もむでんブログ

日航株価の不可思議

昨年から経営債権問題ににゆれる日本航空ですが、昨日・一昨日の2日間で67円あった株価が7円まで下がるという事態になりました。

そうなると、ついに1円まで下がると予想するのが当たり前ですが、6円に下がった後はなぜか前日終値を越えて商いされ、売買高1位という大商いになりました。

夜のニュースでは東京急行電鉄が株式売却損90億円とのことでしたので、(株式銘柄は非公開)2日間の大幅下落は大株主の売却が一段落したことで理解できますが、それでも買う人がいるということは、何かしらの投機的動機があったということになります。

確かに6円の株だったら、1万株買って6万円、10円で売り抜ければ4万円のプラスですから、個人でも手が出ますし、元手があればあるほどリターンが期待できるでしょう。
しかし、上場廃止が正式報道になれば間違いなく1円になるので、6~7円だとしてもリスクが高すぎます。
となると投資機関などはあまり手を出さないでしょうから、個人投資家メインだろうという見方になります。
1日で紙くずにはならないでしょうから、その間のミラクルを期待して余剰資金をちょっとつぎ込んだくらいにしても、かなりの額です。
余剰資金のある個人投資家ってかなりいるもんだなあと感心しましたが、こういうパターンで手を出す人は、ギャンブル感覚で投資して大きく出し入れしている人なのではと勝手に想像してしまいます。
確かに1円になってから買うよりは値動きは期待できますが・・。

まだ上場廃止は100%確定してはいませんが、株主優待目当ての利用客もそれなりにいますので、上場廃止しての経営再建は利用客減少をさらに盛り込んでの債権目標となり、大変苦しくなるでしょう。

しかし、上場を維持しての経営再建って可能なんでしょうか・・・?
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