花月のブログ

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シェアハウス体験談 悪徳シェアハウスオーナーの実態⑨

2022-05-26 08:42:00 | 体験談(住まい)
昨夜の食あたりは胃腸薬が効いたようで大事には至りませんでした。

太田さん(仮名・女性)は朝食は胃腸の具合が良くないので自炊でお粥を作るとシェアハウスオーナーの江藤さん(仮名・女性)に伝えました。

太田さんに対してあれほど酷いことをしたにも関わらず江藤さんはいつもと変わらない口調です。

やはり少しも悪いと思っていない事が分かります。

内心腹が立ちましたが、朝から口論になるのも嫌だったので黙々と炊飯器でお粥を作り食べて出勤しました。


夜は、会社の人達と夕食を食べて帰りました。

食べても食あたりをしない食事に安心感を覚えます。




楽しい気持ちのままシェアハウスに帰るとエントランスに江藤さんが椅子に腰掛けていました。

太田さんの帰宅を待っていたようです。

「太田さん、少しお話があるのだけれど今良いかしら?



気色悪い猫なで声を出し江藤さんは言いました。

反射的にドン引く太田さん。



また良からぬ話なのだろと思いつつもシェアハウスのオーナーである江藤さんを無下にはできません。

少しだけならと仕方なく傍にある椅子に腰掛けました。

「太田さんにここを出ていかれちゃうとね、私凄く困っちゃうの。太田さんは、ほら、もう、家族みたいなものだ・か・ら。私としては家族に出ていかれちゃうと困るのよぉ。だから考え直して欲しいのね?

江藤さんは太田さんの手をぎゅっと握って恋人にでも語るような口調で説得し始めました。

全身鳥肌が立つのを我慢しつつ




「シェアハウスを出るのは今すぐではありません。見つかり次第ここを出たいと考えています。」

ぎゅっと握られた手を無理やり振りほどきながら軽く会釈をして自室へ向かいました。


この出来事以降、江藤さんの太田さんに対する口調が心なしか和らいだ気がします。


ここにいてはいずれ食中毒か何かで殺されかねない。




太田さんは視覚障害を持っているため、次の入居先を探すことに時間がかかります。

現在も仕事をしながら入居先を探ているそうです。


(完)

シェアハウス体験談 悪徳シェアハウスオーナーの実態⑧

2022-05-25 00:05:00 | 体験談(住まい)

シェアハウスオーナーの江藤さん(仮名・女性)は昔から思い込みが激しく自分の考えた事柄をいつの間にか事実としてすり替えて認識して物事を進めるところがありました。

多少のことなら大目にみていた太田さん(仮名・女性)でしたが、今回は自身の視覚障害の事を軽く扱われたうえ、視覚障害があるから代わりにお金を使ってやるからよこせとの話。


「私のお金のことは私が決めるので口出ししないで下さい!それから、ここを退去することを考えてますので!では、失礼します!」



強めの口調でハッキリそう言うと太田さんは自室へ向かいました。


江藤さんはなぜ太田さんが怒ってこの場を去ったのか分からないようです。


こんなシェアハウス、さっさと出るに限る。

そう心の中で呟くと太田さんは新しく移れる所をを探すのでした。


それから数十分後、急に気持ちが悪くなり吐き気が・・。



下痢と嘔吐が同時に起こり、太田さんは暫くトイレにこもることに。

原因は夕食に出された野菜炒め。その野菜を口にした時、痛んだような味がしたのです。

また、シェアハウスオーナーの江藤さんが傷んだ食材を使って皆の食事を作ったようでした。

常備していた胃腸薬を飲むとぐったりとベッドに横になりました。


自分はいったい何をやっているのだろう。




胃腸と頭の中がグルグルして沈んだ気持ちになっていきます。

とりあえず、体を安静にして早めに眠りにつくことにしました。






シェアハウス体験談 悪徳シェアハウスオーナーの実態⑦

2022-05-24 05:29:00 | 体験談(住まい)
太田さん(仮名・女性)は会社の上司や不動産に詳しそうな知人に相談しながら次に住む所を探していました。


ある朝、太田さんは自室からエントランスへ行くとシェアハウスオーナーの江藤さん(仮名・女性)がニコニコしながら「太田さんにお話があるんだけどいいかしら?」と猫なで声で声をかけてきました。

皆にいつもキツい口調でしか話し掛けてこない江藤さんが気持ち悪いくらいの猫なで声で言ってきたのです。

これは何かあるな。太田さんは、これから仕事なので帰宅してからでも構わないですかと伝えると満面の笑みで「分かった、待ってるから」と太田さんの手を握って言ってきます。

