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松平健版『遠山の金さん』

2011-08-09 17:05:00 | 天保~幕末前夜
こちらは遠山景元が町人に化けていろいろな仕事をしているのを観て、警察署の署長もしくは裁判官が仕事をさぼってアルバイトをしているように見えて、けしからん行動に見えてきた。
景元は奉行だから幕府から給料をもらっているはずで、そのような公職にある人間が奉行所を留守にして他の仕事(船頭もやっていたか)をしていいのかどうか。
これでは本当の仕事の必要な人に職が回ってこない。

『仕事人アヘン戦争へ行く』では栗塚旭扮する遠山金四郎が船頭もやっており、こちらは観ていて特に気にならなかった。

21世紀になってリメイクされた『大岡越前』や『遠山の金さん』を観ると違和感が強くなったのは不思議だ。
『水戸黄門』も同様で、光圀一行の路銀は幕府または水戸藩から出ており、生活の心配をする必要のない人たちだ。

そういう生活の安定した権力者がお遊びで外を出歩いて庶民の味方を気取っても、本質的な改革にはならないし、水戸老公など本来、西山荘でやるべき仕事をさぼっているように見えてくる。
『水戸黄門』と『遠山の金さん』が21世紀になってなくなっていったのもそのためだろう。

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