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老後資金は本当に「2,000万円」が必要?若いうちからできる対策方法をご紹介

2024年08月31日 | 投資

2019年6月に金融庁から報告書が公表されました。
この報告書は高齢社会における資産形成と資産管理に関するデータが公開されていましたが、この情報に基づいて報道された結果、「老後の生活には2,000万円が必要」と騒動になり、老後2,000万円問題として大きな注目を集めました。
しかし、本当に老後資金は2,000万円も必要となってくるのでしょうか?
今回は、老後資金が2,000万円必要だと言われた理由と、若いうちからできる老後資金のための対策方法についてご紹介します。
老後資金に不安を抱いている人やどれくらいの資産が必要になってくるか知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。


■老後資金は本当に2,000万円用意しないといけないのか?

そもそもなぜ「老後には2,000万円が必要」だと報道されたのでしょうか?
これは報告書の中で、2017年の高齢夫婦(無職)世帯の平均値を元に、毎月生活費の不足額が平均約5万円として、老後が20~30年継続すると仮定した場合に1,300万円~2,000万円不足すると記載されていたためです。
この情報を元に報道された結果、「老後のために2,000万円を用意しないといけない」と認識されていきました。
しかし、実際には報告書はあくまで平均の数値を使っているもので、すべての人が該当するものではありません。
例えば60歳を過ぎても現役バリバリで働いている人もいますし、無職でも子どもと同居し、持ち家に住んでいるため生活費が抑えられているケースもあります。
そのため、絶対に2,000万円を用意しないといけないわけではないことを覚えておきましょう。


■本当に必要な老後資金はいくらになる?

老後2,000万円問題はすべての人に当てはまる問題ではないものの、実際に老後資金が不足して生活に困ってしまうケースは少なくありません。
厚生労働省の簡易生命表では2022年時点で日本人の平均寿命は、男性で81.05歳、女性で87.09歳であることがわかっています。
平均値が80歳を超えているということは、90歳以上まで生きる可能性が高いとも言えます。
「人生100年時代」とも呼ばれている中で、やはり必要になってくるのがお金です。
では、具体的にどれくらいの老後資金が必要となってくるのでしょうか?


・単身世帯の場合

65歳以上の無職で単身世帯の場合、平均消費支出は月額約143,000円と言われています。
さらに別の支出として税金や社会保険料などの非消費支出は、約12,000円が必要となります。
単身世帯の場合、公的年金額は平均月額約121,000円です。
つまり、155,000円-121,000円=34,000円が不足する状態になるため、その分を貯金から切り崩す形になります。
毎月22,000円を切り崩していた場合、1年間で約40万円、20年間で800万円が必要になってくることがわかります。
ただし、これはあくまでも生活費のみの支出であり、例えば葬式費用や老人ホームへの入居費用も考えると、さらに用意しておくべき資金は増えていくでしょう。


・夫婦2人世帯の場合

65歳以上の無職で夫婦2人世帯の場合、平均消費支出は月額約237,000円になり、非消費支出は約31,000円です。
公的年金額は平均月額約22万円になります。
計算式に当てはめると、268,000円-22万円=48,000円が毎月の生活費から不足することになり、年間で576,000円、20年間で11,520,000円の切り崩しが必要です。

生活費をどれだけ抑えられるかによって不足する金額も変わってきますが、現在の生活水準なども考慮した上でシミュレーションしてみると良いでしょう。


■若いうちからできる老後資金のための対策方法

将来のことも考え、老後資金を貯めておきたい方は若いうちから始めておくのがおすすめです。
ここでは若いうちから始められる老後資金の対策方法をご紹介します。


・資産運用を行う

現在の資産を運用することで、少しでも資産を増やしていく方法がおすすめです。
運用方法も様々ですが、株式投資や投資信託などが挙げられます。
特に若い人が老後資金を考える際におすすめしたいのが、積立投資です。
現在はNISAなどで知られるようになってきましたが、まだよくわからないという方も多いでしょう。
積立投資のメリットには、株式を少額から購入できる点が挙げられます。
株式は購入単位が原則100株からとなっていますが、優良株を買おうとすると数十万円以上かかってしまいます。
しかし、積立投資なら毎月の積立金額を指定することが可能になるため、毎月100円~数千円程度でも投資できるようになります。
また、分散投資がしやすい点もメリットです。
分散投資は株式だけでなく、債券や不動産などあらゆるジャンルに投資することを指します。
分散投資をすることで、例えば全財産を株式に投資しており、投資していた企業の株が大幅に値下がってしまったとします。
すると投資していたすべての資産が影響を受けてしまい、自身の資産が減ってしまう可能性も高いです。
しかし、分散投資をしていれば、たとえ株式の値下がりが発生しても他の資産でカバーできるため、値下がりによる損失を最小限に抑えてくれます。

