

シェアハウスオーナー江藤さん(仮名・女性)の経営するシェアハウスの入居者はベラルーシやロシアからの海外留学生が主でした。
その為、朝晩のメニューはコロッケ、スパゲッティ、鶏の唐揚げ等の脂っこい揚げ物が毎日食卓に並びます。


※写真はイメージです。
今まで野菜中心の食生活を送ってきた太田さん(仮名・女性)は胸焼けを起こし、胃薬のお世話になる事が度々ありました。
極めつけは主食のご飯です。
一口食べた後ご飯に酸味を感じて吐き出しました。

さすがにこれは酷いと思いシェアハウスオーナーの江藤さんにご飯が酸っぱい、腐っているのではないかと伝えました。
江藤さんからは「そうなの?大丈夫じゃない?」と適当な返答が‥。
それもそのはずです。シェアハウスオーナーの江藤さんはシェアハウス入居者の食事を作っても自分で食べることはなかったので分かりません。
江藤さんはいつも外食かデリバリー、もしくは別に食材を買ってきて自分の分は別に作って食べていたのです。
日本人の入居者の人達も何人かいたのですが、やはり同じようにご飯が酸っぱいとシェアハウスオーナー江藤さんに言いましたが「大丈夫、食べられる」と言うばかり。
江藤さんが外出時、入居者の1人が米袋に入っている米を覗くと、米粒は小さく形は欠けている部分があり縦線が入っていました。


また別の人がそれを見て、この米は畜産用飼料として使われている米だ、人が食べる為の米ではないものだと言っているのが聞こえてきました。
シェアハウス入居者の食卓に出てくるご飯の米は俗にグズ米と呼ばれるものだったのです。