先週、9月20日～23日で海外研修（フィリピン）に行ってきました。
私は、異業種交流会フォース21Ｄグループのメンバ‐なのですが、同グループ会員のオーエムアイ（株）さんのフィリピン工場、また、同じカピテ地区経済特区にある表面処理メーカー黒坂鍍金工業所さんの計2社を見学させて頂きました。
オーエムアイ（株）さんは、八潮市に本社をおくアルミ・ステンレスの曲げ加工・溶接技術に優れている板金加工メーカーさんです。
フィリピンには、昨年進出され、アルミ製の椅子やテーブル、ベンチ、業務用キャリアーなどを製造しています。
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黒坂鍍金工業さんは、国内では、小山市（栃木県）、花巻市（岩手県）に工場があり、フィリィピン工場は、1996年に進出されたとのこと。
カチオン電着塗装やニッケルメッキを行っております。
2社ともに、フィリピンで大変元気に頑張っておられる企業で、とても勉強になりました。
オーエムアイ（株）様、（株）黒坂鍍金工業所様、
お忙しい中で、工場見学のお時間を取って頂き、大変ありがとうとございました。
工場見学翌日は、マニラより高速船で1時間弱の島、コレヒドール島に観光しました。
この島は、フィリピンのマニラ湾の入口にあり、軍事戦略上、大変重要な島で、大戦前には、アメリカが島全体を軍事要塞し、第2次世界大戦において、激戦のあった島です。
↓マリンタトンネルは、島内最大のトンネルで全長254mあり、米軍の司令部として使用されていました。後の1945年、占領していた日本軍が追いつめられ爆破、多くの犠牲者が出ました。現在は「光と音のショー」が行われ、戦時中の出来事を再現しています。
↓日本兵の供養塔です。お線香をあげてきました。
私は、フィリピンは初めての訪問でしたが、中国とは違った意味で、街の活気、喧騒に驚きました。
食事も問題無く食べることができ、水や氷には、注意していたので、無事、お腹は大丈夫でした。
フィリピンはもちろんですが現在アジア諸国に多くの日本企業が、海外に進出し活躍されています。
また、進出したそれぞれの国で、「郷に入っては郷に従え」のごとく、その土地のやり方があり、カントリーリスクも含めた挑戦は、まさに戦後多くの日本人が起業された時代の現代海外版という事かもしれません。
海外進出された、またこれから海外進出する日本の企業には、是非とも頑張って欲しいと思いました。