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ボンジュ~ル!

普段着のパリとワンコとのほのぼの雑記/byERIKO

モンマルトルもすっかり秋!

2011年10月21日 | 出来事
10月も半ばを過ぎ、寒くなって来た...パリです。

今までのアパートは、中央暖房だったので自動的に暖房が入ったのですが、
ここは、各部屋ごとにある電気の暖房を自分で点けるタイプ。
電気代を節約せねばと、着膨れして寒さを堪えていたのですが...
でも、風邪引いたら大変だしね~とか言い訳しながら、2~3日前から、ついに点けてしまいました。暖か~~


さて。。。



今日は寒いけど良い天気
久しぶりに、モンマルトルの坂を上ってみようか

おっ




夏の暑い時期には、テーブルと椅子を出して賑わったいたのに...
寒くなり、テラス席も片付けられて、ちょっと淋しい景色になっていました


でも。。。



ここからの見晴らしは、どの季節でも良いみたいです...やっぱり、人気スポット



ここも、入り口の木の葉っぱが落ちて、風車も良く見える

向かいの小路の壁に、新しい落書きを発見



面白いのが...



この人。赤ちゃんを抱っこしてるインデアン?



顔が3Dに...舌がリアル過ぎる~~

まだまだ、暑い夏のモンマルトルを撮った写真あるんだけど、どうしようかな...
季節も、世の中も、私だって、移り変わっていってるし...
「モンマルトルを行く」の続きは、思い出したように時々するかも...です


次の引越しは12月になりそう。
それまでは、気持もなかなか落ち着けない...
でも、少しづつ、前に進んではいます


モンマルトルを行く 「続・ユトリロの世界」

2011年10月14日 | 出来事
今日は朝からとっても良い天気...のパリです

ついこの間まで秋なのに暑いね~なんて挨拶していたのに...
街はさっさと秋の装いに変わり、涼しくなりました。

午後は17℃と天気予報では言ってましたが、上着は要ります


あっという間に10月も半ば過ぎ...早い...
グズグズしてはいられない~~


ユトリロのこの「コタン小路」を探しに出かけた時の事。。。




見つからない...どこだ~コタン小路~




この辺なんだけどな...


あった~


 
これじゃあ分からないよね こんな狭い通りで、細い階段です。

下りてみると。。。



確かに、ユトリロの世界でした



確かに、コタン小路...でした。

でも、暑い中歩き回り(私、自慢じゃないが相当の方向音痴なのです)脚力・体力限界
ちゃんと今日の目的も達成したんだし、もう、帰るっきゃない


そして。。。

翌日は土曜日、しかも日本晴れ~...じゃなくパリ晴れ~の上天気

そんなのね、下(下の道)から行けば簡単なのに、と言うダンナさんと凝りもせず再び『コタン小路へ』





あっ、ここってママと昨日来た所だよね




昨日はいっぱい歩いたのに、今日はすぐ着いたね~って、君達ウルサイよ~

 

階段上がりま~す

 

上からでは、やっぱり分かりづらいよね...
階段を上がりきったこの白壁の家なんか、真夏の青い空と一緒だと、見ようによっては南仏...なんて見えません?




お馴染みのサクレクール寺院を通り過ぎ(ここはサクレクール寺院のすぐ前ではなく、下のメリーゴーランドのある広場)



フニクリフニクラ(丘の上まで行けるケーブルカー)の前も待っている人で一杯



ジュテームの壁、見てくるから待っててね...メトロ「アベス駅」前にて



このゴチャゴチャ文字が書かれているのがジュテームの壁
小さな公園の横のアパートの壁一面に300カ国の言葉で愛の告白が書かれているんだとか...
暑くて顔洗いたくなるムッシュの気持わかります~~



帰り道の見慣れたこの通りも、やっぱり撮ってしまいます
ユトリロは、もう少し下から描いてるね



後日、下の通りから撮ってみたんだけど、こんな感じかな...



