ブログというより日記

のんびり思ったままに

フェスのamazarashiを観て

2024-02-24 21:46:49 | 日記
ANI-ROCK FES.2024(僕のヒーローアカデミア)
※タイトルの写真は、アニロック公式SNSより

トッパーが大本命の「amazarashi」でした。想定はしてました。紗幕を準備片付けする時間とかあるから。他のアーティストもたいへん良かったですが、amazarashiについて書いておこうと思います。

①空に歌えば
後にもってくると思っていたけれど、最初でも良いよね!ポエトリー曲なしで始まったけれど、高まった。こんな始まりも良いし、拳を上げたよ。普段は、聴き、しっかり受け止めたいから手を挙げないのだけど(笑)
中央にamazarashiの映像、サイドにヒロアカの映像があって、曲のテーマとあいまって、「足搔き」たくなったよ。
当たり前だけど、Cメロからの前を向く感じはヒロアカらしさが全開ですね!

②季節は次々死んでいく
去年のサマソニとCDJの映像とともに流れていく言葉。もうこっからは、ぽたぽたと流れていくものがありましたよ。ヒロアカの映像がない曲で、紗幕の映像がおとなしい時、そこに確かに秋田ひろむさん達5人の存在を感じました。

③ロングホープ・フィリア
初めて生で聴けました。嬉しい。またいつか聴きたいです。ほんとに。
バンドサウンドとヒロアカの映像があいまって、「友」への歌をより強く感じることができました。amazarashiには、友についての曲もあるし、愛や離別、立ち上がる曲もある。ヒロアカに関連するからだけでなく、今回のセットリストの中で1番ヒーローに近いものが詰まった曲だって勝手に思いました。

④ごめんねオデッセイ
想定はしてた。してた、、けども、やっぱりこの曲の流れからは刺さっちゃいますね。amazarashiの音楽にも血が混ざってるんですよ、濃い血が。

⑤アンチノミー
今日もポケットの中に大切な言葉と音符と音と演奏を入れてくれました。ただそれだけで感想は良いと思いました。
サマソニの時の映像も好きなんですよね。ネジが、ネジの演出が。


アジアツアーは、行くことができず歯がゆいし、しばらく道標となるライブがないから、残念ですが、また必ず次の再会の場所を信じます。また「見るために」行くので。





レトロリロン 2ndE.P.「ロンリーパラドックス」を聴いて

2024-01-10 21:22:48 | 日記
※あくまで個人の勝手な感想です

昨年、「インナーダイアログ」をリリースしてから1年未満で2nd E.P.「ロンリーパラドックス」をリリースしたレトロリロン。ずーっと応援してきた身としては、嬉しい限りです。ほんと。
今回は、本日リリースしたこの新譜を一通り聴いた感想を日記みたいに書きたいなと思いました。

①TOMODACHI
ポップな感じから始まる曲調とは裏腹に、ネガティブなものを内側に抱えてる人の話なんだなって。案外、どんな人も抱えてるんじゃないかな、通ってきた道なんじゃないかな、ってそんなふうに思いました。
タイトルは、友達や友人との関係を歌っていると思っていたけど、ふと好きな人(知り合い以上恋人未満みたいな)との歌にも若干聴ける、なんて勝手に思いました。
とにかくうまくできなかった自分との折り合いのつけ方を歌っていると解釈してます。
ラストの「ラララララ〜」の部分は歌うべきか聴くべきか、それはライブ会場のみが知る。

②独歩
タイトルから好きだな〜。6曲中、これが1番ダークサイドを兼ねています。歌詞の中身を聴いていて、ニヤリとしてしまう自分は狂っているのでしょうか。もし、この文章を読んでくれた人がいて聴いたらどう思うのでしょうか。
途中のどちらがメインかコーラスかわからなくなりそうな部分。不穏な曲調。涼音くんが影響を受けたアーティスト「黒木渚」さんの「懺悔録」などのイメージが思い起こされて、面白いなって思いました。※似てるとか同じとかそういうことではありません。
あくまで自分は自分。捨てられないけど、それを持って進むのに「ひとりにしないでよ」の歌詞が人間ぽくて好きですね。1番ダークサイドなのにラストの1音の着地が明るいのが、レトロリロンっぽいと思います。

③DND
なにかに挑戦してる人、一生懸命生きている人、でもなかなかうまくいかないのが人間なのですが…「満足するな、進め!」って言われてる気がしますね。
ブラスバンドが入るとまたガラッと変わるレトロリロン。YouTubeで観れるMVも演奏と歌でカッコいいです。貼っとこう(笑)ちなみにこの曲、ドラム好き。

