
こんな荷台の上に座席のあるジープで、国立公園の中を走ります。
ガラスも何もないので、サバンナの暑い空気やホコリまでも全部入ってきます(笑)
想像していたサバンナとはだいぶ違って、赤い砂地の、なんか普通の景色の中に、、、

突然 顔!!

キリンが現れました。

当たり前だけど本当に住んでいるだぁ!と感激。
こっち見てる(笑)

このチョべ国立公園では ほっとんど見られないというシマウマも見られました。

ジャッカルとハゲワシがいるので、何かの死骸があるんだろうね。

!!
と、いく手に黒い物体が現れ、道をふさがれました。
ゾウの群れです。

水場でいっぱい水を飲んで森に帰る群れに遭遇。
こっちの体がこわばるくらい近づいてくる。

遠くを見ると次から次へ、森へ戻るゾウの集団が。
どうやらゾウの通勤(?)ラッシュに遭遇してしまったよう。

日も落ちてきて、そろそろホテルへ戻ろうか、という時!
木の上に何かいます!

ヒョウだ!!!

ここチョベで肉食動物に会えるのは本当に珍しいこと。
しかも隣の木には このヒョウの赤ちゃんまでいました。

手足をブラブラさせて、のんびりあくびしてます。
私達もしばらく木の上を眺めていた、その時!!
このヒョウの体がびくっとびくつきました。

ライオンです!!!
念願の、たぶん見れないだろうと全員があきらめていたライオンが
5匹もの子供を連れて
水場へ出てきました。
すごい迫力、オーラです。

これまで動物が近づいてくると喜んでいたお客さんも、
まるで自分が狙われてしまった獲物のように
じっと息をひそめます。
メスライオンの一頭が首を持ち上げたかと思うと、遠くをじっと見つめ、
顔つきが急に変わりました。

遠くにはインパラの群れ。
とはいっても人間が肉眼で見えるかどうかという、かなりの距離です。
それでもこのライオン。姿勢を低めにしたまま近づいていきます。
私達が乗ったジープの真横を通り、お客さんの中から
声を押し殺したままの悲鳴が上がります。
でも私達なんてまるで眼中にないように遠くを見つめたまま歩き続け、、、、
そうしているうちに、インパラの群れはどんどん森へ歩いていってしまい、
さすがに諦めて戻ってきたけど、
この一瞬で変わるライオンの表情の変化と、凍りつくような空気を感じられた、
とても貴重な時間でした。
