第四章の中、ゴーストこと背後霊について明らかになった。この曲をもって物語は最終局面へ。
骨になるまでの生き方、今まではひろむさんの、amazarashiのことだったけど、物語がプラスされるとクリアになったし、意志が残った。
個人的に好きなのは「迷宮、抜けた作者が 僕にとって英雄」。自分にとってはそれが「秋田ひろむ」さんです。


第五章、最後。ひまわりとイーア、そしてオーロラの別れ。でも、それぞれが自分として進むことを選んだので、その先がどうあろうとも大丈夫だと信じたい。領導者AI、オーバーマインド号もこれで終わり。そこから先の未来は分からないけど、ひまわりのこの告発があるから、無事だと信じたい。


⑰ゴースト
優しい良い曲だと思ってたけど、どうしても「バースデイ」の意味がわからなかった。ライブを、ここまで進んできたからこそはっきりした。
ひまわりと背後霊、私は守護霊と呼びたいイーア(オーロラ)の関係を表す曲。終わった後のアプリで読める、背後霊と決着をつけるための秋田ひろむさんの曲。そして、あまり人のためって言わないひろむさんが「自分自身を生きられますように」と伝えてくれた曲。ありがとうございます、と言いたい。
エンディング曲だから、領導者から解放されて、各ウィンドウに映像とスタッフロールが流れて、素敵な演出だった。ゴーストのラストの別れと同じように「もう少しで終わってしまうんだ」という寂しい感覚もリンクしていた。最後に『新言語秩序』と同じようにひろむさんがこちらを見てくれた、ように感じるのは自分勝手で良いです、よね?













暗転したラストにすぐ消えてしまったけど、映像が現れた。全てを読めなかったけど、断片的に。「高次〜」「秋田ひろむ」「可能性」こんな言葉が。これは、希明=秋田ひろむ、の構図なのかな。それとも他の部分が読みきれてないから間違いか。6月29日の放送や円盤化されたら、はっきりするのだろうか。
<独占放送>amazarashi 電脳演奏監視空間 ゴースト|バラエティ・音楽|テレ朝チャンネル

<独占放送>amazarashi 電脳演奏監視空間 ゴースト|バラエティ・音楽|テレ朝チャンネル

amazarashi、自身初の横浜アリーナ公演をテレ朝チャンネル1で独占放送決定!


終幕後、凄いものを観てしまった感覚になった。
豊川さんのキーボードとコーラス、まこっちゃんのギターソロ、タケさんの支えてくれるベース、橋谷田先生の細やかなドラム、細かく練られた脚本、演出、連動アプリ、ドローン、円筒回転紗幕の映像、領導者の映像、セットリスト、そして秋田ひろむさんの歌。全てがシンクロした素晴らしい内容だった。
時間も19時前に必ず終わるようになっていた。「新言語道徳」を食い止めたのだ。代わりに19時に写真やひろむさんの暗号が解けなかった部分が更新され届いた。背後霊についての決着。
同じではないけど、私は昔から独り言をよく言うと言われてました。今でもそうです。多重人格とかはないけど、頭の中でもう1人の自分と話している感覚は、近いのかなって。我慢しなきゃいけない状況でも頭の中では、そいつと話をする。私の場合は、そいつとセットで自分なので、一緒にやっていこうと思いました。
また、最低最悪な近況から、掬い上げてくれて、心がまた動き始めたし、助けられました。心が動かなかったら、そんな事を考えたこともあるけど、超いらない心配だった(笑)。あの一番最初に観た時から私にとって変わらない存在だ。
本当にありがとうございます、と伝えたい。


しょうもない長文かつ駄文だけど、ここまでもし読んでくれた人がいるなら、ありがとうございました。
考えながら書いて、いつもはやめとこうかな、とか思うことも今日は書いてみました。「自分勝手が丁度いい」という言葉に後押しをもらったと信じて。
ひろむさんにはゆっくりしていただいて、またやりたいことをやってもらえればと思います。今のところは、夏のSUMMER SONIC2025が決まっているので、そこまで私も倒れずにやっていければと思う。



COUNTDOWN JAPAN2425 amazarashi ありがとうございました!