④たださよなら、命燃え尽きるまで
これもタイトル的にもう好き。DNDに近いメッセージ性が込められた曲。ラストの「終わるまで続けていく」に決意を感じていて嬉しいです。

⑤ヘッドライナー
私が語るのは変なのでぼかしますけど、これはボーカル涼音くんの心だと思ってます。いつかまたCDJ2223のGALAXYステージのオープニングアクトみたいにでかいステージでヘッドライナーになることを信じてます!
ちなみにこの曲、ベースから始まるのも良いですよね。リズムも好きです♬

⑥夢を見る
バンド組む前から聴いてたから、バンドセットでどうなるのかなって思ってたら、すごい。。。
キーボードのアレンジでここまで変わるのかってビックリですよ。コーラスも素敵です。
ヘッドライナーの後に夢を見るっていうのが、涼音らしいなぁって思いました(笑)
野望もやりたいこともあるけど、悩みながら地に足つけて進む、レトロリロンが大きい夢に向かっていけますように祈ってます!


なんか、通しで聴いたら『夜から朝まで』を歌にしたみたいな並び順だなって思いました。
それと、歌詞書いているのが涼音くんなので当たり前ですし、御本人も投稿していましたが、分身のような新譜でした。
勝手なイメージですが、前作の「インナーダイアログ」とセットで光と陰が同居した良い盤だなって思います。リリースおめでとうございました!
キーボード、ベース、ドラムの演奏とアレンジも素晴らしい、っていうことで締めくくりたいと思います。





カウントダウンジャパン2324 amazarashi

2023-12-29 23:06:13 | 日記
GALAXYステージ amazarashi

出入りに時間がかかったので、紗幕をかけるところからは見れなかったのですが、リハは聴けました。ドラムの橋谷田先生もシンバルの間から今回は見えて良かった!

リハ:下を向いて歩こう
⇒主にサビだったけれど曲のメッセージ、ツアーの時の気持ちが蘇ってきて、嬉しかったな。またいずれ、全編聴きたいですね。

①俯きヶ丘
ツアーの最初を飾るポエトリーリーディング曲。自分の過去を掘り下げる、そしてそれを以降の曲で見せつけるための大切な曲。「掘り返して 暴いて連れ帰る」真剣に自分を考えないと出てこない歌詞かなって思います。
追記↓
翌日のんびり考えていたら、始まりの音と「ごめんねオデッセイ」の冒頭って繋がりがあるなって感じた。

②季節は次々死んでいく
何が来るか?と思ったら、サマソニでも同じ場所でやった曲。映像が別物かも!?って思ったけど、SNS等で同じだったらしいことを知る。
(まぁ、サマソニも今日もココロに突き刺さったので、記憶が曖昧だったのでしょう 笑)
ツアーには無かったけど、この曲も過去との向き合い。「最低な日々の最悪な夢の 残骸を捨てては行けず」。これが永遠市のテーマのひとつだと思うから、それを力強く歌われたら、決壊です耐えられません。良い意味で。
紗幕の映像も、勝手に受け取りですけど、黒が基調となっているものがCメロの高まりと合わせて白が多くなっていくところ、覆す、という心が表現されたのかなって。文字の扱い方も含めて脱帽でした。

③海洋生命
amazarashiの詩と言葉遣いとバックの演奏の厚さを魅せつけるにはうってつけの曲。初見の方は「え!?」って思われたでしょうけど、ギターの井手上誠さん、まこっちゃんの荒ぶりも最高でした!かっこいい曲!

④ロストボーイズ
何がくるかなぁ、って思ったポイントがここでした。
よく考えると、ツアー中にロストボーイズツアーの時のことを語られてて、体調面など悩まれてたところが繋がってるなって。そういう意味で、ロストボーイズと永遠市はセットなんですよね。迷子、という意味で優しい曲だと思ってましたが、さらに昇華した曲です。

