絵画レンタル・販売 みうらコレクション

福島県郡山市で絵画レンタル店を開いています。今井幸子さんやアステックスの作品の他多数。竹久夢二の版画、グッズも販売。

学校法人 開成学園 第203回芸術鑑賞講座 「竹久夢二展」開催中

2018-10-05 20:53:45 | 絵画、美術展
こんばんは。みうらコレクションの三浦です。6,7日は当学園の「もみじ会」が開催され学内では、高校、短大、大学それぞれの生徒さんたちのこれまでの学習成果や学校の取り組みが披露される。また1年に1度の皆さんが参加する楽しいお祭りが始まります。2日から先行で開催されている「竹久夢二展」もいよいよ最高潮。毎日たくさんの方にご来展頂いておりますが、明日、明後日は何倍ものお客様が来られることでしょう。6,7両日は専門家によるギャラリートークが午前と午後に予定されております。私も会場でつたないご説明をしてきましたが明日、明後日は特別です。今回の展示は大変充実していて、皆様から大変なご好評を頂いています。特に夢二式美人の美人画だけでなく子供を描いた絵がたくさんある。また大正時代というモダンで洒落た、自由な時代の遊び心のある作品が展示されています。夢二のすべてをこの展示会で知ることが出来る、夢二ワールドで楽しく遊ぶことの出来るような空間となっています。あと2日。ぜひ皆さんお誘いあわせの上、郡山開成学園においでください。店主












学校法人 開成学園 もみじ会協賛第203回 芸術鑑賞講座 「竹久夢二展」

2018-10-01 19:43:18 | 絵画、美術展
 こんばんは。ご無沙汰しております。みうらコレクションの三浦です。今年も学校法人開成学園(郡山女子大学他)様の芸術鑑賞講座のお手伝いをさせて頂くことになりました。今年は「竹久夢二展」です。学園様の主催。伝統ある学園祭、もみじ会協賛で10月6,7日の学園祭に先行して建学記念講堂ギャラリーにて明日2日から7日まで開催されます。記事が9月25日に福島民友、民報新聞に掲載され、30日にも再度掲載されました。
 この展示会は竹久夢二の貴重な肉筆画や版画、写真などまた雑誌や当時出版された本の挿絵やデザイン画など150点程が展示されます。これからもめったに見ることの出来ないような大変充実した内容の展示会です。学園様のご厚意で入場無料で一般公開されます。開催時間は午前9:30~午後4:00まで。6日、7日の両日は午前11:00と午後2:00からの2回、会場にて専門家・(株)港屋社長様のギャラリートークが開催されます。タイムスリップしたような大正ロマンの「夢二ワールド」に皆様お誘いあわせの上ご来園下さい。お待ちしております。 店主




「江戸琳派」とは

2017-09-28 20:47:50 | 絵画、美術展
こんばんは。みうらコレクションです。今日は「江戸琳派」とは と題してお話しします。また画像で代表作品をご紹介します。

「江戸琳派」とは

 桃山から江戸初期、本阿弥光悦や俵屋宗達が花開かせ、江戸の中期尾形光琳が絢爛豪華な装飾芸術まで高めた京都を中心とする絵画・芸術様式「琳派」。狩野派や土佐派等の歴史を持つ絵画流派とは異なり先人に私淑してその画風を学び、習得して独自の画風を築き上げるという宗達や光琳は歴史の時空にキラ星のごとく輝きを放つ。光琳から約100年を経て大名家出身である江戸の絵師酒井抱一は更に光琳に私淑して画風を学び自身の持つ「侘びや寂び」さらに「粋」などに俳味を取り入れた江戸庶民芸術・文化に昇華させた。江戸後期、抱一や鈴木其一を筆頭とする抱一の弟子たちによって確立されたのが「江戸琳派」である。時代をまたいだ天才たちの絵画・芸術の集大成。画像は上から宗達「風神雷神図屏風」、光琳「燕子花図屏風」、抱一「夏秋草図屏風」、其一「夏秋渓流図屏風」

参考資料  株式会社東京美術「もっと知りたい俵屋宗達」同シリーズ
      平凡社     「江戸琳派の美」抱一・其一とその系脈
※本阿弥光悦(1558~1637)
※俵屋宗達(生没年不詳)
※尾形光琳(1658~1716)
※酒井抱一(1761~1828)
※鈴木其一(1796~1858)









学校法人 開成学園芸術鑑賞講座 『江戸琳派絵画作品展』について

2017-09-19 23:13:46 | 絵画、美術展
 こんばんは。みうらコレクションの三浦です。お久しぶりです。しばらく投稿をサボっておりました。誠に申し訳ありません。皆様お元気でお過ごしでしょうか。秋も徐々に深まり日本は一番良い季節を迎えております。とは言え先の水害や台風災害で被災し困難に直面している皆様には心よりお見舞いを申し上げます。
 さて皆様に今年初めて楽しみな絵画展をご紹介することが出来ます。秋の定番イベントといえば『学祭』。この度当店は学校法人開成学園様(郡山女子大学)もみじ会協賛第一九九回芸術鑑賞講座『江戸琳派絵画作品展』のお手伝いをさせて頂くこととなりました。絵画展告知の記事が本日9月19日民友新聞に掲載されました。10月3日(火)から10月8日(日)まで6日間、入場無料で一般公開されます。7日、8日の両日は午後1時よりギャラリートークが予定されております。多くの皆様のご来場をお待ちしております。
尚駐車場は学舎西側、附属高校側にございますが混雑が予想されますのでバス等公共交通機関のご利用をお勧めします。今日は掲載された新聞記事とパンフレットの一部の写真をご紹介します。今後ブログで「琳派」について少しずつお伝えしていきたいと思います。  店主








忘れられない1枚の絵

2016-06-13 15:14:17 | 絵画、美術展
みうらコレクションの三浦です。
 昨日国立西洋美術館の『カラヴァッジョ展』が最終日を迎えました。カラヴァッジョについてはNHK、民報TV局、がそれぞれ取り上げ絵画展の人気を盛り上げました。イタリアきっての人気の画家でありながら、激しく血にまみれた逃亡の人生。39歳での夭折。絵画展のメインで世界初公開、話題の『法悦のマグダラのマリア』。私にとってこの1枚が何とも忘れられない絵画となりました。死人のような白く青ざめた肌。静かですが悩ましいほどの恍惚。表現するに言葉は無力です。こんな絵があったのか!
 東京での展示会と時を同じくした4月、フランスのトゥールーズの屋敷の屋根裏部屋からカラヴァッジョの『ホルフェルメスの首を切るユディット』が発見されたとニュースが入りました。現在これはフランス政府が国を挙げて鑑定を行っています。真作であれば日本円で160億円。
 今春開催の美術展の数々は目を見張るものがありました。私の居所福島県でもつい先月まで県立美術館で『フェルメールとレンブラント展』、二本松市の大山忠作美術館でも『さくら展』が開催され記憶が定かならそれぞれ11万人、3万8千人の来場を数える芸術の春となりました。東京でもご存知の通り『若冲展』が44万人超を集め、『黒田清輝展』『安田靫彦展』と目白押し、それらの終了後もルノワール他数々の絵画展、美術展が全国で開催されております。
乞う、ご期待です。