こんにちは!4年の長家です。皆さん1年間よろしくお願いします。
僕はこれまでに留学経験もなければ、なにか誇れるようなことをしてきたわけでもないのでここに何を書こうかとても悩みました。ESで書くことがないのと同じですね。
4年間の大学生活でしてきたことといえば、サッカーとバイトと海外旅行ぐらいです。
その中で、この記事では海外旅行について書きたいと思います。
大学に入ってからは、ほぼ半年に1回くらいのペースで海外旅行をしていて、タイ、スペイン、イギリス、アメリカ、フランスに行きました。結構行ったなー。
特に楽しかったのはアメリカ、ロサンゼルスです。ディズニーやユニバーサルスタジオもあれば富士急的な遊園地もあるし、サンタモニカビーチやハリウッド、グリフィス天文台など観光地も多く、さらに買い物やご飯にも困らないという、まさに大学生が遊ぶためにある場所です。
気温も20度前後でちょうど良いし、公用語も英語だし、ウーバーで安く移動できるので言うことなしです。
僕は現地に行くとすぐかぶれてしまうので、スーパーで2リットルのオレンジジュースを買って飲んでたし、朝ご飯はでかいドーナツでした。たぶんアメリカ人そんなことしないけど。痛いですね~。けど楽しい。
ちなみにイギリス行ったときは毎晩ギネスにフィッシュアンドチップスかミートパイでした。
下の画像はグリフィス天文台からの景色です。きれいですね~。
そんな楽しかったロサンゼルス旅行ですが、気をつけた方が良いことはいくつかあると感じました。男4人で行ったのですが、ほとんど誰もロサンゼルスについてリサーチしていかなかったので何度か危険な目に遭いました。
まずはハリウッドブルバードという大通りを歩いている時の話。
この通りは多くの観光客で賑わっており、そういった人を狙って金儲けしようとする人もいます。ザ・東洋人顔の僕も例外ではなく、黒人のラッパーが声をかけてきました。
「お前、中国人か? 名前は?」そう話しかけてきました。
「陽太です。」僕はそう答えましたが、それが間違いでした。
そのラッパーは自分のCDに僕の名前を書いて、僕に渡してきました。あ、これはお金取られるやつだと思い、お金取るならいらないと拒否しました。しかし、そのラッパーはCDに名前書いちゃったんだからお前のものだと言い張ります。
僕はキャッシュ持ってないよと答えましたが、ラッパーはじゃああのATMで降ろしてこいと威圧してきます。怖え~。しかも高い。CD代とチップで35ドル。ほぼ4000円です。何個か前のブログでヤバTについて書いてありましたが、たぶんヤバTのCDでも4000円しません。
僕は怖くなり、ダッシュで逃げました。振り切れなかったらボコボコにされそう。なんとラッパー、追いかけてきます。走るアジア人。追いかける黒人ラッパー。
すぐにラッパーは諦めて追ってこなくなりましたが、めちゃくちゃ怖かったです。逃走中でハンターに追われる気持ちってこんな感じなんだろうなぁ。皆さんもハリウッドブルバードでダッシュしてる日本人がいたら助けてあげてください。
それにしても、これを書いているうちにヤバT以上の価格設定のラッパーのCD、ちょっと聴いてみたくなりました。彼はまだ通りでCDを売っているのでしょうか。ヤバTを超えられるように頑張ってほしいです。
ちなみに陽太って名前、海外で一回も伝わったことないです。スタバで名前言ってもだいたいヨーダになります。ふざけてると思われてそう。ラッパーはCDにどんな名前を書いてくれたんでしょうか。
これが1つ目の怖かった話です。2つ目はもっとリアルに怖いです。
もう1つは、上の写真を撮ったグリフィス天文台を訪れたときの話です。
移動にはウーバーを使っていたので、山の頂上の天文台まで車で行きました。頂上に着く頃には完全に日も沈んでおり、写真のようにきれいなロサンゼルスの夜景を一望することができました。一通り天文台を楽しんで、さあ下山しようという時に事件は起きました。
あれ、どうやって下山しよう。
送ってくれたウーバーは僕たちを置いてとっくに下山してるし、周りはマイカーで登ってきてマイカーで降りていきます。移動手段がない。
ウーバーを呼ぼうにも山の頂上は電波が繋がらず、呼ぶことができません。アメリカでヒッチハイクは危険だし、これは歩いて下山するしかない。男4人とはいえ、やはり怖いです。
未知の都市の未知の山で、地図もない中夜に歩いて下山。下手したら死にます。下れば下るほど、本格的な山に入っていきます。鳥や動物の鳴き声もします。おまけに視界は真っ暗だし、電波は通じない。
案の定、迷子になりました。当たり前ですね。このときにはもう本当に泣きそうでした。早く誰かに会いたいと思いました。あのとき追いかけてきたラッパーすら恋しい。ラッパーに会いたい。
後から調べたんですが、ハリウッドの山はかなり危険らしいです。動物もよく出るらしい。例えばこんなの。
コヨーテです。写真ではかわいいけど実際あったら怖そう。あとはこんなのも出るらしいです。
シカです。奈良のやつより怖い。出くわしたら心臓止まりそうですね。確実にトラウマです。そしてこんなのも。
ピューマです。さすがに死にます。
結果、もう無理ということで来た道を戻り、天文台での野宿を覚悟して頂上に戻りました。
そしたらなんとシャトルバスが来てました。は?バスあるんなら先に言えよ。しかも50セント。そのバスに乗って無事ホテルに帰りました。
このへんでリサーチ不足が出ましたね。良い経験になりました。
こんな感じで怖い思いもしたけど振り返ると怖かったハプニングも含めてロサンゼルスはずっと楽しかったです。今年は難しそうだけどもう1回行きたいなー。
皆さんも海外旅行するときはしっかりリサーチしていくことをお勧めします。
他にも飛行機にライトセーバーを持ち込んだ話やマンチェスターやバルセロナで危険な目に遭った話、リバプールでいろんな人種がサッカーでひとつになった時の話などあるのですが、また機会があれば書きたいと思います。
いつもは2000字のレポート書くのにめちゃくちゃ苦労するのに気付いたらちゃっかり3000字以上書いてました。長々とすみません。ここまで読んでくれてありがとうございました!