⑤ごめんねオデッセイ
これは……もう曲を、言葉を、聴いてくれってことしかないですね。ツアー中は、ツアーでしか聴けないなって思ってたんですけど、そんなことはないですね。今のamazarashiをGALAXYステージに残すならこの曲でした。
だんだん高まっていく流れは、ツアーからも同じですが、確実に今までで1番力強かった!グランキューブ大阪から名古屋センチュリーホール、カナモトホール札幌、東京ガーデンシアター、リンクステーションホール青森、福岡サンパレス、そして国際フォーラムホールA。出した答えが、決意が、口上でも言っていた「GALAXYステージ」にたどり着いたことに繋がっていた。ただ、それだけです。これからも受け取りに行きます。
追記↓
「俯きヶ丘」の不安な音の入りとは一転、霧が晴れかかった優しい音。答えが出たものを歌う、そんな感じ。改めて言うことでもないけどつながっている。過去と現在を結ぶ旅、そしてその先へ。それが「永遠市」なんだと思いました。あと、今さらだけど、「木漏れ日」という言葉の中にも「雨」という漢字が入っているんですよね。らしいなぁって思います。
※永遠市の原作は読んでいません。あと、ツアーと仕事が落ち着いてから読みたかったので、まだ盤のブックレットも読んでません。

⑥アンチノミー
ラスト。この流れの語りだけは、何回聞いても泣いてしまう。ツアーもCDJのステージも受け取ったものは忘れたくない。ポケットの中にそっと残して、どうにもならん時に触れたいと思います。
いくら二律背反で矛盾しようが、自分ってやつだけは捨てずに抗いたいと思います。それが感想です。

終わってしまったけど、終わりは始まり、ということで来年も決まっていることはあるから、行ける限り全力で行きたいと思います。心が、「行かねばならぬ」って言ってるから。









「永遠市」を歩いて

2023-12-12 01:02:48 | 日記
#amazarashi Live Tour 2023「#永遠市」が完成した。
つまり、終わってしまったのだ。
終わりの始まり、という言葉はあるけど、ちょっとさみしい。
ツアーについて、あくまで個人的な受け取り方を書いていきたいと思う。日記みたいなものなので、文章力はないです。



①俯きヶ丘
今回は、導入がなく暗転からいきなり始まった。今ツアーは、今までもあったけれど、「強めの自分語りと決意」がテーマであった気がして、その上で自分の過去を掘り起こすポエトリー曲として、しっかり届いた。

②インヒューマンエンパシー
強めの紗幕映像。でも、それゆえに、心に突き刺さる。「この世の余所者として」、それでも「自分の生き方を選びたい」。この叫びは、私も思う。回を重ねるごとに芯に入ってきてしまって(今仕事とかで追い詰められているのもあるだろうが)、どんどん好きになった。ちなみに最後のたくさんの手は、みんなの手、かなぁって妄想。

③下を向いて歩こう
これも自分起こしの曲。自分の選択は「自分で始めた」、それを照らしてくれるものはどこかにあるんだろうな。人それぞれ。太陽で照らせない、ステージで照らせるもの、それを照明が間奏で魅せてくれてるのが良いですね。私はライブハウスとかも好きだから、そうもとれる。福岡の日は、だいぶメンタルやられてたので、背中を押してくれたと勝手に思うことにします。
そして、ここから、「生活」がテーマになっていくのかな〜、と。

④ディザスター
ゲームとamazarashiのどちらでも当てはまる曲。ゲームも人生と一緒で良いことばっかではない。そんなのはほぼありえない。amazarashiとしては、福岡で言ってた「後悔しない選択」。これが全てな気がする。「没後評価されて喜ぶ擦過なんているもんか」、「人が押し付ける褒章は心底くそくらえ」、このあたりは超新星にもつながると思っていて、今回かっこいいと思えた瞬間だった。ラスサビの紗幕、マシンガンも個人的に好きな演出。

⑤14歳
はぁ、、、ここからですよ。真先生(レッスン受けてるので)のドラムからだ!って思ってたら、豊川さんのキーボード入ってきて、「え、この感じまさか…」って観じで曲突入。大阪で聴いた時は、頭バグって曲名出てこなかったのに、すぐ涙腺決壊。聞きたかったんです。この曲だけは、全公演涙腺を止められません。無理です。レッスンの課題曲にしたくらいです。真先生のドラム観察しようと思うけど、ライブ中は私の精神に余裕がないのが残念(笑)
ひろむさんには、好きな歌を歌っていてほしい、それが望みです。

⑥無題
紗幕の映像初めて観た。素敵な1番、つらい2番、そして本質のラスト。これもまた生活、ですね。この曲も「自分のやりたいこと」と「求められること」の対比なんだろうなって。それが一致することって難しい。でも、信じてきたことが正しい、と思いたい。そうあってほしい。