積立投資を始めるなら、先ほどもご紹介したNISAで始めるのがおすすめです。
NISAは非課税保有期間が無制限になり、年間120万円まで投資できます(つみたて投資枠の場合)。
余分に税金を支払わずに済むため、積立投資を始めるならNISA口座を開設すると良いでしょう。


・保険による資産運用も検討する

保険というと、病気やケガが起きた際に医療費や入院費を負担してくれるものというイメージを持つ方も多いでしょう。
しかし、保険商品によってはもしもの時に備えつつ、老後資金の準備にも活用できます。
例えば終身保険の多くは契約してからしばらく経った後に解約すると、解約返戻金を受け取れるようになっています。
この解約返戻金を活用することで、保険でも老後資金を備えていくことが可能です。
また、個人年金保険に加入すれば契約時に決められた年齢から一定期間、年金を受け取れるようになります。
公的年金だけでは生活資金が不足する場合、個人年金保険を利用することで貯金を切り崩さなくても生活費を賄えるようになるでしょう。


■退職金の活用方法も考えておく

企業に長年勤めていた場合、条件を満たしていれば退職金を受け取ることも可能です。
すべての企業で受け取れるわけではないですが、もし退職金制度がある企業に入社した場合は将来的に受け取れる退職金がどれくらいになるのか、事前に調べておくと良いでしょう。
また、すべて退職金頼りになってしまうのはNGですが、うまく活用することによってさらに資金を増やすことも可能です。
例えば退職金でまとまった資金を受け取れるようなら、個人向け国債や投資信託での運用を検討してみると良いでしょう。
特に投資信託は自分で株式銘柄を選ばなくても、プロに運用をお任せできるので安心です。
ただし、リスクが全くないわけではないため、退職金からリスクが取れる分の一部を回すようにすると良いでしょう。

 

今回は、老後資金に2,000万円が必要なのか、若いうちからどんな対策ができるのかをご紹介してきました。
老後資金は必ずしも2,000万円を用意しなくてはいけないわけではありません。
世帯によって必要な資産が異なるため、事前にどれくらい用意しなくてはいけないのか、自身の生活費なども考慮して計算しておきましょう。
また、老後資金の準備は早ければ早いほど準備もしやすくなります。
積立投資を少額から始めたとしても、20年、30年後には大きな老後資産になっています。
現役で働いている段階から将来のことも見据えて、老後資金の計画を立ててみましょう。

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高額当選したいなら!宝くじを当てるためにやるべき6つのこと

2024年08月28日 | ライフスタイル

当たれば数千万円、数億円が手に入る宝くじ、一攫千金を夢見て購入している方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、宝くじの当選確率は低いため、「本当に当たるの?」「当たるためにはどうすれば良いの?」と疑問に感じている方もいるはずです。
そこで今回は、宝くじに高額当選した人に共通する特徴や当選するためにやるべきことをご紹介します。
また、「宝くじが当たる人は決まっている?」とまことしやかにささやかれている噂の真偽についても解説します。
宝くじを当てたい、少しでも運気をアップし宝くじの当選確率を高めたいと考えている方は、ぜひ最後までお読みください。


■宝くじは当たる人が決まっている?

なかなか宝くじに当たらない時、何度も当選している人を見かけた時、本当は当たる人が決まっているのでは?と考えたことのある方もいるのではないでしょうか。
実際のところどうなのか、詳しく見ていきましょう。


・宝くじは完全ランダム!当たる人は決まっていない!