2024-12-30 23:08:30 | 日記
2024年12月30日(月)、CDJ Galaxyステージ、amazarashi

今回は優先エリアでも、人の波でステージの見えが悪く、リハの「夏を待っていました」の時から少しテンションが下がっておりました。仕方ないことなんですけどね。でも、ステージの内容は、やっぱり度肝を抜いてくれました!
紗幕は去年より会場が大きくなり、動線が改善されてたのでしっかり見えました🎵



①後期衝動
聴けたー!やっと聴けたー!ロストボーイズや永遠市で昔のことを掘り返して、その後で改めて情熱強く歌ってくださっていたのが強く印象に残りました。今回のセトリは、力強い曲がいつも以上に多かったのでそれもプラスされていたのかな、なんて感じました。紗幕の映像、文字が折れて下に落ちていくのとシルエットが表示されるのが、個人的にかっこいいです。

②アンチノミー
去年も今年も本当にたくさん聴いた曲。ツアーの時にも書いたけれど、ニーアオートマタのアニメが進むたび、意味が深くなり、日常にも大切な曲でした。ネジの紗幕映像、サマソニの映像と同じでしたかね。機械生命体の映像、廃墟の街の映像もこの映像も感じるものがあって好きです。今後も大切にされる楽曲なんだろうな〜。

③空に歌えば
来るかな〜と思っていましたがこんなに早くくるとは!私はやっぱりCメロからの破壊力がたまりません。ぽろぽろします。「曇天から射す一条の光」。無人ツアーの夕立旅立ちのMCで、「未来なんじゃないか」って言葉。このフレーズにも通ずると勝手に思っております。

④どうなったって (バンド.ver)
無人ツアーの最後の曲で、弾き語りソロに戻って歌う曲だから無いかなって思っていたので、嬉しかった。始まりのメロでびっくりしたけど。歌詞からその時その時をやり切る意志の強さを感じることができる曲で、1番は自分も実践しているところでもあるので、共感がすごい。涙腺崩壊。しかも、今回は左右からメンバーがさらに楽曲を厚くするから、この曲が私のベスト曲だと言ってしまいます。
記憶が間違っていなければ、まこっちゃんのギターラストが良かった。(次の新曲だったらごめんなさい💦)

⑤痛覚(新曲)
あぁぁ、新曲もやってくれるんですか!驚きフルコースですね!
歌詞も紗幕も1回では足りません。来年のリリースで早く聴きたいですね。ちゃんと歌詞を読みながら。
去年の無人で「痛みが共通言語」という仮説を別の曲のMCで話していたけれど、痛みをテーマにする曲は刺さると思う。アニメを観ていないけれど、青の祓魔師 終夜篇のテーマになるから、アニメ観ようかな。86にしろ、ニーアオートマタにしろ、テーマになるものとセットにするとさらに深く入り込めるので。

⑥ごめんねオデッセイ
新曲後に「もう何が来るかわからない」モードに入っていたら、荘厳な音が聞こえて「オデッセイかー!」ってなりました。
手を後ろに組んで、ポエトリーリーディングを。でも、今までもあったと思うのですが、今日途中から手を前にぎゅっと組んで力強く歌っているのが何故か印象に残りました。だからこそ強く、強く伝わりました。
橋谷田先生のドラム、後半がより力強くなっていたような気がしますが、気のせいかなぁ。
⇒せとりゅうご、さんという方だったみたい。でも、演奏は良かったですね!

⑦スターライト
「あれ?アンチノミーやってるから、このあとって?」となっているところに、秋田ひろむさんの言葉「夜の向こうに答えはあるのか」
ロストボーイズの紗幕映像で進む列車。しっかりとしたメッセージがありつつも、前に進む。今回のセトリのテーマが一貫していて、そのトリにふさわしかった気がします。勝手なイメージですけど、本当に良かったです!
(それまでで情緒が良い意味で不安定になったので、列車が連れ帰ってきてくれました 笑)


はぁぁ、終わってしまった〜。すごいものを観て聴いてしまいました。また来年、特に4月29日の横アリ「ゴースト」、それまでの新譜、以外にもなにかあったらうれしいな。よろしくお願いします!それまで生き延びなきゃ。
(ちなみに、サイン入りクリアファイルは、、、外れました〜ざんねん!)



※ラストの画像は、amazarashi公式がSNSなどにアップして掲載した写真です。


騒々しい無人2024 感想(完走)!

