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両陛下、26、27日に沖縄訪問、対馬丸記念館訪問

2014-06-23 11:12:00 | 昭和初期
対馬丸沈没70年 両陛下慰霊へ - Y!ニュース
沈没70年、子供たちら1500人犠牲の「対馬丸」 両陛下初のご慰霊へ(産経新聞) - Y!ニュース
午前11:10 - 2014年6月23日
related tweet(1) (2) (3) (4) (5) (6)

Tsushima Maru Requiem: Japan’s untold WWII tragedy of Titanic proportions:
August 22, 2012

11:34 - 2014年6月23日

対馬丸~さようなら沖縄~ [VHS] VHS ~ 田中真弓 @AmazonJPさんから
昼前11:51 - 2014年6月23日

KyodoChinese‏@KyodoChinese
“対馬丸沈船事件”70周年天皇夫婦或前往沖縄:   【共同社3月19日電】今年是二戦学童疏散船“対馬丸”被美軍撃沈70周年。日本宮内庁相関人士18日接受采訪時透露,天皇和皇后前往沖縄県并参観那覇市対馬丸記念館的計劃正在討...
21:32 - 2014年3月18日


沖縄に反基地運動はあるが、対馬丸に関してはアメリカの謝罪や賠償を求める意見は見当たらない。むしろ天皇への複雑な感情があるようだ。これもGHQの洗脳ゆえか。

美駐日大使擬参観記念館欲向沖縄展示友好姿態|沖縄|日本_鳳凰資訊
2014-06-13

日本天皇夫婦訪問沖縄悼念対馬丸事件遇難者_国際新聞_環球网
2014-06-26
17:07 - 2014年6月28日

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2014年6/23 6月

関連語句
TSUSHIMA-MARU(twitter)
TSUSHIMA MARU(twitter)
対馬丸 對馬丸(twitter)

2014年5月20日朝日新聞投書『抗日組織 日本軍の動き掌握』

2014-06-23 06:13:00 | 昭和初期
2014年5月20日付朝日新聞にある90歳の人の投書によると、戦時中、満州での日本軍の行動は抗日勢力に筒抜けで、それがソ連参戦と日本兵及び邦人の悲劇を生んだらしい。もし安倍政権の人がこの投書を読んだら在外邦人保護の為に集団的自衛権と特定秘密保護法の強化が一層必要だと思うだけだろう。
朝6:19 - 2014年6月23日

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2014年6月

関連語句
満州 満洲 滿洲 自衛権

参照
集団的自衛権、首相が前線に行かないことについて - teacup.ブログ“AutoPage”



産経新聞による『はだしのゲン』批判は閲覧制限の理由にならない

2014-05-31 19:06:00 | 昭和初期
産経新聞の『はだしのゲン』批判は劇中の描写や歴史観への批判に終始しており、個人の感想文または意見としてはそれもあっていいが、それが『ゲン』を「公立の学校の図書館に置いてはならない」という結論に持っていく根拠に乏しい。
「自分にとって気に食わないから図書館に置くな」という意見は通用しない。


【西論】どこまで日本をおとしめるのか 「はだしのゲン」再考 編集委員・河村直哉 - MSN産経ニュース
2013.9.3 15:16


また「公立の学校図書館に置くな」という意見は「私立の学校には置いていい」という主張であり、「学校図書館にふさわしくない」ということは「一般の市民図書館には置いていい」ということになる。また『ゲン』を「図書館に置くな」と主張する人は「読みたい人は書店で買って読め」などと購入を推薦しているくらいだ。

要するに産経新聞社は『はだしのゲン』について歴史観を問題視しながら、「私立の学校図書館か、学校図書館でない市内の図書館なら『ゲン』を置いていいし、書店で買うことをお勧めする」と言っているわけで、完全に論理矛盾である。それなら公立の学校の図書館で自由閲覧できても大した違いはない。