結論からいえば、宝くじで当たる人は決まっていません。
宝くじの仕組みは法律によって定められています。
さらに、宝くじの抽選は、公平性を保ち不正が行われることのないよう、整えられた環境の中で実施されており、数字は抽選機によってランダムに選ばれているほか、抽選会の様子はオンライン中継したり、会場で観覧したりすることもできます。
現実的に考えて、不正をするのは難しいため、当たる人が決まっているという噂は嘘であるといえるでしょう。


・当たる人は決まっていないが当たりやすい人はいる!

外部から細工することは一切できず、公平性が高い宝くじでは、当たる人が決まっているなんてことはありません。
しかし、当たりやすい人はいると言われており、宝くじの公式サイトでは高額当選者を対象にしたアンケート結果を公表しています。
その結果を見てみると、当たる人にはいくつか共通する特徴があることがわかります。
もちろん科学的根拠はなく、共通するからといって必ずしも当たるわけではありません。
しかし、特徴に当てはまる場合、高額当選する可能性が高いかもしれません。


■高額当選者はやっている!?宝くじを当てるためにやるべきこと

ここからは、宝くじに当たりやすい人がやっている購入方法をご紹介します。
どれも真似しやすいものばかりですので、宝くじを当てたいと考えている方は、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。


・購入するのは縁起の良い日に!

少しでも宝くじの当選確率を高めたいなら、購入する日にこだわりましょう。
実際、宝くじに当選している人の多くは、縁起が良いと言われる日に購入しています。
宝くじの購入におすすめな縁起の良い日は以下の通りです。

◎大安…すべてのことに吉とされ、縁起の良い日
◎天赦日…天が赦す日。年に5~6回しかない大吉日
◎一粒万倍日…撒いた籾が万粒にもなって実ることから縁起が良いと言われる日
◎寅の日…金運アップが期待できる日
◎巳の日…金運・財運が上がる日

吉日が重なるとさらに運気が良いと言われており、特に天赦日と一粒万倍日は年に数回しか重ならないことから最強の開運日とされています。


・購入する宝くじ売り場を選ぶ

宝くじに当選している人は、「近いから」「そこにあったから」といった漠然とした理由ではなく、意識して購入する宝くじ売り場を選んでいます。
例えば、過去に高額当選を出している宝くじ売り場は人気があり販売数も多くなるため、当選する確率が高くなります。
また、過去に少額でも自分が当たったことのある売り場、自分にとって縁起の良い方向にある売り場など、風水や直感を参考に運気の良い売り場を選ぶと、と当選確率が上がると言われています。


・連番とバラはどちらも購入する

宝くじでは前後賞もあるため、連番で買うことで高額当選を狙うことが可能です。
一方で、バラ購入の場合、ピンポイントで当てないといけないとはいえ、前後賞だけ、1等だけを当てられる可能性があり、よりチャンスを広げることができるでしょう。
どちらにもメリットがあるため、連番とバラのどちらか片方だけではなく、両方とも購入するのがおすすめです。
また、購入する枚数が多いほど当選確率が高まりますが、必ず当たるわけではないため、無理のない範囲に納めることが大切です。


・購入するなら午後よりも午前を狙う!

スピリチュアルでは、午後よりもご縁のほうが良いエネルギーが集まりやすく、運気も高まると言われています。
そのため、少しでもゲンを担ぐなら、午前中に宝くじを購入するのも良いでしょう。


・宝くじは継続して購入するのが鍵!

宝くじの当選確率は非常に低いため、たった1度の購入で当てるのは至難の業です。
高額当選を狙うなら、例え少額ずつでも継続して購入するのがおすすめです。
実際、宝くじ公式サイトのアンケート結果を見てみると、1度にまとめて購入している人よりも、少額ずつでも定期的に購入している人のほうが当たりやすい傾向にあることがわかります。
1回2回当たらないからといって諦めるのではなく、継続して購入することでいつの日か高額当選する日が訪れるかもしれません。


・保管は落ち着いている場所を選ぶ!

宝くじを当てたいなら、保管場所にもこだわることが大切です。
購入後、バッグや財布に入れたままと言う方も多いでしょう。
しかし、財布やバッグは一日に何度も開け閉めすることもあり、運気が逃げやすいと言われています。
高額当選を狙うなら、運気の逃げやすい環境ではなく、引き出しのように暗くて涼しい落ちついた場所で保管するのがおすすめです。
また、玄関や神棚も良い気が入ってくる場所なので、宝くじの保管に適しています。


■宝くじに当たるために!運気を上げる方法!