ユトリロ作「トロゼ通り」


モンマルトルを散歩していると、何処かで見たような景色があちこちにあります。
その絵画の世界の中で普通に生活しているって、スゴイ気がする。。。




モンマルトルを行く・六「ユトリロの風景」

2011年09月30日 | 出来事
今週は、夏に戻ったかのような暑い...パリです。

午後は、28℃...
でも、秋風ピューピュー、ドンヨリ曇り空...よりもいいかも


さて。。。

せっかくのモンマルトルですからね...ユトリロの世界をウロウロしてみましょう



 
モーリス・ユトリロ (Maurice Utrillo/1883年~1955年)
ユトリロは、エコール・ド・パリの画家のなかでは珍しくフランス人である。
作品のほとんどは風景画、それも、小路、教会、運河などの身近なパリの風景を描いたものである。
ありふれた街の風景を描きながら、その画面は不思議な詩情と静謐さに満ちている。
特に、壁などの色に用いられた独特の白が印象的である。第二次世界大戦後まで余命を保つが、
作品は、後に「白の時代」といわれる、アルコールに溺れていた初期のものの方が一般に評価が高い。
パリ郊外のサノワ・サンノワ にはモーリス・ユトリロ美術館がある。またモンマルトルにある墓には献花が絶えない。(ウィキペディアより抜粋)



さあ、行きましょう~




ルペック通りの主かな、このあたりでよく見かける猫ちゃんに出迎えられて...
この子、よ~く見ると、目もオレンジというか金色なんです

 

ラデの風車を通り抜け、いつもの見慣れた広場に...そのままノルヴァン通りをまっすぐ行くとテルトル広場です。



テルトル広場、この日も観光客でいっぱいでした。



ノルヴァン通りの左側の細い小路「サン・リュスティック通り」です。
↓のユトリロの作品と殆ど同じだと思いませんか...





ユトリロって食べられるの? はいはい君達もハイポーズ!あ~良い顔出来ました



コンシュラも入った作品もあったはずだけど...





ワインの木箱で作られたテーブールが良い感じ...

 

暑い中、いっぱい歩いて疲れたね~、ユトリロの風景の夢でも見ながら、オヤスミ...



ユトリロ、まだまだ、続きます。。。





モンマルトルを行く・五「クリッシー通り」

2011年09月24日 | 出来事
今日も、秋晴れの気持ちの良い...パリです

さて。。。

暑い夏のモンマルトルの写真もまだまだあるのですが...
最近撮った写真の鮮度も落ちないように、掲載して行こうかなと...

では、昨日のお散歩風景です





いつものモンマルトル墓地の横を通り...

でも、

  

今日は、左の急坂の方には曲がらず、



お墓に沿って右にそのまま進みます



ママ~、こっちでいいの~ 「見返り美人犬」二匹...なんちゃって

 

右にそのまま進む道はサクレクールの方に繋がる「コーランクール通り」、モンマルトル墓地の上を通っています。
お墓の上をビュンビュン車が走り、墓地の見学者も絶えなくて、皆さん安らかに眠れるのかな...なんてね



あっ、エッフェル塔が見える 懐かしいお姿

そして、交差点を左に行きます。

 

ここが「クリッシー通り」、あの赤い「アレ」があるところ...です。 向こうにチラッと見えてる...




ド~ン『ムーラン・ルージュ』。こんな近くだったんだね、ビックリ~



「君達、これがね有名な赤い風車だよ」「ヘ~~、これですか
「ドンキホーテにやっつけてもらおう」...って

日本のテレビドラマの話なんですが、「ドンキホーテ」最終回、城田と鯖島は元に戻れるのか...
面白くてちょっと、はまってま~す でも、もう最終回なのよね...
テレビドラマをダウンロード出来るサイトがあって、こちらでも翌日か翌々日には見えるのです。
便利な世の中になったね~

話を散歩に戻して。。。



この先は、両側に並ぶその類の危なげなお店もどんどん増えてくるし、
モモ・ミミが一緒とはいえ、ビビリの私にはこれ以上進むのは無理~...でした
それに、ムーラン・ルージュを目指して、この通りに来た訳ではないので...
きっと、見落としたに違いないと、引っ返します。



こんな所も走ってるのね~



左右の道路は一方通行で、中央は、こんな感じで緑もあってベンチも置かれ、歓楽街でなければ良いお散歩コースなんだけど...
両サイドは、レストラン・バー・ショップ・キャバレー...等いっぱいです



あった~~




探してたのは、この『シテ・ヴェロン小路』です。
小さな細い袋小路なので、ムーラン・ルージュの派手さに目がいってしまい、つい見落としてしまったようです

 

ここには「l'Academie des Arts Choregraphiques」というパリで一番有名なバレエ学校があるそうです。
道理で可愛いマドモアゼルや男の子を連れたママやパパが、次から次へと入って来てたのね~
学校が終わった後、バレエのレッスンですか。



