goo blog サービス終了のお知らせ 

My Footsteps

いろんな町に行く仕事。
この環境を「当たり前」と思う事のないように、日々の小さな驚きや感動を綴っていきます。

ジープでサファリ @チョベ国立公園・ボツワナ

2013-10-20 21:42:41 | 旅行=アフリカ



こんな荷台の上に座席のあるジープで、国立公園の中を走ります。
ガラスも何もないので、サバンナの暑い空気やホコリまでも全部入ってきます(笑)


想像していたサバンナとはだいぶ違って、赤い砂地の、なんか普通の景色の中に、、、




突然 顔!!



キリンが現れました。 



当たり前だけど本当に住んでいるだぁ!と感激。

こっち見てる(笑)






このチョべ国立公園では ほっとんど見られないというシマウマも見られました。





ジャッカルとハゲワシがいるので、何かの死骸があるんだろうね。






!!
と、いく手に黒い物体が現れ、道をふさがれました。
ゾウの群れです。 



水場でいっぱい水を飲んで森に帰る群れに遭遇。
こっちの体がこわばるくらい近づいてくる。




遠くを見ると次から次へ、森へ戻るゾウの集団が。
どうやらゾウの通勤(?)ラッシュに遭遇してしまったよう。






日も落ちてきて、そろそろホテルへ戻ろうか、という時!

木の上に何かいます!





ヒョウだ!!!



ここチョベで肉食動物に会えるのは本当に珍しいこと。

しかも隣の木には このヒョウの赤ちゃんまでいました。



手足をブラブラさせて、のんびりあくびしてます。
私達もしばらく木の上を眺めていた、その時!!

このヒョウの体がびくっとびくつきました。




ライオンです!!!
念願の、たぶん見れないだろうと全員があきらめていたライオンが
5匹もの子供を連れて
水場へ出てきました。

すごい迫力、オーラです。




これまで動物が近づいてくると喜んでいたお客さんも、
まるで自分が狙われてしまった獲物のように
じっと息をひそめます。

メスライオンの一頭が首を持ち上げたかと思うと、遠くをじっと見つめ、
顔つきが急に変わりました。




遠くにはインパラの群れ。 
とはいっても人間が肉眼で見えるかどうかという、かなりの距離です。

それでもこのライオン。姿勢を低めにしたまま近づいていきます。
私達が乗ったジープの真横を通り、お客さんの中から
声を押し殺したままの悲鳴が上がります。
でも私達なんてまるで眼中にないように遠くを見つめたまま歩き続け、、、、

そうしているうちに、インパラの群れはどんどん森へ歩いていってしまい、
さすがに諦めて戻ってきたけど、

この一瞬で変わるライオンの表情の変化と、凍りつくような空気を感じられた、
とても貴重な時間でした。




ボートでサファリ @チョべ国立公園・ボツワナ

2013-10-20 14:34:35 | 旅行=アフリカ
ボートを一艘貸しきってザンベジ川の支流に当たるチョべ川をクルーズします。 
少し日が低くなった夕方。



この乾季には水場を求めてたくさんの動物が集まってきます。
特にこのチョべ国立公園はゾウ! ゾウの人口(?)密度が世界一だそう。


クルーズで見えてくる動物達は、起承転結を神さまが決めてくれたかのようでした。

まず最初に見えてきたのはインパラ。 船内が少しだけ盛り上がります(笑)





そしてカバ! 
カバはこの国立公園でライオン以上に獰猛で危険な動物だ、とボツワナ人ガイドが言います。
呼吸のために鼻と頭だけ水上に出した姿で、じーっとこちらを伺っている
野生のカバの様子は動物園では感じた事がない不気味ささえありました。







徐々に広い湿地帯に近づき、水牛の群れ、野鳥の姿など見えてきて・・・

遠くを見て下さい! 
岩のような山のようなたくさんの姿がうごめいている!!
ゾウの、しかもすごい群れです!!



ボートでゆっくりと、でもまっすぐに近づいてみます。
動物に近づいたら、ボートの中の自分の居場所を変えないようにガイドさんに言われます。やはり少しでも「動き」があると警戒してしまうのだそう。
こんなに近くまで近づけるんです!!





とっても器用に、そして黙々と鼻を地面から生えている草にいち、に、と巻きつけ、上に向かって引っこ抜きます。それを今度は水面に何度も叩きつけて泥を洗い落としてから口に運ぶ。 この一連の動作を10分以上、飽きることなく眺めていました。
時々まばたきしながら こちらを見ている様子で どんな景色があのゾウには写っているんだろう?