宝くじに当たる人は、良い運気を呼びよせることを自然に行っていると言われています。
最後に、運気を上げるための方法をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。


・自然と引き寄せの法則を行っている

引き寄せの法則とは、叶えたい願いや夢をイメージしていると、それを引き寄せて現実になるというものです。
例えば、「宝くじを絶対当てる」「宝くじを当てて旅行に行く」など、当選後のイメージを具体的にしている人は、引き寄せの法則によって宝くじに当たりやすいと言われています。
これは、良いことを想像することで、ポジティブ思考になるからだと考えられます。
明るく楽しく日常を送ることは、結果として良い運気を呼び寄せることにつながります。


・徳を積む

徳を積むとは、良い行いを重ねておくことを言います。
例えば、「困っている人を助ける」「道に落ちているゴミを拾う」など、見返りを求めず良い行いを積み重ねることは、自分自身の徳を積み重ねることであり、良い運気につながります。
運気がアップすれば強い金運を引き寄せることができるでしょう。
また、日々徳を積むことは、自分への自信にもつながります。
宝くじが当たらなかったとしても、身に付けた自信は、きっと良いことや幸運を運んできてくれることでしょう。


今回は、宝くじに当たるためにやるべきことをご紹介しました。
宝くじの当選者は完全ランダムのため、「これをすれば絶対に当たる」というものではありません。
しかし、過去の当選者を見ると共通する部分があるのも事実です。
宝くじに当たりた人は、過去の当選者が行っていることを真似してみて、自分自身の運気をアップできるよう行動してみてはいかがでしょうか。

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そのスキンケアは間違っているかも?正しいスキンケア方法について解説

2024年08月22日 | 美容

「毎日スキンケアしているはずなのになぜか肌の調子が良くない」「丁寧にケアしているはずが肌のくすみが取れない」などの悩みを抱えている方もいるでしょう。
このような肌悩みを抱えている場合、スキンケアの方法を間違えている可能性が考えられます。
特に30歳以降から肌の調子がイマイチという方は、年齢に合ったスキンケアでないかもしれません。
そこで、この記事では間違えているスキンケアの例に加えて、正しいスキンケアをご紹介します。
肌悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてください。


■それ間違っているかも!?間違えやすいスキンケアを紹介

健康的で美しい肌を手に入れるためには、日々のスキンケアが欠かせません。
しかし、間違えた認識のままスキンケアをしている場合、肌をケアしているつもりが負担をかけている可能性もあります。
ここでは、間違えやすいスキンケアを紹介していきます。


・クレンジング

メイクをしている場合、皮脂や化粧品を残さないように丁寧に念入りにしている方も多いでしょう。
小鼻の脇や目の周辺など、残りやすい部分を念入りに擦っている方もいますが、実はこのクレンジング方法はおすすめできません。
また、長時間メイク落としを乗せている場合、必要な皮脂まで落とす可能性があります。
他にも肌の乾燥や敏感肌になるケースもあるので、間違ったクレンジングを続けていると洗うたびに肌がダメージを受けている状態になるでしょう。

・洗顔料

洗顔料はできるだけ泡立てて使うようにしましょう。
泡立ちが少ないと洗顔の時に手と肌の摩擦が起こってしまい、洗うたびに肌が刺激を受けている状態になります。
すぐにしぼんでしまう泡では、洗浄力を感じられないだけでなく、洗い残しが出やすいでしょう。
また、洗う際にゴシゴシ擦ると、乾燥やシミ、シワなどを招く恐れもあるので注意してください。

・ピーリング

肌に残った古い角質を除去できるピーリングは、ターンオーバーを促進させられるケアです。
本来、肌のサイクルは28日周期となっていますが、ターンオーバーが乱れている場合は古くなった角質が残ってしまい、新しい細胞の生成がうまくいかなくなってしまいます。
定期的なピーリングは、ターンオーバー促進のために取り入れている方もいるでしょうが、過剰なピーリングによって必要以上の角質除去がされてしまうだけでなく、ターンオーバーのリズムを乱すこともあるので注意しましょう。

