塩竈市桂島

2011年03月29日 | 日記
今日も、被災地 塩竈市 桂島へやってきました。


被災から18日。


まだ、電気の復旧もない離島です。
(ガソリンを必要としている発電機を回しています。
物資の全てはヘリ輸送、ガソリンだってドラム缶でヘリ輸送ですっ→島民に言わせると…
『ガソリンが欲しいっ!電気が欲しい!』の意見が男性も女性も多かったっ!
ちなみに、被災されてからお風呂には、まだ入っていないのだ。)



夏には、埼玉の仲間や茨城の友達も一緒に海水浴に来た桂島。



海苔、牡蠣の養殖が盛んな島。



が…
島の半分が、ガレキの山に…



でも、桂島の住人は全員が無事っ!



それは…

おじいちゃん、おばあちゃん達の昔の経験からっ!
(チリ地震)


大きな地震が来た時は、津波が必ず来るから避難する!


これが鉄則!



今回も、地震が起きてすぐに、島の若手消防団が、島の住人を高台に避難をさせたのだ。


そして被災にあってからは、島の若者達がお年寄りの方に、
海水を沸かして湯タンポをつくり暖をとらせたり、
男性はガレキの撤去や手作りの仮設トイレを設置したり、女性全員では食事作りの役割があり、
島人全てが大きなファミリーになっているのだっ!


避難所にいる、島民は全て221人!


221人がファミリーだっ!

桂島の方々は、被災負けない!


立ち向かっているのだっ

でも、本音は…

昨年も津波にあい、海苔棚や牡蠣棚(海の畑)が、全て流されてしまい、
今年やっとの思いで建て直し、出荷しようとしていた矢先の出来事…。


『神も仏もいないんだべぇぁ』


『なして、海の神様は怒っているんだべぇ?俺達が何したって言うのぉっ!』




やはり、怒りが込み上げている方々も多かったっ…



でも、生きていかなくちゃぁ


生きてるんだから…




塩竈市の島民の方々は、皆前向きだった!



本当にすごいパワーだった!



これからも、
頑張っぺぇ!頑張っぺぇっ!



塩竈市全員で、頑張っぺぇ!!
コメント (1)
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