今日は出張だった。
まぁ何とか無事に仕事は終了したのでいいのだが。
それはさておき、今日同行した同僚の男性(ミツユビよりも大先輩)が、昼食時にミツユビに聞いてきた。
「鯛焼き、好き?」
突然の質問に「???」ではあったが、まぁそんなに大した話ではない。
「うん、食べますよ~。偶に餡子が食べたくなりますねぇ。」
と答えてみた。
で、その人が言うには。
「あのね、この近くに有名な鯛焼き屋があるらしんだよね。行列ができているんだってさ。」
・・・ほお、一体どこでそんな情報を。
と、思ったら、何とその人はインターネットでこの周辺をいろいろと調べたらしい。しかも、待ち合わせ(駅で集合)時間よりも1時間も早く着いていて、この町周辺を歩いていたらしい。
「このあたりって、昔の町人町でさぁ・・・。」
「・・・・・。」
出張の仕事には何にも関係ないのだが、何という調査ぶりだ。
で、仕事も無事に終わったので、帰り路。
「鯛焼き屋、寄っていく?!」
とまた聞かれたので、まぁそこまで有名ならきっと美味かろうと、勿論了解したのである。
が、その人はそこまで調べていながら、店の名前しか記憶していなかったのであった。
・・・・・・・・・。
あの~、インターネットで調べたなら、地図とかも検索できたのでは・・・。
本当にマメなのか大雑把なのか、非常に判断がつきにくい話である。
一応周辺を歩き回ったのだが、勿論すぐには分からない。が、しかし。そこまで聞いていてそのまま帰るのもちと悔しい。ならば致し方ない、携帯でググろうではないか!!
と、ミツユビが携帯を取り出していたら、何とその人は地元のおばちゃん(自転車に乗ってお買いもの・・・という完璧なジモピー)を呼び止めて聞いていた。
・・・すごいよ、その行動力
というのか、男性がわざわざ甘いものの店について尋ねるなど、恥ずかしいのではないか・・・というミツユビの考えはあっけなくアウト。
で、何とか店に辿り着いたのであった。
いかにも鯛焼き一筋ン十年というおいちゃんが、「はい、次の人!」と声をかける。そうしたら、客は「ここで1尾食べて、持ち帰りで5尾・・・。」とか言うのであった。
勿論、メニューは「鯛焼き」だけだ!!当然中身は餡子のみ!!!
クリームとかチョコレートとか、餅入りなんざ「邪道」だ!!というおいちゃんの意気込みが感じられるような気合の入りようだった。
で、数え方は「尾」である。これも当然だ、「鯛」だもの。「1個」なんていったら、おいちゃんが睨みそうだ!(汗笑)
ミツユビ達は1尾を店内で食べ、1尾を土産に買ってきたのだった。
もう頭からしっぽまで餡子三昧で、その餡子も甘すぎずに美味だった。
で、更に。
「男性の方は頭から、女性は尾から食べます。」
などというものが貼ってあって、そのこだわりにも笑ったのであった。
買ってきたもう1尾は明日のおやつだ(笑)。