・洗い流し

顔を洗う時、熱いお湯の方が汚れも落ちやすいと考えているかもしれませんが、この考えが肌を傷める原因になるので止めましょう。
熱いお湯は肌に必要な皮脂も流してしまい、乾燥を招いてしまいます。
また、冷たすぎる水では皮脂が固まって毛穴も閉じてしまうので、肌に汚れが残る可能性もあるでしょう。
シャワーなら洗い残しもないと使用する方もいますが、シャワーの刺激が肌の負担になることもあるので避けるべきです。

・化粧水の付け方

化粧水を浸透させるためにコットンで顔をとにかくパッティングしている方はいませんか?
パッティングそのものが肌への刺激になってしまうので、過剰なパッティングはダメージを与えます。
また、化粧水を勢いよく豪快に顔に付けたり、使用量よりも少なかったりするのもおすすめできません。
このような化粧水の使い方はできるだけ避けましょう。


■正しいスキンケアの方法は?

上記の間違ったスキンケア方法を見て、実際にやっていたという方もいるでしょう。
ここからは、正しいスキンケア方法をご紹介します。


・クレンジングは優しくなじませる

クレンジングをする際には、できるだけ優しく洗うようにしましょう。
クレンジングは乳化させて落とすものなので、念入りに擦る必要はありません。
優しくメイクに馴染ませて落とすのが正しいやり方です。
マスカラやリップなどのポイントメイクは、専用のリムーバーやクレンジングをコットンなどに馴染ませてから拭き取ると落ちやすくなります。
その後、顔全体にクレンジングを優しく滑らせるように馴染ませてから洗い流します。
ぬるま湯でクレンジング剤が残らないようにしっかりすすいでください。
長時間クレンジングを顔に残していると、皮脂の詰まりや乾燥を招くので丁寧に優しく洗いましょう。


・洗顔料はしっかり泡立てる

クレンジングの後は、洗顔料をしっかり泡立てて洗います。
クレンジングだけすれば十分と考えている方もいるかもしれませんが、クレンジングと洗顔料を使うダブル洗顔でないと洗いきれません。
洗顔料は100均などで販売されているネットを使うと、ふんわり弾力のある泡になります。
柔らかく弾力のある泡でないと、洗う時に肌と手の間に摩擦が生じてしまい肌を傷めてしまうからです。
レモン1個分くらいの大きさを目安に泡立ててから、手のひらが肌に直接当たらないように洗いましょう。


・ピーリングは特別なケアとして使う

自宅でピーリングをする場合は、日焼け後やスクラブ洗顔使用後などを避けてから行いましょう。
肌が傷ついた状態でピーリングすると、刺激になって炎症が起こる可能性もあります。
洗顔後、手のひらにピーリングを乗せて肌の上で円を描くようにマッサージします。
古い角質がぽろぽろ出てきたら、ぬるま湯で洗い流して水分をふき取りましょう。
必ず使用頻度を守りつつ、特別なケアとして使うのがおすすめです。


・洗い流しはぬるま湯でたっぷりと

洗い流す際には、お湯の温度に注意しましょう。
体温より高い温度にならないようにしますが、少し冷たいと感じるくらいがベストです。
手のひらにたっぷりのぬるま湯をためてから、そのまま顔にかけます。
泡は顔の上から下にかけて流れていくので、おでこの生え際から流していきます。
生え際、耳に近い部分、あごの下周辺は洗い残しやすいので、溜めたぬるま湯で丁寧に洗いましょう。
丁寧に洗い終えたら、清潔なタオルで顔をこすらないように水分だけを吸い取るイメージで拭いてください。


・化粧水はハンドプレスで浸透させる

洗顔後は、早めに化粧水を使いましょう。
5分以内を目安にして、手のひらやコットンを使って優しくなじませます。
擦ったり強めのパッティングをしたりする必要はありません。
化粧水を人肌に温めてから両手を顔に当てて馴染ませていきます。
使う量は化粧水に記載されている量を目安にしますが、コットンを使う場合は浸透するくらい使うのが良いでしょう。
化粧水はハンドプレスで肌に馴染んでいくのを感じながら付けますが、コットンの場合は摩擦が起きないように注意してください。
繊維で肌をこすらないようにしながら、肌のしっとり感が出るまで続けます。