2024-11-13 01:54:10 | 日記
10月頭から11月12日まで、一か月半程度。大阪グランキューブ、東京エレクトロンホール宮城、名古屋センチュリーホール、福岡市民会館、そして東京ガーデンシアター。ついに終わってしまった。少しずつ綴っていこうと思います。曲名は私の勝手なイメージで色を付けてみます。

開場してからの会場BGMは前回ツアー、「永遠市」と同じでした。なんだか懐かしいのと、このあたりまで来ると始まるな〜という緊張がありつつスタートです。

①アンチノミー
最初にギターを鳴らした時に、まさか、この曲から今回始めるのか…となりました。前回の騒々しい無人と永遠市のラストで散々心に訴えてきたあの言葉と曲。「生き延びて」が衝撃でした。最初にライブでやったとき、ニーアオートマタの一期で聴いたとき、永遠市でライブバージョンで聴いたとき。最後にニーアのアニメが完結した後にこの曲を聴くと、2Bや9Sにシンクロしてすごかった。廃墟の街並みの紗幕も良かったです。

②エンディングテーマ
個人的には、今回この曲の印象が一番変わりました。良い曲とは思っていても、秋田さんの歌だなぁ、という感覚でしたが(当たり前ですけど)、ライブで、しかもアコースティックで聴くとすごく沁みました。死ぬ時に流すとしたら、というテーマだから暗くなっちゃうんじゃないかと思われそうですが、「らしさ」が詰まっているし、「大事にしてね」とか「生きていたいよ」とか気持ちが溢れてて優しい曲だなとアップデートされました。もし、葬式にかける曲を選ぶならこの曲、選ぶと思います。
あと、初日最初に聴いた時は「え?ちょっと待って。辞めないよね。。辞めないよね?」って心一人ざわついておりました(笑)

リビングデッド
MC、ロック好きな秋田さんが心を縛られずに自分の曲を歌うために、という視点でできた曲とのこと。アコースティックバージョンも良いですね。
なんか近々また聴けそうな予感がするのは私だけでしょうか(笑)死にきれない我らは歌う、と。

④ロストボーイズ
前回の永遠市の自分掘り起こしを終わってから聴くと、リンクしているところがあるな〜って思いました。オレンジの照明の中、夕方っぽいイメージ(個人的なイメージ)のロストボーイズを聴けて良かったです。子どもの頃、迷子になったらどうしよう、ってよく夕方思ってたな〜。

ワンルーム叙事詩
紗幕〜!燃えるイメージ、サイレンの赤。だんだん燃えていく赤。焼け野原になるために必要な炎。「この先照らすかがり火」、このフレーズがとても好き。アコースティックなのに最後の「焼け野原」の連続が力強くて最高でした。(本当には燃やしちゃいけないけど…)いらないものはくべて前に進みたい。前よりプラスなイメージを感じました。人生と自分には負けたくないですよね。

⑥ジュブナイル
応援歌。もう少年少女ではないけれど、自分で選択したこと。それを貫く意志を、心をくれる曲です。文字だけの紗幕だけど、シンプルゆえに力強い。前回の騒々しい無人と同様、気を抜くとポロポロいきます。

⑦そういう人になりたいぜ
この曲ほっこりするんです。豊川さん登場で嬉しくなります。2人のあまざらし。仙台と福岡は右前方から観ていたのですが、豊川さん頭上から秋田さんを照らす一筋の光。逆光でご本人が消えて見え、影がとても大きく見えるという、すごい幻想的に感じることができたのです。
歌詞としては、特に一番の歌詞が好きです。空気感も。コーラスもだし、最後に2人が向かい合って終わるところとか、もう、ね。

⑧光、最考
「久しぶりに歌いたくなった」
そんなMCから、ぽつんと落ちてしまったところに来てくれて、光の方を向けるように声をかけてくれるようなそんな歌詞。だんだん威力も増してきます(笑)あまりこういうことは言うべきではないかもしれませんが、amazarashiが自分にとって希望です。

⑨令和二年
意外な選曲とイメージです。テンポ良くすごく明るいイメージで終始進んでいきます。コロナ禍で大変なことが色々ありました。「僕に嘘をつかせた令和二年」。忘れてはいけないこと、忘れたいこと。様々ある中で、忘れてないけど乗り切ってポジティブに変えた曲だと、昇華した、とそんなふうに感じました。音源とは違って聴こえました。テンポも少し早くてよかったですね。
あ、忘れてました。この曲から、タケさん、まこっちゃん、真先生が登場します。ここから真先生の手の動きを見る時が増えた気がします(笑)

⑩パーフェクトライフ
紗幕の文字が「完璧ではない」書けた文字になっている。でも、最後はそれでも「自分」で生きていくことが自分なりの人生だと歌っていて、生で聴けて良かったです。ライブで聴くと沁みる曲の一つになりました。

⑪この街で生きている
映像で、秋田少年、秋田青年がでてきてました。そんな時間を重ねて、今の、ステージの上でバンドメンバーと楽しそうに音を奏でている秋田さんを観れて良かった思います。夕立旅立ちのMCの時にも言ってましたが、続けていくんだ、という覚悟が「この街で生きる」というところにもリンクしているように思えました。

⑫穴を掘っている
聴かせる曲1!まず、豊川さんと真先生の音鳴らし。その時に光の当たり具合で、お二人の影のアップが照らし出されてすごく良い演出でした!
最初は「なぜこの流れでこの曲?」とも思いましたが、人生語りには合っているかもしれません。それに、、、「諦めが悪い人間に」という点は同意です。ラストのまこっちゃんと真先生の終わらせ方は、かっこよかった!タケさんのサビからのウッドベースもこの重いテーマの曲にはピッタシでした!

