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多田野が日本ハムと再契約!

2010年12月17日 22時10分59秒 | オフの話題 in 2010-2011
ウワサ通りとなりました。ともかく多田野は来年もハムの人ということで。

多田野数人選手と再契約(公式)
【日本ハム】多田野→戦力外→再契約!(ニッカン)

背番号は65、年俸は2700万円ダウンの800万円プラス出来高払いということらしい。


まぁ色々ありましたけど、よかったと思いますよ。
一時はソフトバンクが育成枠でっていう話もありましたけど、それに比べたらハムの800万(支配下枠)のほうがいい条件ですからね。

一度自由契約にした球団のやり方に不満がある人もいるようですけど、これもしかたないでしょう。
多田野は800万。これは球団の査定として決めたことですから、変えるわけには行きません。
日本ハムはBOS(Baseball Operation System)を格としたチーム作りをしてますし、これが揺らいでしまうとすべてが崩壊してしまいます。

で、多田野に800万を提示して「はいそうですか」で決まれば何もややこしいことは無かったんですよ。
でも、当然ですけど2700万ダウンの800万なんてそう簡単に呑めません。呑めというほうが無理があるでしょう。
しかしこのダウンは野球規約で定められた幅を超える減俸なので、下交渉をして交渉は決裂したと思われます。

この辺は球団側にも問題は無いですし、多田野にも驕りがあるとか批判されるようなことでもありません。
ここで良心的ではない球団ならば、選手に任意引退もほのめかして大幅減俸を迫るかもしれません。
しかし(自分は当然のことだと思うんですが)日本ハムは自由契約と言う選択肢をとりました。

自由契約になった多田野はトライアウトでも好投したんですが、結局は「ソフトバンクが育成契約で」という評価以外はなかった模様です。
これが個人的にもそうですけど、本人も、一番残念だったことじゃないでしょうか。
多田野ほどの力があればどのチームでも一軍を争えます。
育成枠なんてとんでもない。1000万そこそこで先発6枚目が手に入るのに、どうしてどのチームも獲らなかったのか・・・。

結局、多田野にとっては「ソフトバンクで育成」か「日本ハムで800万」かの2択?ということで、日本ハムを取ったと。
日本ハムも別に藤井の時のように、素行不良なんかでフリーエージェント(自由契約)というわけではなかったので、再契約しない理由もなかったのでしょう。


この辺、結局言い方ひとつだと思うんですけどね。

日本の場合、システム上は「自由契約」「任意引退」「フリーエージェント」「ポスティング」という4種類ぐらいありますが、実際「自由契約」の中に「戦力外通告」「解雇」というものが含まれています。
私はそもそも自由契約=戦力外という図式が気に入りません。
契約が折り合わないから自由契約にするけど、戦力としては必要ってこともあるでしょう。
必要な戦力には湯水のように資金を使えると言う球団は、そう多くないんですから。

今回の多田野の場合は、全球団に対して無償トレードを公示したようなもの。
いや、無償トレードでしたら最終的なトレード決定権は球団にありますから、それよりもさらに自由に選手がやりやすいのが自由契約ですね。

英語でFree Agentというと自由契約という意味らしいです。
だから多田野も実際のところFAなんじゃないかと。推測ですが。
この前、讀賣に行った藤井が「事実上の戦力外で~」とか言ってましたが、そういう意味では藤井は戦力外でしたね。
Cクラス選手がFA宣言をしてどこも手を上げなかったら、それは自由契約と全く同じ状況ですし。

逆に自由契約にしても、元球団が「低年俸でもよければ再契約しますよ」と言っていれば、それはCクラスのFA選手と同じです。
多田野に関してはFA権はまだまだ取得していませんが、球団と選手が話し合って事実上のFAにしたんじゃないかなぁ。完全に憶測ですがw



・・・と、色々書きすぎましたけど、単純に多田野にはがんばってほしい。
体調さえよければ全然まだまだやれる選手ですし。先発足りてへんしね(^^;

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