⑦つじつま合わせに生まれた僕等
この曲は、豊川さんのきれいなキーボードから始まる。ちなみに、紗幕のうしろには赤線で表示される曲があるんだって知りました。
紗幕と歌詞が考えさせられます。「頭を吹き飛ばされた少女」、「大義名分が出来た他人がやましさも無く断罪する」、広い世の中のこともあれば、「匿名を決め込む」自分もいるわけで。人間が考える善悪を見せつけられた気がします。でも、大事なことでもあるので、この曲が入っていて良かった。
実は、今まであまりしっくり来てなかったけれど、今回やけに入ってきました。救いがあるかどうかわからないけど、ナイフを持っていた少年が赤く染めたのではなく、夕焼けがただ赤く染めた。こっちが良くて、あとは幸せになってほしい。無責任かもしれないけど、そんなこと思った。

⑧スワイプ
なぜか、大阪から、次これだろ、ってわかった曲。社会風刺曲。
紗幕が秀逸で、この世の理不尽が込められている。個人的には、「出番を待っている死神」がそのとおりだと思う。Cメロの「いつかの罪悪で血まみれ」というところに自分のだめなところも垣間見えて、スワイプされる側もする側もどちらにもなりえると考えさせられる曲。
最後のまこっちゃんのギターで切り裂くのが、この曲のすべて。

⑨君はまだ夏を知らない
この曲については、とにかく「優しい」でいいですね。もうそれだけでいいかな。
ちなみに紗幕の映像、2番の文字って札幌から変わった気がするのは気のせいかなぁ。文字が大きくなった気がする。日記帳みたいな演出があった気がするんだよな。気のせいなんだろうな。

⑩月曜日
ここまでが生活の曲って勝手に思ってる。変わってしまうもの、変わらないもの。大切なものは変わってほしくないってよく思うから、大人になっても認め合える何かがあってほしいですよね。
札幌とファイナル東京が月曜日なのは、偶然なのかな(笑)この曲の中にも永遠って言葉も出てきますし。

⑪海洋生命
ガラッと流れが変わる曲。
これめちゃくちゃかっこよかった。特にまこっちゃんの歪ギター。ちなみに、タイトルを無視して、私は「人間」を表した曲だな~って感じてる。

⑫超新星
この曲の「覚悟」と「決意」がMCに出ていた全てだと思う。終わるその時まで、見届けたい。「行けるところまで」突き進んでください!生身で。手放せない歌があるというのは、聴手としても嬉しいですね。

⑬自由に向かって逃げろ
アップテンポの曲でこういう曲をたくさん歌いたいのかな、って勝手に妄想してた(笑)
この曲の紗幕も変化が素晴らしかった。個人的には化物の演出が◯。あとはサビの「自由」の文字ですね。超新星が自分を鼓舞する歌なら、こちらは応援曲だなって思いましたね。

⑭空に歌えば
これはステージのみんなノッて弾き叩き歌う。そして、虚実を切り裂いてくれる。Cメロからの流れは、代わりに困難にぶつかってくれる感じで、力をもらいます。音源より生の方が力強い!ラストのひろむさんのカッティングが好きです。

⑮美しき思い出
これは、過去のジャケットがポスターになっている話を聞いてから、より心に刺さる曲。あと、「忘れたいこと」の部屋のものがだんだん消えていくのに、ポスターは消えない。この演出がすごいと思った。ちなみに、今回までは美しき思い出も普通だったけど、今回で身近に感じるようになった。最後のタメからの力強い歌唱と演奏は、気持ちが入っていて痛いほど伝わりました。(昔のことを知らないけれど想像はできる)タケさんと目があって、感極まった名古屋も納得です。

⑯ごめんねオデッセイ
ファイナルまで木漏れ日の意味を探していて、今日ようやく自分なりの答えを出しました。「次に進むための休憩場所」かな、と。どこまでいっても表現者は走るから。無理はしないように進んでほしい、amazarashiの歌にも詩にも血が混ざっているから。

⑰アンチノミー
始まる前にあんなMCずるいですよ。騒々しい無人のときも似たことを言ってくれたけど、優しすぎます。
「感情・知性を持たないで」そんなアンチノミー、二律背反。人間である以上悩むしか無いから、やっぱり必要。それを持って私も進もうと思う。それが「自分」だから。

【追記】
忘れてた。終わった後に流れる曲が「まっさら」というのも今回のツアーのすごいところ。ここからまたがんばっていかなきゃ、という気持ちで聴いている。それがライブが終わった退場曲に流れるとは…優しすぎるぜamazarashi。

それぞれの地で、いろんなMCを聴けたけれど、今日のファイナル。「永遠市の完成」、そして「やりたいことへ進む」と言ってれたので、これからも追い続ける。超新星になるまで。

次は、CDJですね。それまでにがんばらなきゃならないことに向き合います。またの再会を心待ちにしながら。