⑬吐きそうだ
聴かせる曲2!
最初聴いたときは、すごい曲だなぁと思ってましたが、ズブズブamazarashiにハマった後はニヤリとする曲です。あと、生で見ると聴くとカッコいいですな!特に最後の合唱!

⑭まっさら
前回永遠市ではやらなかった、が!ライブ終わって現実に戻ったあといきなり会場BGMにしてきて、優しすぎるぞ!と思ったのを覚えています。
今回セトリに入っていて良かった。その優しさに変わりはありませんでした。なんならパワーアップして、ライブで包まれたような気がします。君はまだ夏を知らない、の冬バージョンみたいに聴こえる内容かなと思います。でも、少し大人になった後に聴くと、沁みますね。

⑮夕立旅立ち
私もこの曲好きです。テンポが良くて。別れもあるかもしれないけど、がさして前に進んでいける。そして、また再会できる。そんなふうに思います。MCでも語られてましたが、amazarashiの未来、見えたような気がする、と。良いですよね。私、この曲まで来るともうニコニコしてました。
アコースティックのアレンジも好きです。またやってほしいですね!まこっちゃんのバンジョーも素敵です!

⑯どうなったって
新曲きた!あとは、ここで弾き語りに戻ります。
この歌詞、1番が会いたい人に会いに行く、と。今がまさにその時なんですよね。だから、どうなったって、「行きます」よ。可能な限りメンバーとバンドやっていてください🙏

普段より全体的に前向きな捉え方ができた楽曲たち。(ツアー途中では仕事で疲れすぎて、その時はいつもと同様泣いてばっかでしたけどね 笑)

そして、、、、、
福岡までの4公演はここで終わっていましたが、東京ファイナルではこの後に。幕が下りる??まさか、、、。君のベストライフのMVと新言語秩序の後編『電脳演奏監視空間 ゴースト」が横浜アリーナで行われると。正直、ラップテイストの曲に新言語秩序のキャラの名前などが出てきた時は、ゾクッとしました。新言語秩序は、私が初めて受け止めた物語。つまり、言葉が刺さったのです。でも、今度は私も現地に参加することができる。死ねない理由が一つできました。絶対に。これだけは。

ただ、その前にCDJ2425があります!
12月30日、無事年越せるように受け取りに行きますm(_ _)m

※写真は公式SNS掲載のものを使っているものもあります。


フェスのamazarashiを観て

2024-02-24 21:46:49 | 日記
ANI-ROCK FES.2024(僕のヒーローアカデミア)
※タイトルの写真は、アニロック公式SNSより

トッパーが大本命の「amazarashi」でした。想定はしてました。紗幕を準備片付けする時間とかあるから。他のアーティストもたいへん良かったですが、amazarashiについて書いておこうと思います。

①空に歌えば
後にもってくると思っていたけれど、最初でも良いよね!ポエトリー曲なしで始まったけれど、高まった。こんな始まりも良いし、拳を上げたよ。普段は、聴き、しっかり受け止めたいから手を挙げないのだけど(笑)
中央にamazarashiの映像、サイドにヒロアカの映像があって、曲のテーマとあいまって、「足搔き」たくなったよ。
当たり前だけど、Cメロからの前を向く感じはヒロアカらしさが全開ですね!

