日本の伝統文化と、正しい歴史認識を伝えたい❗

日本の伝統文化紹介と、日本の現状と問題点。

今日は何の日

2022-06-30 07:36:27 | 日記


集団疎開の日(6月30日 記念日)

1944年(昭和19年)のこの日、東条英機内閣が都市の学童を地方へ学校単位で集団疎開させること(学童疎開促進要綱)が閣議決定された。



アメリカ軍がサイパン島に上陸して、本土への空襲も回避できないと判断したもので、7月17日に学童疎開実施要綱が決まり、即日実施された。京浜・名古屋・阪神・北九州の12の重要都市の国民学校初等科第3学年~第6学年の児童が対象となった。1945年(昭和20年)の春には全国で約40万人を超える児童が疎開したいわれている。



今日は何の日

2022-06-29 08:16:15 | 日記


佃煮の日(6月29日 記念日)

東京都台東区東上野に事務局を置き、佃煮を扱う全国調理食品工業協同組合が制定。

日付は、佃煮の発祥の地である東京・佃島(中央区佃)の守り神である住吉神社が創建されたのが1646年(正保3年)6月29日であることから。

魚介類・昆布・豆・牛肉など種類も多く、不足しがちな栄養素も豊富な佃煮をもっとPRすることが目的。記念日は2004年(平成16年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

佃煮の日

佃煮について

佃煮とは、醤油・みりん・砂糖などで甘辛く煮付けた食べ物。現在では全国各地に佃煮の産地がある。香川県の小豆島は、醤油の産地でもあり佃煮が多く作られており、特に昆布の佃煮が有名である。他にも、静岡県焼津市のマグロ、カツオの佃煮などがよく知られている。

イワシの佃煮

佃煮の名前は、江戸時代に佃島で作り始めたことに由来する。1582年(天正10年)6月2日に京都で起きた「本能寺の変」がきっかけで佃煮が生まれたとされる。そのため、6月2日は「甘露煮の日」となっている。また、佃島で作られた佃煮は、参勤交代に訪れる大名たちにより江戸名物の土産物として全国に広まっていった。



今日は何の日

2022-06-28 08:45:46 | 日記


パフェの日(6月28日 記念日)

パフェの愛好家とパフェを扱う洋菓子業界が制定。

1950年(昭和25年)のこの日、巨人の藤本英雄投手が日本プロ野球史上初のパーフェクトゲーム(完全試合)を達成した。洋風冷菓子の一つである「パフェ(parfait)」がフランス語で「完全な(パーフェクト)」という意味があるところから、「完全試合」に通ずるとして記念日とした。



また、パフェに使われるメロンなどの果実が出回る季節でもある。パフェの美味しさ、美しさ、オリジナリティの豊かさをより多くの人と楽しむことが目的。この日には記念日にちなんで、パフェの割引を行ったり、新作パフェを登場させる店なども見られる。

フランスでのパルフェ(parfait)は、卵黄に砂糖やホイップクリームを混ぜて、型につめて凍らせたアイスクリーム状の冷菓に、ソースや冷やした果物を添えて皿で供する。日本のパフェとは異なるが、このパルフェに様々に手が加えられ、現在の日本のパフェが完成したと考えられる。




今日は何の日

2022-06-27 08:14:04 | 日記


ちらし寿司の日(6月27日 記念日)

広島県広島市西区に本社を置き、ちらし寿司などの調理用食材の製造・販売メーカーである株式会社「あじかん」が制定。

日付は、この日が岡山のちらし寿司「ばら寿司」が生まれるきっかけとなった備前岡山藩主・池田光政の命日であることから。山の幸、海の幸などの食材をたっぷり使ったちらし寿司を食べて、夏に向けて元気になってもらおうと記念日とした。記念日は2004年(平成16年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。


ちらし寿司について

ちらし寿司とは、酢飯に多種類の具材を合わせて作る寿司で、単に「ちらし」と呼ぶこともある。ちらし寿司の「ちらし」は、寿司飯の中、または上に様々な具材を「散らす」ことに由来する。

ちらし寿司の誕生には諸説あるが、一説には江戸時代の1654年に備前(現:岡山県)で大洪水が起き、当時の藩主・池田光政が汁物以外に副食を一品に制限する「一汁一菜令」という倹約令を出したことがきっかけといわれている。

災害復旧のため、食事まで制約された人々は、そのような状況の中で少しでも美味しい食事をしたいという思いから、できる限りの具材をご飯に混ぜ込み、小さな幸福を噛みしめながら苦境を乗り越えた。その時の混ぜご飯が、現在のちらし寿司の原型となったとされている。

また、「一汁一菜令」が出されていた当時、寿司の具材を器(寿司桶)の底に敷き、それらを酢飯で覆い隠すことで粗食を装い、食事の直前に器をひっくり返して食卓を飾ったという逸話もある。



今日は何の日

2022-06-25 07:36:32 | 日記


生酒の日(6月25日 記念日)

京都府京都市伏見区に本社を置き、清酒・リキュール類の製造販売、ビール・ワインの輸入販売を行う老舗日本酒メーカーの月桂冠株式会社が制定。

日付は本格的な「生酒」(なまざけ)を発売した1984年(昭和59年)6月25日から。同社の超精密ろ過技術の応用で常温流通が可能になった生酒。これにより蔵元でしか味わえなかったしぼりたての美味しさを全国どこでも楽しめるようになったことから、その歴史を伝え、生酒の魅力をより多くの人に知ってもらうことが目的。記念日は2018年(平成30年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

月桂冠「生酒」

生酒について

生酒は、「火入れ」と呼ばれる60℃ほどの加熱処理を一度も行わずに出荷される酒である。そのため、しぼりたてのフレッシュな香味を楽しむことができ、冷やして飲むのに適している。常温流通可能な月桂冠「生酒」の賞味期間は、製造年月から約8ヵ月となっている。

日本酒の火入れは、加熱により殺菌するために行われる。通常の日本酒は、火入れを貯蔵前と容器詰めの際の二度行う。また、生貯蔵酒は、生のまま貯蔵し、容器詰めの際に一度火入れを行う。

酒の製造過程

同社の生酒の場合、精密なろ過により酵母や酒を腐敗させる火落菌を除去し、さらに「限外ろ過」(ウルトラフィルター)と呼ばれる超精密ろ過により常温流通が可能な生酒を実現した。ただし、常温流通可能な生酒でも、通常の酒と同様に冷暗所で保存するなど、丁寧に取り扱うことが必要である。