・美容液や乳液、クリームなどを使う

商品によっては導入美容液などを化粧水の前に使うこともありますが、多くの美容液は化粧水の後に使います。
美容液は肌の悩みに合ったものを使うと、悩みが解消しやすいです。
年齢に合わせて選ぶのも良いでしょう。
美容液を使わない場合はクリームや乳液を使いますが、これも記載されている量を目安にして使いましょう。
乳液やクリームには、肌の水分を蒸発させない効果がありますが、クリームの方がより保湿成分が多くなります。
乾燥しがちな季節はクリームに変更するなど、肌の調子に合わせて選ぶのが良いでしょう。

 

 

毎日の洗顔は正しい方法を知っておかないと、日々肌にダメージを与えていることになり、肌トラブルも改善しないでしょう。
また、自分に合ったスキンケア商品の使用によって肌の調子を変えていくことができます。
上記の内容を参考にして、正しいスキンケア方法を実践していくと同時に自分に合ったスキンケアかどうかを考えてみましょう。

 

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得する年金の受給時期って?元が取れる時期や注意点を知って受給時期を検討しよう

2024年08月10日 | マネー

年金は、60歳から受給できます。
しかし、60歳になったら必ず受給を開始しなければならないというわけではなく、60歳~75歳の間から受給開始時期を選択できるようになっています。
では、どの時期から受給すると支給額が多くなるのでしょうか。
今回は、支給額が多くなる受給開始時期や年金制度ならではのルールをご紹介します。
年金受給で少しでも得をしたい方、年金受給時期を検討したい方はぜひ最後までご覧ください。


■年金の受け取り方には繰り上げ受給と繰り下げ受給がある

まず、年金で得をしたいという場合は、「繰り上げ受給」と「繰り下げ受給」について知っておく必要があります。
年金は、本来65歳から支給されるものですが、希望すれば受給時期を60歳以上65歳未満に早められます。
これを繰り上げ受給と言います。
そして、本来65歳から支給される年金を66歳以上75歳未満になるまで受け取らないことを繰り下げ受給と言います。
一見、受給時期を60歳以上65歳未満に早めた方が得できるように思えます。
しかし、実際はどうなのでしょうか。
繰り上げ受給と繰り下げ受給のメリットとデメリットを見てみましょう。


・繰り上げ受給のメリットとデメリット

繰り上げ受給は、年金を早くもらえるというメリットがあります。
早期退職、老後の資金不足といった場合に、安定した収入を確保できるのです。
しかし、65歳未満で年金受給を開始すると、生年月日に応じて年金額が減額されてしまうというデメリットもあります。
減額率は、昭和37年4月1日以前生まれの場合1ヶ月あたり0.5%、昭和37年4月2日以降生まれの場合1ヶ月あたり0.4%です。
昭和37年4月2日以降生まれで65歳から受給開始すると年額60万円になる人を例に挙げてみましょう。
繰り上げ受給では65歳までの年金で計算するため、「0.4%×60ヶ月(5年)」で減額率が算出できます。
つまり、繰り上げ受給したときに減る年金額は、「60万円×24%=144,000円」となります。
この減額は65歳以降も続くため、長生きした場合は年金の総受取額が少なくなると言えるでしょう。
反対に、早く亡くなった場合は、年金の受給期間が長いことで、総受取額が多くなることもあります。


・繰り下げ受給のメリットとデメリット

繰り下げ受給のメリットは、年金額が上がる点です。
繰り下げ受給の場合は、1ヶ月あたり0.7%が増額されます。
年額60万円になる人を例に挙げると、70歳へ繰り下げした場合、「0.7%×60ヶ月(5年)」で42%の増額率になることが分かります。
つまり、繰り下げ受給した時に増える年金額は、「60万円×42%=252,000円」です。
デメリットとしては、年金による収入が得られない、早く亡くなると年金総受取額が少なくなることが挙げられます。


■繰り上げ受給と繰り下げ受給の注意点

次に、繰り上げ受給と繰り下げ受給の注意点を見ていきましょう。


・繰り上げ受給の注意点

繰り上げ受給の注意点には、次の4つが挙げられます。

◎取り消しができない
繰り上げ受給は本来受け取れる年金から減額されたものを受給することになるため、タイミングを見て取り消し、後で繰り下げ受給をしたいと考える方がいるかもしれません。
しかし、繰り上げ受給は1度申請すると取り消しができないため、慎重に考える必要があるのです。
先ほどもお伝えしたとおり、繰り上げ受給を開始すれば、生涯減額された年金を受け取らなければなりません。