②季節は次々死んでいく
去年のサマソニとCDJの映像とともに流れていく言葉。もうこっからは、ぽたぽたと流れていくものがありましたよ。ヒロアカの映像がない曲で、紗幕の映像がおとなしい時、そこに確かに秋田ひろむさん達5人の存在を感じました。

③ロングホープ・フィリア
初めて生で聴けました。嬉しい。またいつか聴きたいです。ほんとに。
バンドサウンドとヒロアカの映像があいまって、「友」への歌をより強く感じることができました。amazarashiには、友についての曲もあるし、愛や離別、立ち上がる曲もある。ヒロアカに関連するからだけでなく、今回のセットリストの中で1番ヒーローに近いものが詰まった曲だって勝手に思いました。

④ごめんねオデッセイ
想定はしてた。してた、、けども、やっぱりこの曲の流れからは刺さっちゃいますね。amazarashiの音楽にも血が混ざってるんですよ、濃い血が。

⑤アンチノミー
今日もポケットの中に大切な言葉と音符と音と演奏を入れてくれました。ただそれだけで感想は良いと思いました。
サマソニの時の映像も好きなんですよね。ネジが、ネジの演出が。


アジアツアーは、行くことができず歯がゆいし、しばらく道標となるライブがないから、残念ですが、また必ず次の再会の場所を信じます。また「見るために」行くので。





レトロリロン 2ndE.P.「ロンリーパラドックス」を聴いて

2024-01-10 21:22:48 | 日記
※あくまで個人の勝手な感想です

昨年、「インナーダイアログ」をリリースしてから1年未満で2nd E.P.「ロンリーパラドックス」をリリースしたレトロリロン。ずーっと応援してきた身としては、嬉しい限りです。ほんと。
今回は、本日リリースしたこの新譜を一通り聴いた感想を日記みたいに書きたいなと思いました。

①TOMODACHI
ポップな感じから始まる曲調とは裏腹に、ネガティブなものを内側に抱えてる人の話なんだなって。案外、どんな人も抱えてるんじゃないかな、通ってきた道なんじゃないかな、ってそんなふうに思いました。
タイトルは、友達や友人との関係を歌っていると思っていたけど、ふと好きな人(知り合い以上恋人未満みたいな)との歌にも若干聴ける、なんて勝手に思いました。
とにかくうまくできなかった自分との折り合いのつけ方を歌っていると解釈してます。
ラストの「ラララララ〜」の部分は歌うべきか聴くべきか、それはライブ会場のみが知る。

②独歩
タイトルから好きだな〜。6曲中、これが1番ダークサイドを兼ねています。歌詞の中身を聴いていて、ニヤリとしてしまう自分は狂っているのでしょうか。もし、この文章を読んでくれた人がいて聴いたらどう思うのでしょうか。
途中のどちらがメインかコーラスかわからなくなりそうな部分。不穏な曲調。涼音くんが影響を受けたアーティスト「黒木渚」さんの「懺悔録」などのイメージが思い起こされて、面白いなって思いました。※似てるとか同じとかそういうことではありません。
あくまで自分は自分。捨てられないけど、それを持って進むのに「ひとりにしないでよ」の歌詞が人間ぽくて好きですね。1番ダークサイドなのにラストの1音の着地が明るいのが、レトロリロンっぽいと思います。

③DND
なにかに挑戦してる人、一生懸命生きている人、でもなかなかうまくいかないのが人間なのですが…「満足するな、進め!」って言われてる気がしますね。
ブラスバンドが入るとまたガラッと変わるレトロリロン。YouTubeで観れるMVも演奏と歌でカッコいいです。貼っとこう(笑)ちなみにこの曲、ドラム好き。

④たださよなら、命燃え尽きるまで
これもタイトル的にもう好き。DNDに近いメッセージ性が込められた曲。ラストの「終わるまで続けていく」に決意を感じていて嬉しいです。

⑤ヘッドライナー
私が語るのは変なのでぼかしますけど、これはボーカル涼音くんの心だと思ってます。いつかまたCDJ2223のGALAXYステージのオープニングアクトみたいにでかいステージでヘッドライナーになることを信じてます!
ちなみにこの曲、ベースから始まるのも良いですよね。リズムも好きです♬

⑥夢を見る
バンド組む前から聴いてたから、バンドセットでどうなるのかなって思ってたら、すごい。。。
キーボードのアレンジでここまで変わるのかってビックリですよ。コーラスも素敵です。
ヘッドライナーの後に夢を見るっていうのが、涼音らしいなぁって思いました(笑)
野望もやりたいこともあるけど、悩みながら地に足つけて進む、レトロリロンが大きい夢に向かっていけますように祈ってます!


なんか、通しで聴いたら『夜から朝まで』を歌にしたみたいな並び順だなって思いました。
それと、歌詞書いているのが涼音くんなので当たり前ですし、御本人も投稿していましたが、分身のような新譜でした。
勝手なイメージですが、前作の「インナーダイアログ」とセットで光と陰が同居した良い盤だなって思います。リリースおめでとうございました!
キーボード、ベース、ドラムの演奏とアレンジも素晴らしい、っていうことで締めくくりたいと思います。