『ゲン』を閉架にした図書館の関係者または教育委員も、長い間『ゲン』を自由閲覧にしておいて、「陳情」があると急に閲覧制限し、それを批判されるとすぐ自由閲覧に戻しており、要するに制限にはきちんとした理由がなかったのだろう。
また、産経新聞は『ゲン』またはその擁護派を「左傾病」と批判するが、「左傾」の定義が曖昧で、これも図書館から撤去する理由にはならない。

2012年12月に中沢啓治が他界した直後、産経新聞は「はだしのゲン」を「(作者)自身の被爆体験をもとに、原爆投下後の広島をたくましく生き抜く少年を描いた漫画」として好意的に紹介していた。2013年になって猛烈に批判し始めたようだ。
└→「はだしのゲン」作者、中沢啓治さん死去(2012.12.25) - MSN産経ニュース
2:49 - 2014年5月31日  

最近では学校のそばに引っ越した人が授業や部活の音・声を騒音と見なして抗議するらしい。皆が個人主義者になって自分の権利だけ考えるようになって学校教育に介入する。「はだしのゲン」の閲覧制限も市民の抗議から始まっており、庶民のエゴイズムに原因がある。
18:33 - 2014年5月31日

フジサンケイグループは2007年にフジテレビで「はだしのゲン」をドラマ化しており、2012年12月に中沢啓治が他界した直後、産経新聞は「ゲン」を批判しておらず好意的に紹介。2013年に閉架措置が報道されると産経は「ゲン」を猛烈に批判し始めた。
18:41 - 2014年5月31日

『はだしのゲン』の閲覧制限を主張する人たちは「朝日・毎日が『ゲン』の反核・反戦の部分だけを強調し、反日的な主張の問題点を隠蔽している」と批判していた。朝日新聞が『ゲン』の「反日的」な場面を掲載すると産経は「日本をおとしめるのか」と批判を始めた。朝日による掲載が閉架撤回後ということもあるが、産経の主張はここでも矛盾している。

『はだしのゲン』の「三光作戦」などに関する記述が假に「嘘」だとしても、閉架や撤去ではそれが「嘘」だという主張も人々に傳わらず、逆に事実隠蔽だとみなされるだろう。もし『ゲン』が小学校の図書館から撤去されても、中学、高校になって学校の図書館で見た人や、書店で買って(または買ってもらって)見た人は『ゲン』の主張を真に受ける可能性がある。
作者存命中にかきかえや注釋の追加をさせることができなかった批判派の怠慢も問題だが、むしろ学校では教師が『ゲン』を授業で取り上げて、生徒たちに『ゲン』の内容が正しいか調べさせ、賛成か反対か教室で議論させるのが妥当である。
『美味しんぼ』の「強制連行」についても「嘘」だから焚書にするようでは、却って裏で手に入れようとする人が出るだけだ。むしろ批判本を出す方が得策だろう。

『はだしのゲン』の中に「真実」と「嘘」があるとしても、「嘘」があるからといって人々が『ゲン』を読めなくなれば、「嘘」を信じずに済む反面、「真実」の部分を『ゲン』から知ることはできなくなり、『ゲン』に代わる作品、資料または教材が必要である。『ゲン』を人々に見せないようにしたい人たちは『ゲン』を隠蔽することで「嘘」だけでなく「真実」も傳わらなくなる問題をどう解決するか、代案がない。

もちろん『ゲン』に問題があるとしたら、図書館からの撤去や閉架など何の効果もない。図書館で『ゲン』を読まなかった人が別の経緯で読む場合もある。不買運動でも起こさない限りは無理だが、制限派はそこまでできない。それをやると検閲か言論弾圧になる。だから図書館の閲覧制限という何の効果もないことで済ませている。しかし図書館での閲覧制限に反対する人から見て、制限を目指す人たちは焚書や事実隠蔽を目指している人たちに見えるだろう。それはやむを得ない。

