My Footsteps

いろんな町に行く仕事。
この環境を「当たり前」と思う事のないように、日々の小さな驚きや感動を綴っていきます。

ボスニア・ヘルツェゴビナ

2010-07-28 21:13:15 | 旅行=ヨーロッパ
初めての国に行く時、もちろん勉強していきます。
ただそこが英語ガイドしかいない国、となると私達がその場で内容を通訳するため、
勉強量は数倍になります。

今回初めて訪れた国は、ボスニア・ヘルツェゴビナ。


今年の猛暑と言われる夏の間、
「海へ行こうよ!」という誘いにも、
「だめ、ユーゴの勉強しなきゃいけないから・・・」と泣く泣く自分を律し、
受験生のように ひたすら図書館に通って勉強し続けたっけ。。





写真はモスタルという町のスタリ・モスト(古い橋)。
1560年に石の橋になりましたが、1993年ボスニアの内戦で橋をはさんでクロアチア人とボスニア人が戦い、爆撃され、戦後修復されたもので、現在ユネスコの世界遺産になっています。

周りはお土産屋が並ぶのどかな風景。





・・・ですが、こんなものが。



よく周りを見ると戦争の爪痕があちこちに普通に残っています。







グリンデルワルドに泊まる @スイス

2010-07-16 20:57:08 | 旅行=ヨーロッパ
超 がつくほど人気な町 グリンデルワルドに2泊します。

人気の理由はやっぱり・・・



町の中にこんなきれいな山があり、、、そして、、、



ホテルの目の前からでもロープウェーを使って山頂まで手軽に上がれることでしょう。




上からの眺めはこんな感じです。
そして下りはなだらかな道をハイキングしながら降りることもできます。

でも、、、、
次回絶対★挑戦したいのが、こちら!!!





フリーフォールみたいに一気に滑り落ちるアトラクション★!!
仕事中はこういう危険な事はNGなので、今回は涙をのみました。

最後に今日の夕焼け。
んーーー。 素晴らしい!





氷河って・・・ @スイス

2010-07-14 20:47:31 | 旅行=ヨーロッパ


この写真を見て感動出来る人は氷河について知っている人。

知らない人が見れば、ただの雪山です。


雪が10mくらい積もると雪自らの重さで下の方の1mが氷の塊になるそうです。
そしてこの氷の塊が30mの厚みになるとさらに圧縮されて1mの氷河氷ができるんです。
この氷河氷はたくさんの雪が降る山頂に厚くできるため、自らの重みで山の斜面下に
向かって文字通りゆっくりとした河のように流れます。
その時、この氷河の氷はとても硬いので、周りの岩盤も一緒に削っていくんです。
スイスやカナダなどのギザギザした山並みは、すべて氷河が削ったもの。
そう思うと、マッターホルンのあのユニークな形が生まれたのは奇跡的★です。

この雪の原が氷河である証拠があります。

それは奥から流れる白い氷河と手前から流れる氷河の間にできている、
モレーンと呼ばれる土砂の筋です。
これこそが、氷河が削って運んだ岩のくず、粉。

このゴルナー氷河では1年に100mくらいの速さで氷河が動いているそうです。

地球って、、すごい・・・・



マッターホルン @スイス

2010-07-13 20:42:45 | 旅行=ヨーロッパ
昨日のモンブランが快晴!だったので、もう運尽きた・・と思ってたけど、
なんと今日はさらに快晴!!
怖くなってきました。。笑

それにしても本当に形の良い山です。



スイスの山としては4番目に高く4,478m。
けれどそのユニークな形から「スイスの山代表」として知られています。

約2時間のハイキング



皆さんのお目当ては・・・・
さぁ、今日はどんなふうに見えるでしょうか。。。






やったー!!
完ペキ★な「逆さマッターホルン」が湖面に映りましたー!!!


天気さえ良ければスイスのお仕事は8割方、終わったも同然です 笑

良かった、良かった。。。





モンブラン @スイス

2010-07-11 20:32:46 | 旅行=ヨーロッパ
久々にスイスだけの1週間です。
山・山・山・・・ のツアー、という事で、事前に色々山の勉強をしてみました。


そして今日はモンブランが晴れています!やったー!!



一番後ろに見える白く雪をかぶっている部分が山頂。

アルプスの最高峰、モンブラン、4,807m!!
実際岩の頂上は4,792mの所にあるそうで、上の約40mは氷で覆われているので
その年の気温によって標高の数値が変わるそうです。


私達は下からたった5分のケーブルカーでエギーユ・デュ・ミディ駅展望台に上がります。
ここの高さが富士山の頂上とほぼ同じ、3,777mです。
普通に歩いていても息切れがして、30分以上はいない方がよいといわれています。



よくこんな所に展望台を作ったよねーー!!!


登山隊が歩いています。




タイトルに「@スイス」と書いたけれど、モンブランはフランスとイタリアの間にまたがっている山。今でも山頂がどちらの国に属するかの論争が終わっていないそう。
イタリアVSフランスだものね、、、埒が明かなそう。。。笑