2010年Jリーグ終了

2010年度Jリーグの全日程が終了しました。
名古屋グランパスが初優勝し、J2リーグでは柏レイソルが同じく初優勝しています。

優勝：名古屋グランパス（初）
2 ガンバ大阪
3 セレッソ大阪
---以上ACL出場権獲得---
4 鹿島アントラーズ
5 川崎フロンターレ
6 清水エスパルス
7 サンフレッチェ広島
8 横浜F・マリノス
9 アルビレックス新潟
10 浦和レッズ
11 ジュビロ磐田
12 大宮アルディージャ
13 モンテディオ山形
14 ベガルタ仙台
15 ヴィッセル神戸
--- 以下J2リーグ自動降格---
16 FC東京
17 京都サンガF.C.
18 湘南ベルマーレ

J2順位表 [編集]

1 柏レイソル
2 ヴァンフォーレ甲府
3 アビスパ福岡
---以上J1昇格---
4 ジェフユナイテッド千葉
5 東京ヴェルディ
6 横浜FC
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すみません、以下省略します。
なお、J1経験チームではコンサドーレ札幌が13位、大分トリニータが15位に終わっています。

J1リーグを見てみると、1リーグ制になってから初めて最終節前に優勝が決まりました。シーズン通してみると連敗がなかったこと、FWケネディが得点王、GK楢崎がMVPと、攻撃と守備で秀でた活躍をした選手がいたことがまず挙げられます。
今年元日の天皇杯決勝ではガンバ大阪に中盤の構成力・決定力の差で完敗しましたが、リベンジした格好です。中盤には飛びぬけた選手こそいないものの、FWを活かす戦術が奏効し、GKを信頼できるため守備が安定したということでしょう。

中盤まで首位争いをしていた鹿島は最終節で引き分けてセレッソに順位の逆転を許しました。大阪2チームがACL出場となっています。関西からの出場と考えても2チームは初です。一方で関東からの出場は天皇杯枠に期待するのみとなっています。

J2への降格は早々と決まってしまった最下位湘南と17位京都、そして最終節で敗れ土壇場で神戸に逆転を許したFC東京となりました。

FC東京といえば、2000年の昇格以降はコンスタントに結果を出し、リーグでは最高位4位、2004年ナビスコカップ優勝。一昨年は6位、昨年も5位でした。
今年はワールドカップに長友を輩出し、2006年にはGK土肥、他にも石川など近年代表選手を出してきたチームです。長友の抜けた穴は大きかったのでしょうが、それはけが人が出た場合でも同じです。来年巻き返しての昇格に期待します。
しかし、J2落ちしたことで石川などの代表歴のある選手や活躍した選手は引き抜きにあう可能性がありますが・・・。特にベテランを大量解雇した横浜Fマリノスなどが狙うかもしれませんね。

J2からの昇格組は柏・福岡・甲府とJ1経験チームに落ち着いています。
今年チーム創設後の歴史で初めて2部リーグを経験した千葉は4位。来年FC東京や東京V、横浜FC、京都などとの昇格争いに再度挑戦します。
終盤調子を上げた東京Vは5位、横浜FCは6位で来年に期待です。

また、J2リーグには鳥取が参戦します。元日本代表岡野に服部・・・どこまでやれるのか見てみたいですね。

さて、J2リーグ降格はFC東京の衝撃的な結末で決まりましたが、降格といえば昨年は柏と大分と千葉、一昨年は東京V、2005年は柏と東京V。これらのチームには共通点があります。

そうです、ナビスコカップ優勝チームですね。
ここ12年の優勝チーム10チーム中4チームが降格しています。

現在下位争いをしていてナビスコカップ優勝を経験しているのは・・・、そう磐田です。
2年連続得点王の前田を擁しながら下位争い。前田の負傷か移籍があったら・・・。 ファンには悪いですがついついそんな想像をしてしまいます。
ただし、リーグ優勝を経験してナビスコカップも制し、降格しているのは東京Vのみです。他の降格チームはリーグの優勝経験がありません。
リーグ優勝という「格」は強いことがわかりますが、東京Vはリーグ二連覇もナビスコカップ優勝も16年前の話でした。磐田のリーグ優勝はもう8年も前になりますが果たして・・・。