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たわいもない日々の暮らしの中で起こることや考えたことの記録。
北欧雑貨、レトロなものが好きです。

やっと出来あがった ハーダンガー刺繍

2010年09月11日 | 北欧の刺繍と織物
ずいぶん前に体調を壊してから
ずっと触ってなかったハーダンガー刺繍。
手をつけないといけないとずっと気になっていたのですが
やっと完成させることができました。

ハーダンガー刺繍とは、ノルウェーの刺繍です。

原型はドロンワークと呼ばれる糸抜き刺繍。
このドロンワークに、数々の模様をサテンステッチで加え、
民族刺繍として発展したものです。

長年やってらっしゃる方に出会い、教えていただいたのです。

もちろんこの国で手に入れることはできないので
材料はすべて先生が日本から持ってきたもの。
私たちは好きな布や糸を分けてもらい習ったのでした。

これは初心者の作るレベルのモノ。
簡単そうに見えますが、結構難しい。
でも1年半越しで 出来あがると ほんとうにスッキリ。
とてもうれしくなりました。

刺繍がとても好きだけれど
自分ではとっても作れる技量がないので
世界各国の少数民族の方々の刺繍は
見ているだけで ぽーっとしてしまうほど
本当に素晴らしいです。
ドキドキしてしまいます。


そうそう、先日のメキシコの刺繍ワンピース。
あるところにお直しを出そうとしたら、
ものすごく高額(こちらの物価にしては)で驚きました。
仕方ないので、持って帰って自分で手縫いでやろうかとも考えたけれど
もう一人のテーラーさんに聞いてみると
なんと3分の1のお値段。
それなら・・・とお願いしました。
・・・希望通りに出来あがるか一抹の不安がありますが、
待ってみようと思います。



あともう一種類 ハーダンガー刺繍の途中が
残っているので、頑張ります♪



*ハーダンガー刺繍は、ノルウェーの西南海岸に面したフィヨルドの地、Hardanger(ハルダンゲル)という地方の名称が語源で、16世紀ごろ、イタリアで発達したドロンワークの技法がノルウェーに伝わり、人々の手によって独自の技法や模様が作られ、いつしかハーダンガー刺繍と呼ばれるようになりました。
今日では、その技法は、世界各国に伝わり、様様な服飾や室内装飾にも取り入れられていますが、発祥の地、ノルウェーでは、伝統工芸として大切に伝承されています。

(小野寺美智子さん著、「はじめてのハーダンガー刺繍」より抜粋)



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (pecca)
2010-09-13 23:17:54
いつも楽しくブログ拝見させていただいてましたが、コメントはお久しぶりです。
凄い・・・一度ストップした作品仕上げるなんて尊敬しちゃいます。
私は 1度手が離れてしまうとなかなか再スタートできず放置されて終わってしまうことが多いです 笑
この刺繍 デンマークホワイトワークとかHedebo(ヘデボー、ヒダボー)と呼ばれている のと同じような感じなのでしょうか?
根気がいるし目が疲れますよね。
この使われてる布 布目が綺麗に見えるけど何の布なのでしょうか?
私が教えてもらったときはリネンの布で布目が詰まってたりして苦労したの覚えてます。
また素敵な作品出来上がったら見せて下さいね~
返信する
peccaさんへ (shin)
2010-09-16 14:51:26
peccaさん。お久しぶりです♪
いつも拝見してくださってありがとうございます。
私もなかなか再スタート出来ないのですが
最近刺繍熱が再熱し(笑)急に仕上げたくなって!!
クロスステッチも挑戦しましたが
こちらのほうが簡単かもしれません。
幾何学模様なのでわかりやすいんです。
デンマークのホワイトワークとはとても似ていますよね。
いろいろな国に伝わったようですが
どうなんでしょう。

この布は専用布です。
初心者用とか上級者用とか布目の大きさがいろいろあります。これで2番目くらい?
私は大きいほうが楽で大好きです(笑)
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