遠路はるばる宮城県気仙沼市に行くことになった彼の身の上に、更なる魔の手が(笑)。
・・・気仙沼ツアーが、なかなかにハードであることがやっと想像できてしまった彼。しかし、そこは前向きである。
「あ、もういいです。こうなったら、気合い入れて行ってきますよ。」
と、覚悟を決めたらしい。
・・・ってさぁ、確かにこっちから一泊二日で行くというのは日程が厳しいが、気仙沼はいいぞ~。フカヒレの産地・・・というだけではなく、魚は何でも美味だし。ミツユビも何回か行ったが、なかなか侘び寂びのある・・・まぁハッキリ言って昔の港町だ。
でも本当に食べ物は美味!・・・沖合には「大島」という島があって、ここも観光スポット。海もなかなかきれいだし。
ただともかく交通の便が今一つ・・・なだけなのだ。車さえあれば、ドライブの行き先としてはいいと思うぞ!・・・ミツユビだって、車で行ったし。そしてフカヒレ寿司も食った!!(笑)。
と、ここまで彼とミツユビの会話を黙って聞いていた「悪魔のコンビ」のもう一人がボソッと一言。
「観光ならあの周辺はいいところがあるよ。」
「え?!・・・そうなんですか?」
ほら、これでまたまた彼は翻弄される羽目になるのだった。
「そうそう、厳美渓(げんびけい)と猊鼻渓(げいびけい)とかきれいな渓谷が多いよね。」
「厳美渓!!・・・あの空飛ぶ団子!!!」
「猊鼻渓は、この時期だとこたつ舟かなぁ・・・。」
「猊鼻渓の舟下りって、冬でも大丈夫だよね?」
「あ、大丈夫、大丈夫。やってる!」
「龍泉洞(りゅうせんどう)に寄るのもいいし。」
「ああ、あそこの水はきれいだね~。真っ青で。」
「あぶくま洞(注:福島県)も有名だけれど、龍泉洞はまた違うね。」
「平泉にも行けるしねぇ。」
「中尊寺金色堂・・・しばらく行ってないかも。」
「あそこの坂、すごいよね!」
「あ、あの坂、馬が駆け上がるんだよ~。」
「それに毛越寺(もうつうじ)の庭園!!!・・・あれもいいよ~。」
・・・これを聞いていた彼
「え?!・・・え?!・・・そ、空飛ぶ団子って何?!」
「川下り??」
「・・・龍泉洞って、鍾乳洞ですか?」
「う、馬?!」
頭の中が「???」と興味で一杯な状態(笑)。
で、その後、「空飛ぶ団子」とか「厳美渓」「猊鼻渓」「龍泉洞」「平泉」とかインターネットで検索してみたらしい。
ため息をついて一言。
「・・・行きたいなぁ・・・。」
うん、頑張って行ってみてくれい。あ、しかしだぞ、確か・・・。
「でも、俺、ペーパードライバーなんですよねぇ・・・。」
・・・そこまで責任は持たん。
またまた魅惑の地を見つけてしまった彼をよそに、悪魔のコンビの話は続く。
「ちょっと北上するけれど、花巻温泉もいいよね。」
「あ、その花巻温泉のさらに奥に、これまた渋い温泉街があるある!・・・台(だい)温泉っていって、これがまた詫び寂びの世界でねぇ・・・。」
「盛岡まで行けたら、盛岡冷麺かじゃじゃ麺か・・・。」
「あ、いいねぇ!!!」
さて、彼の行きたい病が更に重症化して、いきなり雲隠れ・・・なんて日はくるのかどうか。
ぺーパードライバーの彼を車に乗せて、はるばるみちのく路まで連れていってくれる人がいることを心から(?)祈る(?!)悪魔のコンビなのだった。
・・・気仙沼ツアーが、なかなかにハードであることがやっと想像できてしまった彼。しかし、そこは前向きである。
「あ、もういいです。こうなったら、気合い入れて行ってきますよ。」
と、覚悟を決めたらしい。
・・・ってさぁ、確かにこっちから一泊二日で行くというのは日程が厳しいが、気仙沼はいいぞ~。フカヒレの産地・・・というだけではなく、魚は何でも美味だし。ミツユビも何回か行ったが、なかなか侘び寂びのある・・・まぁハッキリ言って昔の港町だ。
でも本当に食べ物は美味!・・・沖合には「大島」という島があって、ここも観光スポット。海もなかなかきれいだし。
ただともかく交通の便が今一つ・・・なだけなのだ。車さえあれば、ドライブの行き先としてはいいと思うぞ!・・・ミツユビだって、車で行ったし。そしてフカヒレ寿司も食った!!(笑)。
と、ここまで彼とミツユビの会話を黙って聞いていた「悪魔のコンビ」のもう一人がボソッと一言。
「観光ならあの周辺はいいところがあるよ。」
「え?!・・・そうなんですか?」
ほら、これでまたまた彼は翻弄される羽目になるのだった。
「そうそう、厳美渓(げんびけい)と猊鼻渓(げいびけい)とかきれいな渓谷が多いよね。」
「厳美渓!!・・・あの空飛ぶ団子!!!」
「猊鼻渓は、この時期だとこたつ舟かなぁ・・・。」
「猊鼻渓の舟下りって、冬でも大丈夫だよね?」
「あ、大丈夫、大丈夫。やってる!」
「龍泉洞(りゅうせんどう)に寄るのもいいし。」
「ああ、あそこの水はきれいだね~。真っ青で。」
「あぶくま洞(注:福島県)も有名だけれど、龍泉洞はまた違うね。」
「平泉にも行けるしねぇ。」
「中尊寺金色堂・・・しばらく行ってないかも。」
「あそこの坂、すごいよね!」
「あ、あの坂、馬が駆け上がるんだよ~。」
「それに毛越寺(もうつうじ)の庭園!!!・・・あれもいいよ~。」
・・・これを聞いていた彼
「え?!・・・え?!・・・そ、空飛ぶ団子って何?!」
「川下り??」
「・・・龍泉洞って、鍾乳洞ですか?」
「う、馬?!」
頭の中が「???」と興味で一杯な状態(笑)。
で、その後、「空飛ぶ団子」とか「厳美渓」「猊鼻渓」「龍泉洞」「平泉」とかインターネットで検索してみたらしい。
ため息をついて一言。
「・・・行きたいなぁ・・・。」
うん、頑張って行ってみてくれい。あ、しかしだぞ、確か・・・。
「でも、俺、ペーパードライバーなんですよねぇ・・・。」
・・・そこまで責任は持たん。
またまた魅惑の地を見つけてしまった彼をよそに、悪魔のコンビの話は続く。
「ちょっと北上するけれど、花巻温泉もいいよね。」
「あ、その花巻温泉のさらに奥に、これまた渋い温泉街があるある!・・・台(だい)温泉っていって、これがまた詫び寂びの世界でねぇ・・・。」
「盛岡まで行けたら、盛岡冷麺かじゃじゃ麺か・・・。」
「あ、いいねぇ!!!」
さて、彼の行きたい病が更に重症化して、いきなり雲隠れ・・・なんて日はくるのかどうか。
ぺーパードライバーの彼を車に乗せて、はるばるみちのく路まで連れていってくれる人がいることを心から(?)祈る(?!)悪魔のコンビなのだった。