グスタフ・マーラー - Gustav Mahler (1860-1911)
大地の歌
Das Lied von der Erde
作詞 : ハンス・ベートゲ - Hans Bethge
ミシェル・デヤング - Michelle DeYoung (メゾ・ソプラノ)
ブライアン・ジャッジ - Brian Jagde (テノール)
上海交響楽団 - Shanghai Symphony Orchestra
余隆(ユー・ロン) - Long Yu (指揮)
録音: December 2020, Shanghai Symphony Hall, Concert Hall, Shanghai, China
葉小鋼(イェ・シャオガン) - Xiaogang Ye (1955-)
大地の歌 Op. 47
The Song of the Earth, Op. 47
作詞 : リ・ポー - Po Li
作詞 : Qi Qian
作詞 : 孟浩然 - Haoran Meng
作詞 : ワン・ウェイ - Wei Wang
チャン・リピン - Liping Zhang (ソプラノ)
シェンヤン - Shenyang, (バリトン)
上海交響楽団 - Shanghai Symphony Orchestra
余隆(ユー・ロン) - Long Yu (指揮)
録音: December 2020, Shanghai Symphony Hall, Concert Hall, Shanghai, China
第5楽章:春に酔える者
〘 …李白の「春日醉起言志」を原詩としています。ベトゲ、ピアノ稿でのタイトルは Der Trinker im Frühling(春の酒飲み)… 〙
第6楽章: 告別 (バリトン独唱)
» VI. Der Abschied (The Farewell)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ - Dietrich Fischer-Dieskau (バリトン)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 - Vienna Philharmonic Orchestra
レナード・バーンスタイン - Leonard Bernstein (指揮)
【録音】
1966年4月4-6日 ウィーン、ゾフィエンザール
【原盤】
Decca
マーラー:「大地の歌」の歌詞と音楽
Leonard Bernstein
Wiener Philharmoniker
Bruno Walter
Wiener Philharmoniker
1952
Pierre Boulez
Wiener Philharmoniker
James Levine
Berliner Philharmoniker
Esa-Pekka Salonen
Los Angeles Philharmonic
〘 … 新時代の到来を印象づけた、サロネンの透明感溢れるマーラー。
サロネンは当時音楽監督を務めていたロサンゼルス・フィルとマーラーの第3番、第4番とこの《大地の歌》を、その後フィルハーモニア管と第6番と第9番を録音し、高い評価を獲得している。ワルターやバーンスタインに代表される濃厚なマーラー像とは正反対の、いわばスタイリッシュな演奏は新鮮な驚きを与え、マーラーのスコアが持つ懐の深さをも証明することとなった。意外性のある起用だったドミンゴ、スコウフスの歌唱も万全。
ソニー・ミュージック … 〙
〘 十五夜・中秋の名月とは 中秋と仲秋の違いは?
中秋の名月とは、月の満ち欠けをもとに1か月の日付を決める太陽太陰暦(旧暦)の8月15日の夜に見える月のことです。十五夜の月とも呼ばれます。
「ちゅうしゅう」という音を表現するのには「中秋」「仲秋」の2通りの書き方があります。仲秋は旧暦の8月を、中秋は旧暦8月15日をさすことが多いようです。
もともと旧暦では1年を3か月ごとに分けて、1月〜3月を春、4月〜6月を夏、7月〜9月を秋、10月〜12月を冬としていて、旧暦8月は真ん中の秋なので「仲秋」と呼ばれました。昔は「中秋」と書いても意味は同じだったものが、次第に中秋は、そのさらに真ん中の旧暦8月15日をさすようになったといわれます。
秋の真ん中にあたる中秋の名月を愛でる習慣は平安時代に中国から伝わったとされ、現在でも中国では中秋節の祝日として重要な行事の一つとされています。… 〙
〘「暑さ寒さも彼岸まで」だれもが口にしたくなるこの言葉の裏には、もうこの辺りで暑さも寒さも勘弁して下さい、という思いが込められているように思えませんか。季節の厳しさに耐えてきた人々の願いや安堵が感じられます。昼と夜の長さが同じになり、これから次第に日が長くなっていく「春分」には明るさがあります。鳥が巣作りを始め、桜の開花の知らせが届くようになれば、さまざまな花も咲き始め、この世の春を謳歌する季節へと進みます。人生の節目とも重なる「春分」は日本人にとっても大切な時季です。… 〙
〘 令和3年も間もなく終わる。来年は前期高齢者となり、会社員人生にも幕が下ろされる。いわば人生のターニングポイントを間近に控えたこのごろ、落日を見にゆくことが多くなった。…
…ところで、落日を眺めていると、きまって頭のなかで鳴り始める音楽がある。グスタフ・マーラー(1860〜1911年)の「大地の歌」の第6楽章だ。
「大地の歌」はマーラーが最晩年に作曲した、アルト(またはバリトン)とテノールの独唱を伴う交響曲だ。「大地の哀愁に寄せる酒の歌」「秋に寂しき者」「青春について」「美について」「春に酔える者」「告別」の6楽章からなる。管弦楽伴奏付きの連作歌曲といったほうがよいかもしれない。詩人のハンス・ベートゲが中国唐代の詩(李白、孟浩然、王維ら)を編集した『中国の笛』に霊感を得て手掛けられた。
録音は数え切れぬほどあるが、私がもっぱらターンテーブルに載せるのは、レナード・バーンスタインがウィーン・フィルを振った盤だ。第6楽章の「告別」は、バリトンのディートリヒ・フィッシャー=ディースカウが歌っている。… 〙
〘 …2021年の「中秋の名月」は9月21日にあたる。中国から伝わった風習がどのようにして現在の形になったのか。その歴史を振り返りながら、夜空を眺めたい。…
…旧暦8月15日の夜の月、いわゆる「中秋の名月」を愛でる風習は平安時代に中国の唐からもたらされたもので、…
…中国では古来より観月の習慣はあったが、唐代(618〜907)の文人たちのあいだで月を愛でながら吟詠する風流な遊びが流行し、それが宋代(960〜1279)にいたって「中秋節」として定着した。… 〙
【 MMJ 】
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