産経新聞や『正論』『WiLL』は『はだしのゲン』の反戦・反核の主張を評価しながら反日の部分を問題視しており、朝日や毎日が『ゲン』を擁護する点についても「反日的な部分に触れず、反戦・反核の主張が隠されたかのように報道している」として批判していた。ところが閉架決定後とはいえ、朝日が『ゲン』の「反日」の部分を紙面に載せると産経は「自虐」として批判。『ゲン』の自由閲覧を求める人たちは『ゲン』の「反日」を知らないからではなく、知った上で自由閲覧を求めている。産経はそこをわかっていないようだ。

Hiroshima: The Autobiography of Barefoot Gen - Nakazawa Keiji  
#はだしのゲン
9:25 - 2014年6月1日

@arakawa_kohsen2 秦郁彦は雑誌「WiLL」での「はだしのゲン」批判で「ゲンの作者の復讐の矛先がアメリカでなく日本の天皇に向けられている」としてますが、「ゲン」はアメリカへの批判もちゃんとやっているわけで、「ゲン」批判派は漫画の読解力が絶望的に欠けていますね。
20:04 - 2014年6月1日
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@kyojitsurekishi 集団的自衛権に関して「安倍首相自身は前線に出ないのに(日本を『戦争のできる国』にしようとしている?)」という批判があるようで、Twitterで議論になっている。字数が多くなるのでブログに書いた。
集団的自衛権、首相が前線に行かないことについて
1:36 - 2014年6月2日

むしろ「『はだしのゲン』が排除されるからこういう暴言を言う無知な奴が出る」という見方の方が普通だと思いますが。
10:52 6月9日(月)
related tweet(1) (2) (3)

@kyojitsurekishi 産経は「はだしのゲンを公立の学校の図書館に置くべきでない」と主張しているようだ。被爆者に暴言を言った中学生数人は横浜の市立中学の生徒らしい。ではこの暴言は中学生が「はだしのゲン」を読んだせいか、読まなかったせいか、産経はどう説明するだろうか。
11:02 6月9日(月)

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参考になるHP
反日反天皇マンガ「はだしのゲン」南木の資料室別館

関連語句
はだしのゲン
はだしのゲン 産経(twilog)
はだしのゲン 産経(twitter)

参照
『はだしのゲン』関連tw(2014年4月21日) - Yahoo!ブログ
2013.9.3産経新聞「はだしのゲン」批判 - Yahoo!ブログ
『はだしのゲン』における光子の台詞 - teacup.ブログ“AutoPage”

『はだしのゲン』閲覧制限(2013年9月5号『週刊新潮』を読んで考える)

2014-04-10 01:40:00 | 昭和初期
「週刊新潮」2013年9月5日号によると2012年8月に市内(多分松江市)に住む男性から「子供に間違った歴史認識を植え付ける。小中学校から撤去すべし」との陳情が市議会に寄せられ、審議を経て不採択になったものの対応は教委に任され、教育長数人で漫画を読み込み、後半が「子供の発達上、悪影響を及ぼす」との見解でまとまったものの、一部のみの制限では検閲に当たるので全体が対象になったらしい。

しかしこういう陳情は2012年より前にはなかったのだろうか。
もし『はだしのゲン』が子供に「有害」なら図書館に置かれるようになった直後から、保護者を含む市民から撤去や閉架を求める陳情があってもおかしくない。
つまり教委も図書館関係者も『ゲン』の自由閲覧を長い間放置したままで、ここ数年になって慌てて閉架措置をしたわけだ。

『はだしのゲン』の単行本と文庫が出た時期を再確認すると、汐文社の単行本の1巻は1975年に出たので2012年の時点で37年、汐文社の単行本が10巻揃った1987年から数えても2012年の時点でも25年経過している。
30年前後の間、『ゲン』を読んで育った大人は数多いが、この中のどれだけの人が「発達上、悪影響」を受けたというのだろうか。

関連語句
はだしのゲン
はだしのゲン(twitter)

参照
『はだしのゲン』関連tw(2013年10月10日)
『はだしのゲン』関連tw(2014年4月2日~3日)