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日々の事をとりとめもなく垂れ流すブログ。黒ブラプレイ日記はじめました。

迷宮クロスブラッド~プレイ日記的なものその2~

2011年02月06日 01時21分55秒 | 迷宮クロスブラッド
 再び迷宮クロスブラッドプレイ日記。
 というかここは不定期にやるので不定記とでもしておこう。
 ものは試し、という事で。
 たまに見られるキャラ視点というものでいってみる。

 今回は小隊内の苦労人担当、リット板池の視点で。


●愛音チャペルに挑む レベル8

 つい今しがた受領した『地下婚活パーティ阻止指令』の任務にて愛音チャペルに赴く事となった。
 この愛音チャペルとやらは愛音学会なる新興宗教団体が前身となった、アイオンなる団体が建設したものらしい。

 この任務に着く前も、街中で勧誘活動を行っている連中を見かけたが……ロクなものではあるまい。
 そう思っていたら、案の定だ。

 件の施設は見事異界(アビス)化、俺たちにお鉢が回って来たという次第だ。
 聞くところによればこのアイオンとやら、前身団体の時点で色々やらかしていたと聞く。
 ……なるべくしてそうなった、と見るのが妥当なのだろうな。




 愛音チャペルへ潜入。
 見事にアビス化し、あちこちに異形がうろつく惨状となっていた。

 道中、妙に歯の長い、異形化した兎の群れに何度か出くわす。
 どうにも首の後ろ辺りがチリチリとする、妙な感覚に襲われる。
 ……何やら嫌な予感のする連中だ。
 幸い、この道中ではその予感は的中はしなかったが、注意を払うに越した事はないだろう。


 


 そうして探索を進める内、奇妙な黄金像を発見する。
 辺りに鳴り響く、夜のお茶の間のTVで流れそうな奇妙な効果音。
 俺たちへと問いかけをしてくる黄金像。
 質問に答えろと言う事らしい。

 この質問の内容、何処かで聞いたな。
 ああ、そういえば道中で出くわした奇妙な異形がこんな感じの事を言っていた気がする。

 ならば答えは……。

 


一也「エヴォリューション!!!」

 俺が答えを言おうと思った矢先、深山が唐突に叫ぶ。



 音を立てて地面へ沈み始める黄金像。



 ……。

 待て。

 いや、言いたい事は分かる。
 むしろ意味的には解答に合致する。
 だがそれ以前の問題だ。
 まずは文字数の制限に気付け深山。

 いざと言う時遠藤を止める為、勢いだけで行動するのは止めたんじゃなかったのか。

 深山に殴りかかろうとするその遠藤を、俺が抑えている現状をどうする。

 ……まぁ、一応は反省しているようだ。
 ここは良しとしておこう。

 桜庭が笑顔で「次は止めて下さいね」と妙にドスの効いた声でたしなめたからか、既に遠藤に2、3発貰ったせいかなのかは分からないが。


 ……話が逸れた。
 気を取り直して探索を再開する事にする。

 似たような像が幾つか発見し、今度は深山が妙な事を口走らぬように目を光らせ、正解を答えて突破していく。

 と……。

  

 こんな問題が出た。
 
 ……。

 この問題の解答もやはり上の階で妙な異形が言っていたものだろう。
 いや、待て。

 この答えは色々と不味い。
 今の小隊員は年頃の女が多い。
 その上であれを絶叫しろ、だと……?

 最近は気にしないヤツも多いかも知れんが……。
 それでも大丈夫じゃない。問題だ。

 小隊メンバーに目配せを送る。こういう時は頼りになる先輩が……。
 と、森崎先輩の方を見る。

 妙に暖かな笑みを浮かべていた。

 前言撤回。
 やはりこういう状況でこの女に頼るのは良くないと俺の勘が告げている。

 どうすべきか、俺が思案しはじめると同時、唐突に深山が口を開く。
 待て、今度は何を……

一也「ででん!さて問題です。ピタッと動きが止まる事を何と言うでしょうか?出来るだけ大声で答えて下さい」

「「「「静止!!!」」」」

 俺と深山以外の全員が一斉にそう叫ぶと同時、




 ……今のはアリらしい。
 この時ばかりは、機械の認識のアバウトさに感謝せねばなるまい。

 そして、この機転を利かせた深山にもだ。
 グッジョブ、深山。

 さて……。
 これで愛音チャペルの最深部へと踏み込む事が出来る。
 特に気まずい空気になる事もなく、だ。

 もう一度言う。
 グッジョブ、深山。


 そうして愛音チャペル内を進む。
 あからさまなループ回廊を潜り抜け、最深部へ到達する。



 そこでまた、こんなシロモノに出くわす。


 まあその、何だ。
 流石の俺もコレは。
 ……予想外にも程がある。
 
 腕、目玉……或いは顔だけで飛んでいる輩はこういったシチュエーションでは良くあるのだが。
 まさか、コレだけで飛んでいようとは。

 森崎先輩は「あらあら」と困った顔をしているし、坂島は「不潔……」と呟いている。

 深山に至っては唐突に素数を数え始めている。
 どうでも良いが、あからさまにうろたえていると分かるその癖は直した方が良いんじゃないだろうか。

 ……おっといかん、討伐だ。
 前でぽかんとしている桜庭に声をかけ、テンパる深山に延髄チョップを入れ、何処かに潜んでいる遠藤に目配せを送りつつ体勢を強引に立て直す。

 やがて、どうにか撃退する事に成功。 
 色々な意味で強烈な敵だったと言えるだろう。
 ……主に攻撃方法などがな。

 お陰でその後のあれこれが吹き飛んでしまうところだった。
 重要な情報を幾つか得たにも関わらず、だ。

 今後は、ああいった意味で驚くべき敵が出てこない事を祈る。
 
 
 しかし、ここには新手を多数呼ぶ上に、攻撃能力がさほどではない異形が居る。鍛錬に向いている場所とも言えるだろう。

 ……今後も何度か足を踏み入れる事になるだろうな。
 つくづく対応に困るアビスだ。


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