太田さんは思わず鳥肌が立ちました。





気を取り直して、ちょうどこのシェアハウスを退去しようと考えていたのでその時に伝えようと思ったのです。

帰宅してから夕食後、再び江藤さんから声をかけられました。

エントランスには太田さんと江藤さんしか居なかったので、そこで話を聞くことにしました。

「太田さんの持っているお金を是非、あの方(江藤さんが信じている新興宗教から枝分かれした教祖的人物)の為に役立てた方が良いと思うの

「えっ??!」

太田さんは唐突にお金の話をされたので驚きました。
なぜそんな話をいきなりしてくるのだろうと理解ができません。

「ほらぁ~。太田さんてご両親からの遺産、持ってるじゃない?あれを有効活用するにはあの方の為に支援した方が世のため人のためになると思うんだぁ。そのやり方は私が上手く活用してあげるから、ね

江藤さんの口調は、まるでギャバ嬢がお客さんにおねだりする時の語尾にハートマークが付いている感じです。




江藤さんの年齢は70代です。太田さんは思わずドン引きしてしまいました。




江藤さんは長年の付き合いから太田さんが親の遺産を持っている事を知っていたのです。

そのお金を江藤さんが有効活用してやるから渡せと言っている内容でした。

人のお金を有効活用する?!太田さんは江藤さんにそんな事を頼んだ覚えもないし、ましてそんな事はしたくありません。

そして続けてこう言うのでした。

「太田さんは視覚障害があるでしょう。そんな大金上手く使えないと思って。だから私が提案したの。いいでしょ?」


シェアハウス体験談 悪徳シェアハウスオーナーの実態⑥

2022-05-23 04:41:00 | 体験談(住まい)
新型コロナで帰らぬ人となった隣室の高齢女性。
日本人同居者の人達は彼女の死を悼みました。




そして、ここにいてはいつかクラスター(集団感染)が起こってしまうかもしれないと他に移る事を考え始めます。



シェアハウスに滞在していた留学生達も新型コロナがおさまるまでそれぞれ母国へ帰りました。



シェアハウスオーナーの江藤さん(仮名・女性)は入居者の高齢女性を救えなかったと、自分の祈りの力が足りなかったのではないかと嘆き悲しんでいます。


祈りの力で新型コロナが治ると本気で思っているシェアハウスオーナー江藤さんに対して周囲は呆れて声をかける気にもなりません。





次の日、シェアハウスオーナー江藤さんの部屋から江藤さんと江藤さんの娘さんの激しい口論がシェアハウスのエントランスに響き渡ります。


内容は、江藤さんがシェアハウスオーナーであるにも関わらず入居者数名が新型コロナに感染したことを届け出を出さないということでした。


新型コロナ感想者がシェアハウス入居者に数名いた?!

その内容を聞いて日本人入居者の人達は耳を疑いました。



新型コロナに感染していたのは高齢女性だけではなかったのかと。

他の感染者数名は外国人留学生の中にいたとのことでした。


それで外国人留学生達は急いで母国に帰国していったのかと、やっと話がみえてきました。


このシェアハウス内でクラスター(集団感染)が起こっていた。その事実を知ると日本人入居者達は本気でここから退去する準備を始めるのでした。


太田さん(仮名・女性)もこれをきっかけにシェアハウスを出ようと決意します。






シェアハウス体験談 悪徳シェアハウスオーナーの実態⑤

2022-05-18 17:14:00 | 体験談(住まい)
太田さん(仮名・女性)の隣室に居る高齢女性が新型コロナ発症してから数日後、突然症状が悪化し救急車で病院へ運ばれました。




隣室の高齢女性は高血圧とコレステロールに関する持病を持っていたため、何らかの原因で症状が悪化したとのことです。

何らかの原因は、実はシェアハウスの日本人入居者達は知っていました。


シェアハウスオーナーの江藤さん(仮名・女性)が高齢女性に高血圧とコレステロールの薬を飲んではダメ、病院の薬は体に良くないと半強制的に飲ませなかったのです。

江藤さんは医師免許や薬剤師の資格を持っているわけではありません。法律上そのような事を言える立場にはいないのです。

にもかかわらず江藤さんは高齢女性に対して病院で処方された薬を飲ませず江藤さんが信じている教祖的人物の教えを話し、祈れば治るような事を言っていました。




江藤さんの話を聞いていた日本人入居者の1人が医者でもないのに処方薬について言うのは法律上まずいのではないかと伝えると、江藤さんは激昂(げきこう)し

「私はここのシェアハウスのオーナーなのよ!あなた達入居者は私の言うとおりにしていればいいのよ!」と怒声を浴びせるのでした。



そうしているうちに起こった出来事です。


高齢女性が病院へ入院してから江藤さんは毎日のように高齢女性のために

「私の祈りの力で治してみせる。手の空いている日本人入居者の人は祈りに参加して。」と無理やり日本人入居者達を参加させるのでした。


江藤さんは何かの教祖にでもなったような立ち居振舞いです。


数日後、高齢女性は新型コロナで帰らぬ人となりました。