先月、9月17日～20日にかけて、私が参加しているフォース21Ｄグループでのタイへの海外視察研修に行ってきました。
タイは、近年東南アジアの中でも目覚ましい経済成長を遂げ、日本の企業も多数進出している日本にとっても親近感のある国です。
今回の視察メンバーの中には、タイに工場がある方、または、タイに幾度も行かれている方が多いのですが、私は、今回、タイは初めてです。
今回の研修では、3社の日系企業を見学させて頂きました。
①（株）中川機器製作所 様
昭和8年創業の埼玉県秩父市に本社を置くプレスメーカーさんです。「より良いものをより安く」をモットーとされ、高い技術力を持ち、かつコスト競争力に優れた会社です。
タイへの進出は、2005年。タイは、失業率が1％未満で、多くの企業さんがワーカーさんの安定確保に苦労されているみたいですが、中川機器さんのワーカーさんの定着率は、95％以上だそうです。定着率が高いと人材教育、技術者育成もしっかりできるとのこと。こんなところにも中川機器さんの魅力、強みがあるのだと思いました。
②(株)豊島製作所 様
昭和20年設立の埼玉県東松山に本社をおく金属プレス加工(冷間鍛造含む)、薄膜材料開発なども手掛ける非常に技術開発力に優れたメーカーさんです。
タイへの進出は昨年とのことで、豊島製作所さんの社歴、および、海外進出した理由、今後のビジョン等のお話をお伺いできました。
③(株)ヤナギサワ 様
昭和11年創業のステンレス材や難削材の精密切削加工メーカーさんです。
タイ進出は昨年とのことで、順次立ち上げ中とのことで、来年はフル稼働になるみたいです。
今回のタイ視察研修は、2泊4日の強硬スケジュールで、しかも台風が来ている中、日系企業3社を見学することが出来て大変有意義な研修となりました。
海外研修で思うのが、マス(大量)製品は、こちら(海外)には、たくさんあります。とはいえ、コスト競争などは、現地では現地で厳しい競争があるとのことですが、日本国内で限られたパイ（もしくは海外移管が進む中での）競争とは、単純に比較できない商質だと感じます。
日本国内で頑張るには、ローコスト、ハイクオリティー、クイックデリバリーを追求していくのだー！
今回ご見学させて頂いた、(株)中川機器製作所様、(株)豊島製作所様、(株)ヤナギサワ様、ご多忙の中、快くご見学お受け頂き、大変ありがとうございました！大変勉強になりました！
帰国前に寄ったワットポー寺院より↑↓
↑コンデジ撮影なので、まぁ。。こんな感じです・・。