数日前、ミツユビ母から電話があり、まずは用件を片付けた。
が、それで終わらないのがミツユビ母の電話。
近所のノラネコの話に始まり、その日列車内で見たおっちゃんの話、同級生(何年前だって!)の○○ちゃんから電話が来たとか、駅前の商店で大根が安かったなどなど・・・。
まぁ、今は毎日一人だから仕方があるまい・・・とできるだけ聞いているのであるが。
しかしだ、先日のミツユビ母。珍しくもトレンドに明るいような話をし始めたではないか。
「あのねぇ、おねいちゃん。黒人の外人さんがね、すごく演歌が上手くって、レコード(ミツユビ母にとっては、CDはレコードなのである^^;)出すんだって。」
「・・・ほぉ、よく知ってるじゃないの。」
「だってさ、今日テレビで歌ってたよ~。上手いんだよ、ホント。」
「あ~あ~、知ってる、知ってる。確かに上手いね。」
「うん、あのね、おねいちゃんは名前覚えてないでしょ。あたし言えるよ。」
・・・おお、珍しい事に自信満々でないか!!
「へぇ。んじゃ何ていうのさ、その人。」
と言うと、やはりミツユビ母はこうだ。
「あ、ええとね・・・。ああ、やだなぁ、ド忘れしちゃった!」
・・・ほらみろ。そんなことだと思った。
と、思ったのだが、本気で悔しかったらしい。しばらく「う~んう~ん」と唸った挙句、ひらめいたミツユビ母。
「あ、そうそうそう!!“チャド”だよ、“チャド”!!!」
・・・・・・・・・・・・。
「チャド」ですか、チャド・・・。
母よ、それ、アフリカの国だから・・・・・・・・・。
・・・・・あのさ、正解は「ジェロ」だろうよ、「ジェロ」(苦笑)。
そう言ったら、「あ、間違えた~~(笑)。似てるもんね。」だと。・・・どこが似てるんだ、どこがっ!!!!(大笑)
小さい「ャ」の字しか一緒じゃないって!!!(爆)
ああ、「この親にしてこの子あり」とだけは言われたくないぞ・・・と思ったミツユビだった。
でも、また次に聞いたら「チャド」とか言いそうだよな、ミツユビ母・・・・(汗笑)。