題名の通り。
今日初めて、自分の卒後臨床研修病院を決める為の病院見学をしてきました。
見学という名の、試験なのかもしれませんね。。
だって、研修医への受験要綱には「見学はすることがのぞましい」（のぞましい＝しなきゃだめ。）って書いてますからね。。
一番初めなのに、行ったのは何といきなり第一志望になるような地元では超のつく有名病院。
こういう所を選ぶ私も、度胸が据わっているというのか、チキンな性格なのに、こういう事をするのが、頭が悪いというのか・・
でも、一応実家から一番近い病院であります。
さてさて、内容としましては
朝8時より研修1年目の先生について外来、病棟、救急、夜のカンファ。
ぎっしり見させていただきました。
しかし
地元の壁はでかいですね。。
つくづく感じました。名古屋は特に地元に残る人が多いので、名古屋が特殊なのかもしれませんが、「香川大学」って言うだけで、「遠くからなぜ?まあごくろうさん。」みたいなオーラが先生からひしひしと。。微妙に「なんでわざわざ来たの？大学香川なんだし、研修も香川ですれば…（以下省略。。ご想像にお任せします。）」
なんてオーラも感じたり・・。
「地元が愛知なので…」なんて言ってもそれはそれで尋ねはしませんが、「何でじゃあ大学は香川に行ったの？」みたいな顔されるし（涙）
まあこれらは私の想像であって自虐心が強すぎるのかな?
でも今日行ったのは地元では本当に有名な病院だけあって、今日も、愛知にある、愛知○○大学（マルわかり（笑）一応伏せ字。）とかからも見学生が来てて・・やっぱり愛知県にある大学だから先輩もいるわけで、
「私の後輩よーぉー」っと言われる研修医の先生ありき。。。
（ちなみに、教えてもらった研修医の先生は、名古屋大学出身。先生方の大半が、名古屋大学、ないし名古屋市立大学、とか愛知○○大学とか・・東海圏の大学。）
香川大学です！なんて私がいっても誰も「私の後輩よ～」なんて言って下さる先生はいらっしゃらず。。。
（当たり前？）
ぐだぐだ書きましたが、結構でかい壁を感じながらの見学となりました。
見学そのものは、有意義でおもしろいものでした。なにせ香川大学病院を知っていることもあり、いろいろ比較できてよかったです。
普段、レポートレポートとかいろいろ叱ってくれる先生方に一瞬感謝の気持ちも覚えました。
病院によって研修内容が大きく違う事もよくわかりました。
今日行ったところ、救急などでは、研修医は一切、A-line,V-lineを自分でとったりはしないんですよ。
香川でポリクリで救急回っていた時は、研修医の先生方が苦労しながらthinになった血管を探りつつライン取っていたのに…
今日の研修医の先生曰く、「ラインは看護師さんに任せて、私たちは状況を把握して指示を出すのが大事なの！」っとすっぱり。
うーんどっちがいいんでしょうね。
個人的にはラインを取る事も大事だとは思うんですけどね・・
でも２年目の先生が心臓、腎臓のエコーをあっさり取っていたのには驚きましたけど。。さすがだな。っと
まあいろいろ見学しまして、
本当に今日は…
疲れました。。
しかし、そのでかい壁を感じた分、勉強で頑張ってその大学の地の壁を打ち壊せるように頑張ろう!とやる気はでました。
一応言いますが、私は全然、香川大学に入った事を後悔していませんし、愛知○○大学だったらよかったなぁーっとも一切思いません。
香川大学でよかったなぁ！っと心から思っています。
いい友達に、いい先生に巡り合えて、ブルネイ行ったり…本当に満足です。
しかし、愛知の地元連携の強さを身にしみて感じた一日でした。
まあこれも愛知の特殊事情？もあるんでしょうけどね・・
明日は東京まで足を延ばして、ちょっと特殊な病院見学をしてきます。
明日はそんな地元とかわけのわからない、事を言われないと思うので・・
気楽にいけたらいいなぁ・・と思います。
そして夜には三俣診療班へ北アルプスへ出発です。
（どんだけいそがしいんやねん！）
体調だけ壊さないようにがんばろーっと！
皆さんも素敵な夏休みを
まってますよ