こんな場所のこんな細い袋小路...と躊躇しながら足を踏み入れたのですが、緑がいっぱいで静かな通りでした。
そして、
ここの6番地には1950年代にフランスを代表する2人の作家、ジャック・プレヴェールとボリス・ヴィアンが住んでいたそうです。
(同じ階に住んでいただけで、一緒に住んでいたのではないです...念の為)
「ジャック・プレヴェール」は、シャンソン「枯葉」の作詞者、彼は20年位住んでいたそうです。ほ~...
ボリス・ヴィアンは、ジャズ・トランペット奏者であり、作家、歌手と幅広く活動していたとか。そうなんだ~
私は、両者とも、あまり知らなくて...すみません

ボリス・ヴィアンの『J'suis snob』っていう歌
背景が殆どモンマルトルみたい、曲も、歌も、二人の男の子も、なかなかいい感じだと思いませんか



『World In Union』
ラグビー・ワールドカップのテーマソングです。
今、ニュージーランドで行われているラグビーW杯の試合終了後、TVから流れてくる曲がどう聞いても日本語に聞こえて...
日本語は、誰が歌っているのかな...
でも、体の中から力が湧いてくるような、とってもいい曲だと思います

只今、パリは、お昼の12時半を過ぎたところ。
フランスニュージーランドの試合をやってます。
『17対37』残すところ3分
フランス、勝てるか...いや、世界№1のどこまで迫れるか...ですか

ピ、ピ~~ 
『17対37』のまま、試合終了
やっぱり、世界の壁は厚かったですね
そして、次は、フランスはトンガと、日本はカナダとの試合になります。
日本は、残念ながら前回でこの先はなくなってしまいましたが、フランスは、勝てばベスト8進出
頑張れ~~~


モンマルトルを行く 「その四」

2011年09月22日 | 出来事
今日は、久しぶりにとってもいい天気...なパリです。

日本、台風大変でしたね。
犠牲になられた方のご冥福、お祈りいたします。

気になって、今朝日本に電話したら、実家の方は大丈夫でした...ホッ


さて。。。

パリは、もうすっかり秋...今日の写真は9月15日に撮ったものです。





蔦の絡ま~るチャペル...ではなく、この塀の向こうは、モンマルトル墓地です。

いつもの坂道を登っていくと...



あれっ、この家って...



夏の時は、こんなでしたが...



窓にお花も飾られ、壁の落書きもなくなって、綺麗になってます
おうちの人が、バカンスから帰って来たのかな...


さて、昨日したエミール・グドー広場ですが...



この日は、オルゴールおじさんはいなくて、皆さんの憩いの広場でした。
犬も何匹もいて、うちのモモ・ミミは未だに犬に対して友好的になれないので、
ゆっくり憩う事も出来ず、ちゃちゃっと証拠写真を撮って、そそくさと退散です





あっ!犬だ!! ジャックだ!!! ウ~~
君達、静粛に でも、上がっていくのは大変な急坂です...パパさん頑張れ

そして、ここには。。。





『LE BATEAU LAVOIR/洗濯船』があります。

木造のおんぼろアパートで、ギシギシと軋む音がセーヌに浮かぶ洗濯用の船のようだった事から、洗濯船と呼ばれたらしいです。
(*15世紀終わり頃から20世紀前半まで、セーヌ河岸には80隻もの洗濯船が係留されていたとか)

20世紀の初め頃、
ここは、若き日のピカソやアポリネールなどの、当時はまだまだ貧乏だった画家や詩人達のアトリエ付木造アパートでした。
当時の建物は、1970年に火事で消失してしまった為、これは建て直されたものだそうです。
今は、当時の貴重な写真などが展示されているようです。



ソロソロこの広場を後にして、帰りましょうかね

広場の下のデュランタン通りを下りて行くと...

 

枝魯枝魯(ギロギロ)発見!
こんな所にあったのね~。私まだ行ったことないですが、皆さんの評判はなかなか良いみたい
前ここを通った時、変な絵というか模様というか(すみません)が、表のウインドーに描いてあって、
ここが枝魯枝魯とは知らず、変なの~なんて思って通り過ぎました...
模様替えしたのか、すっきりしましたね。


  
なかなか美味しいらしいし、行ってみたいね~
「ウン」食いしん坊ミミさんぺろりと思わず舌なめずりですか。
モモさんは?「あったりまえです」 だよね...



帰り道の途中にある黄色と赤のこの小さな建物、レストランって書いてあるのでレストランでしょう
特別な建物でもないんだろうけど、お散歩でよくこの前を通るし、目立ってるし、何故か気になります。



風車...だよね...



右手の坂の上には「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」の風車が見えます