今日は午後の仕事をちょっとお休みさせて頂きまして所用を足しに・・・。
ついでにと言うわけでもないのですが、新宿区の大久保公園で今日から開催されている「日本ご当地ラーメン総選挙」に足を伸ばしてみました。
大久保公園でラーメンイベントと言えば、昨年復活した「大つけ麺博」が有名ですが、来週の開催を控えています。
この企画は「TOKYO RAMEN SHOW」とその「大つけ麺博」のコラボ企画ですが、「大つけ麺博」が10月11日の開催を控えているので、タイミング的にはプレイベントのようにも思えます。
しかし、その内容は日本の各地域で行われた予選を勝ち抜いたご当地ラーメン10店の出店で、食べた人たちの投票と公式Twitte（X）の閲覧数により日本一を決めるというもの。
そのご当地ラーメンは、【北海道】札幌ラーメン、【東北】酒田らーめん（山形県）・喜多方ラーメン（福島県）、【関東】佐野ラーメン（栃木県）、家系ラーメン（神奈川県）、【中部】甲州地どりラーメン（山梨県）、王様中華そば（長野県）、【関西】京風ラーメン（京都府）、【中国・四国】尾道ラーメン（広島県）、【九州・沖縄】博多ラーメン（福岡県）。
単独の店舗もあれば、複数店合同の限定コラボもあり、このイベントでしか食べられないラーメンもあるということですね。
楽しみです。
順番は北からとか、入り口から近い方からとかありますが、今回は食べたいものを食べるということにしました。
まずは、関東代表、栃木の佐野ラーメン。
複数店合同の「佐野らーめん会」の出店です。
平日の昼間だけあって空いているのがありがたいです。
出品作の「佐野らーめん」です。
鶏と豚の清湯系醤油スープに、手打ちのピロピロ麺が佐野ラーメンの特徴。
スープが澄んでいます。
味付けは薄めですが旨味がしっかりありますね。
鶏・豚と魚介でしょうか。
麺は手打ちかどうかはわかりませんが、多加水のピロピロ麺。
このウェーブでスープをしっかり絡めてくれます。
脂身までしっかり柔らかいバラチャーシューは味付け薄目でラーメン全体のバランスを壊さないように配慮されていますが、赤身はホロホロで脂身はトロトロ。
見た目も味わいもオールドスタイルではありますが、長く愛されたラーメンだなあと感じますね。
続いては東北代表、山形県の酒田ラーメン。
「酒田市＆酒田のラーメンを考える会」の出店です。
酒田ラーメンと言えば、乾物系出汁の清湯スープに多加水麺、ワンタンが入る淡麗系ラーメン。
10年前に酒田の人気店「花鳥風月」で頂いたのが懐かしい・・・。
一緒に行ったzunkoが並んで買ってきてくれた「酒田ワンタンメン」。
どれ、まずはスープを味見。
おぉ、これこれ！如何にも魚介乾物出汁と言う感じのインパクト充分の味わい。
そして多加水の中太縮れ麺。
チャーシューが複数種類乗っているもの嬉しいですね。
これは肩ロースかな。
これはモモ肉かな。
ほんのり味の染みた味玉もデフォルト。
海老ワンタンは3個も入っています。
今回のイベントは各店共通1,000円の食券制ですが、これだけトッピングが充実していれば納得です。
そして、3店目へ！
九州代表、博多ラーメンは「博多豚骨のぼせもん 博多新風」の出店です。
「博多新風」と言えば、「大つけ麺博」にも出店歴のある人気店ですが、スタッフが言うには博多の人気店のコラボ出店のようです。
「博多豚骨ラーメン」着丼です！
バラチャーシューが2枚、たっぷりのネギときくらげで埋め尽くされていますが、隙間からあの博多ラーメンの麺がこんにちは。
スープは豚骨らしい濃厚なコクがあってクリーミーな仕上がり。
おぉ、これですね。これぞ博多豚骨。
醤油ダレとのバランスも良く、後を引く味です。
そして加水率低めの麺。
麺の硬さをコールできないのと、替え玉がないのは残念ですが、この濃厚豚骨にはやはりこの麺です。
コリコリのキクラゲと青ネギも決まり切っていると言えばそうですが、欠かせない脇役。
なお、上の方に乗っているすりごまと紅しょうがは、受け取りの際に乗せることができる無料トッピングです。
チャーシューはバラチャーシューが2枚。
ほど良い肉の弾力を残して、肉を食べてる感があります。
今日は淡麗系2店と濃厚豚骨1店を頂きましたが、インパクトと言う意味では、酒田ラーメンの乾物系魚介出汁とわんたん、博多ラーメンの定番の豚骨スープと粉っぽい麺が印象に残ります。
一方、インパクトには欠けるものの、佐野ラーメンの多加水のピロピロ麺と淡麗系スープもさすがでした。
こうして複数食べた時にどこに投票するかは本当に悩ましいですね・・・。
何処に投票したしたかはあえて伏せさせてもらいますが。
今日は私がメインで食べたのは佐野ラーメンと博多ラーメンの2食なので、2すすり追加です。
10月は4食目で、2023年通算121食（94すすり17つけ10まぜ）になりました。
