難波宮って? 古代史のんびり散歩

時間だけは、タップリある定年団塊世代が、ズート気になっていた
古代日本史を素人の感性でゆっくり探訪します。

継体天皇 今城塚に行ってきました 父娘 LINE会話

2014年08月14日 | 旅行

平成26年8月14日
大阪府高槻市の今城塚 古墳(いましろつか こふん)タブン 真 継体天皇陵に行って来ました。

東京に就職している娘との LINE のやり取りです。


「いま高槻市の今城塚古墳に来ています。」
「真 継体天皇陵です。」
「イヤー規模の大きさに圧倒されています。」

「出土した小学生ぐらいの大きさの巫女さんのハニワに驚いています。」


「えエ?!」 LINE の驚き顔スタンプ


「バンザイをしている巫女さんは周囲を圧倒している。元気でにぎやかな 内のお母さんに似てる。(亭主に怖い女性のよう)」
「手を揚げている相撲取りは、今と同じようなマワシもしていて少しユーモラス。」


「お相撲さん!いたんだねぇ....」


「一番大きいハニワの矢盾はお父さんより背がでかい。」
「粘土でこしらえて大きな窯で焼いて、野外に設置できるようにこさえてる。」
「前方後円墳の外周の外の土手に置いて、近くを通る人にわざと見える様にしていると解説があった。」
「文字がまだ一般的でない時代に、この古墳に葬られている王はこんなに立派な王だと、民衆に知らすために設置したのかな?」
「設置は65m位の距離で、約200体、牛、馬、鳥、武人、弓矢、矢盾、力士、巫女さん、建物が何か場面場面を表すように柵で4場面に区切られ整然と配置されている。」
「4場面に分けるなんて、今の4コマ マンガの源流を見るようでとっても面白い。」
「理系の、父さんは古代日本史にとっても興味があったんだけれど、深く関わっている余裕がなくて、やっと定年になって、勉強し出して、まだまだなにも知らない門外漢なんだけれど、驚く事が本当に多い。」
「そもそも、ハニワは亡くなった王さまを慰め、敵から守る為に古墳の中に埋められたものと、たしか五十数年前に中学校時代 歴史の教科で、担任の社会科の清水先生に習ったように記録しているんだけれど。」
「用途が全然違うよね。」
「考古学の進歩のお陰で、ドンドンそれまでの常識が崩れていったんだよね。」
「清水先生、お元気ですか?」
「父さん、今城塚を知らなくて、継体天皇をWEB で検索してたら、今城塚が出てきて、こっちが本当の 継体天皇陵だって書いてあって、それじゃー近いし行ってみようかと、見に来たわけ。」
「今城塚 父さん知らなかったけど、アンナ(娘)知ってた?」


「いや、高槻市に、そんなとこあるなんて知らなかったー」


「場所は旧西国街道に近く、茨木市の大田茶臼山古墳 伝 継体天皇陵と車で5分位で、両方のハニワを焼いた窯跡とも同じぐらいの距離。」
「大田茶臼山古墳の方は宮内庁が江戸時代中期に、ここが継体天皇陵と指定されたから、立ち入りを禁止され、発掘は一切行われていないので、内容は一切不明、僅かに指定地の外周から偶然出てきたハニワの製作時期が、継体天皇時代より100年ほど前の5世紀と推測され、継体天皇陵の真意を疑われているようです。」
「逆に言えば、今城塚古墳は間違われて、指定されなかったからこそ、今 バンザイ姿の巫女さんのハニワが見られたということだよな。」


「へー、(^o^)」


「史料館も立派で、展示品 展示方法もとても素敵だった。」

「史料館から今城塚に向かっていって、丁度正面にハニワ列が4場面並んでいるのが真横から見え、1場面1場面が一つの物語を表すように見えて、とても楽しかった。」

「その後ろが、前方後円墳で、向かって左が円プン、右が方墳。前方後円墳の中は、制限なく御自由に散策御見物下さい、とのこと。」
「父さんのんびりと一回り1時間30分ぐらいで回れました。」
「出来るだけ気軽に見学してほしいという管理姿勢らしく、所々に案内図があるだけで、草を掻き分けて歩く感じでした。」

「アンナも友達と来たらいい。」


「老後の楽しみが増えたかな(^-^)/」


「半袖、半ズボン、思い切りヤブ蚊に刺された、痒い!(>_

「発見された時のハニワの状況、説明では、足の部分は大体元あった場所に残っていたので、ハニワの配置を確定するのは容易だったって。」

8月13日
「鹿島中央 対 市立和歌山 12回裏 1アウト ランナー1塁3塁、
2塁ゴロをエッ?、1塁へ送球 3塁ランナー本塁へ サヨナラ勝ち(;o;)」


「えー、可哀想(*_*)」


「あだち充の クロスゲームと MIXを古書店で買いました。」


「読みたい!」  (マンガ大好き娘)

史料館、古墳、ハニワ
等が大事に管理されていて、とても面白く感心させられました。高槻市の担当者さんありがとう。
謎が又沢山増えました。ありがとう。
一番大きいのが、「ジャー、茨木市の 大田茶臼山古墳の埋葬大王は誰? 5世紀の大王って、まさか、難波の宮の、仁徳天皇。」 話が面白すぎるか?!


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