もむでんブログ

ねんきん特別便体験

かねてから話題になっていた「ねんきん特別便」が自分宛にも届きました。最近はTVCMでも「ねんきん特別便が届いた方は受け取る年金が増える可能性が高い方です」との触れ込みだったので、国の制度に疎い自分も珍しくちゃんと見てみました。

まずは内容物を確認。住所・氏名が入った「ねんきん特別便 年金記録のお知らせ」には過去の自分の年金記録が書かれています。ふむふむ、入社してからの厚生年金の資格取得年月日と加入月数が書かれていると。舛添大臣のサインが入った「あなたの加入記録をお確かめください」で始まる紙と「必ずご確認・ご連絡をお願いします」と書かれた紙には、手順と年金記録の記載内容の見方が書かれていました。なるほど、必ず記載内容を確認の上、電話するか社会保険事務所に行けと。そして訂正の有無を回答するはがきと封筒。以上です。
ここでまず不満がひとつ。確認の特別ダイヤルの受付は、平日の9:00~20:00と第二土曜日の9:00~17:00のみ。平日の仕事が忙しい人は月一回の土曜日しかかける日がないってことになりますよね。ちょっとこれはあまりにも時間を制限しすぎでは。まあ、昼休みなり仕事が早く終わった日なりでかけることはできるとは思いますが、土日枠をもう少し広くして欲しかったです。
とりあえずもう少し内容を見ていくと、年金の加入記録で疑問が・・・。確か20歳を超えると国民年金に半強制的に加入になるという制度だったのでは。しかし自分は払った記憶がない。念のため実家に電話してみました。するとやはり、お小遣い程度のアルバイトしかしていない自分だったので、両親が払ってくれていたとのこと。感謝(T_T)。そんなことより親の立替を今始めて知った・・・。いつ返そうかなどと頭をよぎってしまいました。
今日は飛び石連休を埋めて休みを頂いていたので、以上の情報から早速電話をしてみました。まずは音声案内で「混みあっています」と・・・、いきなりですか。「木金曜日など週の後半か夜間が空いています」だそうです。一応今日は後半なのですが。辛抱強く2分ほど待ったら転送されてオペレータさんにつながりました。氏名・基礎年金番号・住所・生年月日などを回答して加入記録を調べてもらいます。続けて、過去の加入・支払い状況を調べてみてもらったところ、氏名や生年月日の情報から合致する情報が出たとの報が。おぉ!さすが。でも20歳からの分ではなく、会社に入社する一年前までとのこと。あれ?とりあえず調べてくれるそうなので、加入したであろう年月日を記載して確認依頼を送ってくれとのことでした。この間10分かからない程度です。意外とスムーズに終わりました。
そして、再度実家に支払いの確認。さすがに10年以上前なのでどこまで情報が残っているか不安でしたが、几帳面な親はちゃんと領収書をとってありました。すると先ほどのオペレータさん情報と合致。一安心しました。
これで後は確認依頼を送付するだけですが、最終的な照合の結果は4か月ぐらい後になるそうです。さすがに5000万件だとそう簡単には終わらないのですね。
でも、加入者がちゃんと確認を行えば無事照合されることがわかりました。自分のように学生時代に加入していて、その後就職して厚生年金に切り替わった方、転居や転職をされている方などは注意が必要だと思います。自分の場合一生で稼ぐ額から見たらごく一部ですが、大事な老後の貯えには変わりありません。皆さんもきちんと確認してみてくださいね。
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