持っていた双眼鏡で少し遠くのゾウを見たとき! 
尻尾の部分の背後に 明らかに草ではない模様を発見。 
ワニです。



水から上がったばかりで体温が冷えたワニは口を開ける事で暖かい空気を体内に取り入れて体温調節をするんだとか。




たくさんの観光ボートが出ていたけれど、みんな動物の近くではエンジンを止めます。
鳥のさえずりと、ゾウが仲間に発する声、カバの水面で息を吐く音。 自然の音だけが広がっていました。



そして今日のクライマックス★
親子のゾウがとぼとぼ歩いてきました。 
普通、親子は大人のゾウが前後を守るように、こうやって歩きます(ほかの親子)



ところがこの親子。 
見ていて心配なくらい距離があり、お母さんはどんどん進むので
その距離はどんどん離れていきました。



まるで人間の子供が何か悪さして叱られ、しょげながらお母さんの後をついていっているかのよう。「勝手にしなさい!」って(笑)



さらにはお母さんゾウがずんずん川を渡り始めました。子ゾウも必死に後を追いかけます。





さっきまで陸で子供を見放すように歩いていってしまってたお母さんゾウだったので、大丈夫だろうか?みんなで息を呑むようにこの親子の川渡りを見守ります。

(ここからはシーンに感動しすぎて、わたし、連写しています。。)

どんどん川が深くなり、子ゾウの姿が水の中へ消えていきます。 

全身見えなくなってしまい、沈んでしまったのでは??と思ったとき
鼻先だけが息をするために水上へ出てきました。




そっか、鼻を上げて息をすれば全身は水の中でも呼吸できるのか。 
まるでシュノーケルみたいです。

それでも子ゾウの進むスピードはどうしても遅く、
お母さんとの距離が広がっていく、その時、、、




お母さんゾウが前を向いたまま歩みを止めて、ゆっくり尻尾を動かしました。 
「つかまりなさい」と言ってるかのように。
子ゾウも鼻をうんと伸ばしてお母さんの尻尾にしっかり絡めて、
引っ張ってもらってぐいぐい進みました。 そして無事に岸へ。




じーーーーーん。
このゾウの子供を愛しむ姿、いたわる姿、当たり前だけどその慈しみが自然とあふれている姿には本当に感動しました。





ただ、こうした野生の動物がどんどん町に下りてくるようになっているそう。
今回案内してくれたボツワナ人ガイドさんのお兄さんは町に下りてきて
人間にパニックになってしまったゾウに踏まれて2年前に亡くなったそう。
それでも「ゾウが悪いわけではない」という彼の言葉が救いでした。



ビクトリア・フォールズ@ジンバブエ

2013-10-14 12:02:03 | 旅行=アフリカ

着きました。やっと着きました。

日本から香港を経由して南アフリカのヨハネスブルグまで13時間。
そこで3時間次の飛行機を待ち、
2時間かけてジンバブエに到着!





南アフリカはとても都会でヨーロッパの雰囲気漂い、
「アフリカ」に来た!って実感が沸かないけれど、
ジンバブエではどこに続くのか分からないい赤土の道を
延々と人が歩いてる。
40度の暑さの中!!



町の中に ↑これはベルベットモンキーや、バブーンと
呼ばれるヒヒや、↓これ!!



イボイノシシが歩いている!
目の横に突き出たコブがあるでしょ。





本当につきました、アフリカ大陸! 念願です。



まっすぐビクトリアの滝へ向かいます。
今は1年で一番水量が少ない時期。
迫力には欠けるものの、普段水煙で近づけない場所まで近寄って
岩の割れ目を見学できます。

到着するなり、虹が出迎えてくれましたよ。








↑デビルズ・カタラクト「悪魔の大瀑布」なんてオドロオドロシイ
名前がついてる滝も美しくさえありました。





上流の滝のすぐ淵で、地元の人が漁をしてます。
岩がブロックしてくれる水量が少ない時期にしか出来ないそう。




メインフォール

滝は端から端までで1.7Kmあります。
40度の中 歩きます(笑)





ファイヤーボールと呼ばれる花。
この後すぐ横の土から葉が生えてきます。


ジンバブエ側から歩き始めてザンビアの国境が近づいてくると、、、
お水はカラッカラ。



爆音あげて流れる滝が削った台地を観察できます。




この橋の中央がザンビアとの国境。
ビクトリアフォールズ橋。
設計したのはイギリス人のラルフ・フリーマン。
そう。シドニーのハーバーブリッジを設計した人です。


滝を後にしてホテルまでの道中、
バオバブの大きい木がありました。



乾季に備えて幹の部分にお水を蓄えている木。
後ろの定潅木がサバンナっぽいでしょ!?





明日はヘリコプターからこの滝を見学します!



ところで。注意に注意を重ねてはいたものの、
寝てる間にぼっこぼこに蚊にさされ、一夜明けてもハレが引きません。
おでこも若干、変形してます。
病院のお世話にだけはなりたくないなぁ。。。


エジプトが大変!!