◎繰り上げ受給は厚生年金も同時に行う
厚生年金にも加入している場合、国民年金だけでなく、厚生年金も繰り上げ受給することになります。
国民年金のみ繰り上げ受給を行うことはできないため、注意しましょう。
ちなみに、繰り下げ受給に関しては、国民年金と厚生年金の受給時期をずらすことができます。

◎国民年金に任意加入できない
繰り上げ受給の申請をすると、国民年金に任意加入できなくなります。
つまり、年金を増やすために未納額を支払いたい・追納したいという場合であっても、支払うことができません。
繰り上げ受給を行う場合は、未納額や保険料免除期間についても確認しておくと安心です。

◎その他制度の対象外になる
年金を繰り上げ受給すると、65歳未満であっても、年金にまつわる制度においては「65歳に達した人」として扱われます。
そのため、障害基礎年金や寡婦年金の対象外になってしまうのです。
障害基礎年金は65歳未満の人が所定の障害を持ったときにもらえる年金です。
繰り上げ受給した場合は、所定の障害を持った場合でも障害基礎年金を受け取れなくなります。
寡婦年金は、10年以上国民年金の第1号被保険者として保険料を納めていた夫が年金を受給せずに死亡した場合に妻に支給される年金です。
婚姻期間が10年以上ある妻に限りますが、60歳~65歳までの間に支給されます。
障害基礎年金と同様、繰り上げ受給した場合は寡婦年金の対象外となります。
また、寡婦年金の受給期間に繰り上げ受給した場合も寡婦年金を受け取れなくなるため、注意が必要です。


・繰り下げ受給の注意点

繰り下げ受給の注意点には、次の3つが挙げられます。

◎早く亡くなると損をする
繰り下げ受給してもらえる年金が増えても、長生きできなかった場合は損をしてしまいます。
例えば75歳から年金をもらう計画で動いていても、74歳になくなってしまった場合は、受給額0円となります。

◎繰り下げた分だけ手取りが増えるわけではない
75歳に繰り下げ受給すれば、年金額が84%増えます。
しかし、年金(収入)が増える分、税金や社会保険料も増えるため、繰り下げた分だけ手取りが増えるというわけではないのです。

◎繰り下げ受給は遺族には関係がない
繰り下げ受給中に亡くなり、遺族年金の受給対象者がいる場合は、遺族年金が支給されます。
しかしこの遺族年金は、増額される前の金額が基準となるため、遺族は繰り下げ受給の恩恵を受けられないのです。


■いつからもらえば得できるの?

繰り上げ受給や繰り下げ受給の制度を見ると、どちらにもメリット・デメリットがあることが分かりました。
それらをふまえると、一体いつからもらえば得できるのでしょうか。
これは、何歳まで生きられるかが分からない現状では、いつもらえば得できるのかを断言することはできません。
事前に年金受給年齢について検討しておきたいという場合は、保険料の元が取れるのはいつなのかを把握し、理想の受給年齢を考えてみるとよいかもしれません。
そもそも、得できる受給時期が分からないなら、せめて保険料の元を取りたいと考える方は多いでしょう。
国民健康保険の場合、20歳~60歳まで保険料を納付し続けると、総額が約815万円となります。
昭和31年4月2日以後生まれの場合の年金は、年額816,000円です。
つまり、10年以上受給すれば元が取れると言えます。
厚生年金の場合は、収入や加入期間で異なる場合が多いです。
日本年金機構の「令和5年度の年金額の例」によると、平均標準報酬が439,000円で40年間勤めた場合、保険料の総額は約1,930万円になります。
この場合、年金の年額は約190万円となるため、約10年で元が取れると言えます。
元が取れる時期を詳しく知りたいという方は、自分の平均標準報酬や加入期間、そして保険料の総額を確認し、元が取れる時期を計算してみましょう。

 


今回は、得する年金受給時期についてご紹介しました。
損をしないもらい方は、人によって異なるため、一概には言えません。
しかし、繰り上げ受給や繰り下げ受給メリット・デメリット、注意点などをふまえて検討すれば、理想の年金受給を実現しやすいでしょう。

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