2011-01-27 09:27:27 | 旅行=アフリカ
私たちの帰国が25日。
その時もちょっとおかしいな?って思う事はあった。
例えばレストランから空港に向かう時、警察の護衛を呼んで一緒に走ったり。。
あれ? とは思った。
でもこんな事になってるとは・・・


新聞報道などでご存知の通り、エジプトの暴動は日に日に激化して、
私たちが2時間貸し切った考古学博物館までもが襲われています。

この後、3月末までツアーの中止が決まってしまいました。

現地の人たちはあんなに優しく、エジプトの国の悪いイメージを払拭しようと
頑張っているのに、残念でなりません。。。

観光業は本当に平和だからこそ成り立つもの。

一日も早く、またアスワンのきれいな夕日が見られますように。。。



今年2回目のエジプトも無事終了!

2011-01-24 09:24:14 | 旅行=アフリカ
今回はバス3台、約100名近いお客さんとのナイル川クルーズツアー。

色々大変だった事は書ききれませんが、平均睡眠時間が3時間と言えば
分かって頂けるかしら・・・涙

でもとにかく、無事終わったことをお祝いして、
ガラベーヤパーティー楽しみました♪
ガイドさん達もみんな着替えてくれて、華やかな宴となりましたー。


元旦出発 @エジプト

2011-01-02 22:57:54 | 旅行=アフリカ
2011年のお正月からエジプトへ出発です。
紅白歌合戦が生で見れただけで、良しとします笑

さらに今回のエジプトはナイル川のクルーズ船の中でもゴージャスさで
3本の指に入るソネスタ・セント・ジョージに4泊!!もする旅。



外観はまぁまぁですが、、、
中は・・・



動くホテルです。



屋上にはプールもついていて、ここでゆーっくり移り変わる景色を楽しめます。




こんな乾いた砂漠地帯にも、ナイル河の恵みのお陰で村が出来ています。




夕方、ナイル川に落ちる夕日を眺めます。
太陽が動く速さを感じられる余裕があるくらい、のーんびりとしているのが船旅の良いところです。


そして「遺跡の方から近づいてくる」というフレーズは本当に言い当てているな、と思います。
遺跡のこんな近くまで船で横付けでき、そこから歩いての観光。
なんて贅沢なの!!



気球! @エジプト・ルクソール

2010-12-21 09:42:29 | 旅行=アフリカ
朝の5時に起きて、気球に乗ってきました!

空の上から眺める「王家の谷」は、ちょっと言葉にできません。。




エジプトの南部は雨が降らないせいか、農家の家などに屋根はありません。
雨が降らないから、屋根がいらない、という考えが日本人には理解できない(笑)けれど、
上空から見ると生活が覗けてしまえます!


エジプト、再び・・・

2010-03-10 09:55:57 | 旅行=アフリカ
学生さん達とのエジプト旅行の感動も冷めやらぬまま、再びエジプトです。

今回、最大のハプニングはこれ。。



アスワン→ルクソール区間でトラックがあぜ道に横転!
積んでいる荷物が燃料で危険だ、という事でたった1本しかない道がクローズになってしまいました。


そこで・・・


普段は車も通らないようなのどかな「村」の中を迂回した車たちは通ります。





子供たちも相当珍しいのか、みーんな外に出て来て手を振ってくれました。


このとき・・・

村の迂回路に詳しくない私達のために村のおじさんがわざわざバスに同乗して
5km先くらいまで道案内をしてくれました。
そしてようやくアスファルトの道路が見えて来て、おじさんはそこからロバで村へ戻る、というので、さすがに申し訳ないと思い、心ばかりのチップを渡したら、、、

絶対に受け取ってくれなかったんです。
「困っている人がうちの村にいたから助けたまでだ!」の一点張り。
2,3分の間、「もらってください」「いや、受け取れません」のやり取りが。。。
(信じられる?すぐにバクシーシちょーだい、という国でですよ!!!)

そしてやっとガイドさんが「では、あなたにあげるのではなく、あなたの子供たちに何か買ってあげて下さい」と言うと、ようやく受け取って、胸にそのお金を当てて、
「ありがとう」と言って降りて行きました。

この一件が私にとってはすごく大きな出来事で、観光として何度訪れていても一部のエジプト人にしか接していない事、それをあたかも「全ての」エジプト人がそうであるから注意するよう案内してしまっていた事、ここはエジプトの中でも特に貧しい地域なのにそこのエジプト人がこんなに温かい人たちであること。
そういう事を手に取るように教えてくれたハプニングでした。


前回の学生さん達に見せたかったなー。。。









一番好きな町 @エジプト・アスワン

2010-02-25 09:50:05 | 旅行=アフリカ
喧騒のカイロを南へ下ること 1,000km。
ゆったりとしたナイル川が流れ、赤砂漠があって、オアシスの緑があって、と
目に優しい景色のアスワン、大好きです。

写真は風の力だけで動くファルーカ。



紀元前3,000年からこういう船でナイルを行き来してたんですねー。



ここアスワンの砂はとってもきれいなので、学生さん達におススメして
みんなで砂拾いしました。




朝早かったから、なんと!フンコロガシの足跡を発見★



隣のハートのキーホルダーは女子6人が「ミチコさん、お揃い!」ってくれたもの。
可愛いすぎます♪